この日のライブはなじみ深いエレキギターのフレーズと三線の音色で幕を開け、宮沢和史(Vo)、小林孝至(G)、山川浩正(B)、栃木孝夫(Dr)の4人は、1曲目「島唄」を1音1音かみしめるように観客に届ける。曲の途中からはサポートメンバーもステージに加わり、壮大なアンサンブルが日本武道館を彩った。 2曲目「YOU'RE MY SUNSHINE」ではダンサブルなビートに乗って、南流石(Dance, Cho)らとともに宮沢もそろいのダンスを披露。そのまま「Human Rush」「TOKYO LOVE」「brangkat -ブランカ-」と、アルバム「極東サンバ」からのナンバーで会場を踊らせていく。宮沢の「最高の夜だ」という言葉を経て、バンドは「そばにいたい」「月さえも眠る夜」といった楽曲をゆったりと演奏。会場を幻想的な雰囲気で染め上げた。 その後バンドメンバーが一旦退場すると、ステージ上に1人残った宮