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ブックマーク / natrom.hatenablog.com (11)

  • 「ニセ医学」本が発売になりました - NATROMのブログ

    『■ 「ニセ医学」に騙されないために』が日発売になりました。すでに、さまざまなご意見、ご感想をいただいています。当にありがとうございます。見は出版社からいただきましたが、屋で売っている現場をまだ見ていません。通勤途中の屋に一軒だけ寄りましたが、残念ながら売っていませんでした。 しかし、すでにツイッターなどでいろんな方が「届いたよ」「売っていたよ」と教えてくださいました。中にはコーナーまで作ってくださった書店員の方もいらっしゃいました。 なとろむ(@NATROM)先生の《「ニセ医学」に騙され ないために》のコーナー作りました! http://t.co/PTq00vSqnf— suganon (@pata_ich) 2014, 6月 24 当にうれしく思います。「とりあえず解説文だけでも読んでみて下さい」とありますが、片瀬久美子さんのブログで読むことができます→■NATROM

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    kouchi203
    kouchi203 2014/06/28
    上のリンク踏んで購入したのでスターください
  • メタモル出版から本を出したわけ - NATROMのブログ

    ■「ニセ医学」に騙されないためにを出すにあたって、なぜメタモル出版からなのか、疑問に思われた方もいたようである。もっともな疑問である。 怪しい出版社から執筆依頼メールが来た これまでも「を書きませんか」というオファーは何度かあった。名前ぐらいは知っている、とある出版社からブログについて「書籍化の可能性はないものか」というメールをいただいたこともある。しかし、「実際にお会いしてお打ち合わせ」できないか、という段階で問題が生じた。出版社は東京にある。実績のある著者のならともかく、一ブロガーのの企画段階で九州までの出張費は出ない。というわけで、残念ながらこの話はご縁がなかったことになった。他にもちょこちょこ出版の話はあったが、たいていは自費出版を勧めるスパムまがいのものであった。 そんなとき、「執筆のお願い」というメールをいただいた。メールの差出人は「メタモル出版」とある。あまり聞かない名

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    kouchi203
    kouchi203 2014/06/10
    「これあかんやつや」
  • 遺伝子の起こし方 - NATROMのブログ

    遺伝子スイッチオンで有名な村上和雄の記事が毎日新聞に載ったよ。 ■暮らしWORLD・からだ百科:遺伝子の起こし方(毎日新聞) たとえば「火事場のばか力」といわれるように、人間は極限状況で普段考えられない力を発揮します。これは眠っていた良い遺伝子のスイッチがオンになったからです。逆に悪い遺伝子のスイッチが入ってしまうと、さまざまな病気につながります。ただ、これも「笑い」などの好ましい刺激によってスイッチが切り替わり、治ることがあります。糖尿病の患者さんたちに吉興業の漫才を聞いてもらう実験をしたところ、血糖値が平均46ミリグラム下がる効果が表れました。このように遺伝子は、決して固定した存在ではなく、条件次第で働きが変わっていくのです。 火事場のばか力なる力が存在することは否定しないが、それが「眠っていた良い遺伝子のスイッチがオンになったから」というのはいかがなものか。さすが、「この分野の研究

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    kouchi203
    kouchi203 2014/01/25
    これだ
  • 部屋を整理していたらジョジョの第一話が出てきたよ - NATROMのブログ

    実家で部屋を整理していたら、いろいろとカオスなものを発掘した。たとえば、「ジョジョの奇妙な冒険」の第一話。第一巻じゃないよ。単行じゃなくて、週刊少年ジャンプに掲載されていたものを、ジョジョのところだけ切り取って保存していたのだ。おそらく、単行に収録されるときに白黒になるので、掲載時のカラーページを保存しておきたかったのだと思われる。思われるって言っても保存しておいたのは自分なのだが、20年前の自分は他人と同様だ。さて、ジョジョの第一話と言えば、有名な誤植がある。少年時代のジョナサンが、ディオに愛犬を蹴られてこう叫ぶ。 「なっ!何をするだァー――――ッ ゆるさんッ!」 (ジャンプコミックス ジョジョの奇妙な冒険 第一巻 1987年8月15日第1刷より引用) 単行では「何をするだァー――――ッ」であるが、それでは連載時はどうか。 「なっ!なにをするんだァー――――ッ ゆるさんッ!」 (週

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  • 今回報道された急性白血病と福島原発作業の因果関係は? - NATROMのブログ

    福島第1原発作業員が白血病によって死亡したというニュースがありました。まず、亡くなった作業員の方に哀悼の意を表します。 ■急性白血病:福島第1原発作業員が死亡 東電が発表 - 毎日jp(毎日新聞) 東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松純一原子力・立地部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明した。 東電によると、男性は関連会社の作業員で8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。東電は16日に元請け企業から報告を受けた。事前の健康診断で白血球数の異常はなく、今回以外の原発での作業歴は不明という。 作業と急性白血病での死亡の間の期間が短い

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  • 救急救命士による点滴 - NATROMのブログ

    救急救命士が「交通事故負傷者を搬送中に、救急救命士法に違反する点滴を行っていた」という報道があった。 ■救急救命士、「生命の危険」で患者に違法点滴 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 同部によると、救命士は先月7日、常滑市内で起きた交通事故現場に出動。負傷した男性(35)に、救急車内で血流確保のための輸液を静脈に点滴した。救命士は「大量出血で意識がもうろうとしていたため、搬送先の常滑市民病院の医師と連絡を取りながら輸液を行った」と説明したという。負傷した男性は病院で治療を受け、現在は快方に向かっている。 救急救命士法の施行規則では、心肺停止状態の患者に限って医師から具体的な指示を受けながら、点滴や気管にチューブを挿入して酸素を送ることができるが、男性は心肺停止状態ではなかった。 同部の事情聴取に対し、救命士は「施行規則のことは知っていたが、生命の危険があると思ったの

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    kouchi203
    kouchi203 2011/03/07
    「点滴や気管内挿管に時間をかけるより、一刻でも早く搬送したほうがいいという可能性もある。」 挿管は難しいから現場で時間が掛かってしまい死亡率上昇って、どこかで読んだな。
  • ファインマンさんが若者たちのやる気を引き出した方法 - NATROMのブログ

    「リーダーが部下のモチベーションを上げる方法」のようなエントリーは、わりとブックマークを集めるようだ。そういう情報を必要としている人がいるのだろう。特殊な事例ではあるが、ファインマンが部下のやる気を引き出した方法を紹介しよう。ファインマンは、アメリカ合衆国のノーベル物理学賞受賞者で、第二次大戦中はロスアラモスで原爆の開発に関わった。■ご冗談でしょう、ファインマンさんによると、ファインマンは、優秀な高校生を集めたグループを率いて、IBMの機械を用いて膨大な計算を行うという仕事を行った。 ロスアラモスで仕事につかされたこの若者たちが、まずさせられたことといえば、IBMの機械にチンプンカンプンの数字を打ち込むことだった。しかもその数字が何を表わしているのかを教えるものは誰一人いなかったのだ。当然のことながら仕事は一向にはかどらない。(P193) マンハッタン計画は最高機密であり、集められた若者た

    ファインマンさんが若者たちのやる気を引き出した方法 - NATROMのブログ
    kouchi203
    kouchi203 2011/01/07
    マンハッタン計画について書かれた本を読んだことがあるけれど、確かにこれは特殊な状況下だなあ。ファインマン並みに優れた経営者でないと無理だったりして。
  • エコパラダイス処理でアレルギーフリーに? - NATROMのブログ

    卵や小麦をアレルギーフリーにする謎の技術がいつのまにか開発されたらしい。 ■空気が、水が、シフォンケーキが、薬になる - 住まいに安らぎを - 楽天ブログ(Blog) 卵も小麦も使っているのにアレルギーフリーになっちゃったんです。 「エコパラダイス工法の電子が豊富な酸化還元空間に置く事により残留?した抗生物質や農薬等のアレルギー物質を分解除去*1」するらしい。いったいどのような機序でアレルギー物質が分解されるのか、はたまた、どうやって分解されたことを確かめたのか、不明である。そもそも卵や小麦のアレルギー物質(アレルゲン)は主に蛋白質であって、残留した抗生物質や農薬ではない。 エコパラダイス株式会社のサイト((URL:[]http://www.barbarians.co.jp/[]))では、非科学的な説明が散見されるものの、さすがに「エコパラダイス処理でアレルギーフリーに」などという危うい説

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  • お金の切れ目が命の切れ目 - NATROMのブログ

    肝臓癌の治療薬にソラフェニブという薬がある。商品名はネクサバール。日では2009年5月から保険適応となった。肝臓癌の治療法は、部分肝切除術、ラジオ波焼灼療法、肝移植、腫瘍塞栓術、持続動注化学療法など複数あり、病期や肝障害の程度によって使いわける。ソラフェニブは切除不能な肝細胞癌が対象となる。海外で行われた二重盲検プラセボ対照試験では、生存期間の中央値はソラフェニブ群で 10.7 ヵ月,プラセボ群で 7.9 ヵ月であった*1。 ちなみに、薬価は、1錠5000円強。標準的な投与量は1日あたり4錠なので、1日あたりにすると2万円強、1ヶ月あたり60万円強ということになる。保険適応になっているから、患者さんの自己負担は60万円の3割で18万円。これは高額療養費制度の適応になるので、平均的な所得の人ならば、ソラフェニブ以外の医療費も含めて自己負担額は8万円強程度になる。差額は組合・政府などの保険者

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  • 木村盛世医師と口蹄疫 - NATROMのブログ

    厚生労働医系技官で医師でもある木村盛世氏の著作(厚労省と新型インフルエンザ)は読んだことがある。木村盛世氏の主張に賛同はできない部分もあるし、やや危ういところもあるように思われたけれども、それでも読む価値のあるであった。また、木村盛世氏はブログやtwitterで積極的に発言している。情報を発信していることは高く評価されるべきである。ときにおかしな発言があったとしても、情報を発信しないよりましである。この点を踏まえた上でなお、最近の木村盛世氏の口蹄疫に関する発言には疑問がある。一例を挙げよう。口蹄疫の発生源について、「風に乗ってきた可能性が強い」という発言をされた*1。 前回もそうだが広島などからでなく宮崎、ということは風に乗ってきた可能性が強い。 確かに、「口蹄疫ウイルスは,陸上では60km,海上では250kmもの距離を風で伝播すると指摘されている」*2。なるほど、現時点で風に乗ってきた

    木村盛世医師と口蹄疫 - NATROMのブログ
    kouchi203
    kouchi203 2010/05/29
    「もはや情報源でなく、ウォッチの対象とみなしはじめている。」 奥ゆかしい言い回し
  • 丸山ワクチンに期待できない理由 - NATROMのブログ

    丸山ワクチンとは、結核菌を熱水処理して作られた、癌に効果があるとされる注射薬である。保険適用はなされていないが、有償治験薬という変則的な方法で使用可能である。丸山ワクチンの評価として、「間違いなく効く」から、「ただの水」というものまで、幅広い意見がある。私は、丸山ワクチンに薬効が証明される可能性はきわめて小さいと考えている。その理由は、40年近く35万人以上もの症例に使用されてきたにも関わらず、効果を示唆する証拠がほとんどないからである。 「間違いなく効く」という主張は陰謀論とリンクしていることが多い。著明な効果があると仮定すれば、承認されていないのには何らかの理由が必要だからだ。たとえば、以下のブログでは、丸山ワクチンが認可されなかった理由は官民癒着により正当な評価がなされなかったからだとする週刊新潮の記事を引用してある。 ■丸山ワクチンはなぜ「認可」されなかったのか?(Birth of

    丸山ワクチンに期待できない理由 - NATROMのブログ
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