Popular Science:脳の仕組みは、まだ詳しくは解明されていません。科学者や研究者は何百年にもわたって、人間の身体でもっとも複雑な構造を持つ脳という器官のあちこちをいじり回して、これまでにわかっている部分や機能については名前をつけてきました。しかし、重大な疑問に対する明確な答えはまだ見つかっていません。たとえば、「脳はエネルギーの大半を何に費やしているのか」とか、「病気で脳内のニューロン(神経細胞)に相互作用が引き起こされる場合があるけれども、その仕組みはどうなっているのか」といった疑問は、未解決のままです。 IBMのある研究者が、そういった疑問を解決する糸口らしきものを見つけました。「脳は、安静時に何をしているか」を示す仮説モデルを提示したのです。安静時というのは、読書や考えごとはおろか、調理などもしていない場面です。モデルを提唱したIBMの神経科学者James Kozlosk
![脳が膨大なエネルギーを消費する原因は「グランド・ループ」?IBM研究者による仮説モデル | ライフハッカー・ジャパン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b509add4f236586bfad48ba984251d3c2f3d1e8e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Flifehacker%2Fdist%2Fimages%2F2016%2F03%2F160302its_solved_brain.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)