3月3日に、本編の続編のような記事を書きました。キーワードは、NHKのクローズアップ現代の報道、さらに、環境省の報告書のための検討会でどのような疫学的な検討が行われたか、などです。 環境問題の面白い特徴の一つは、メディアによってそれが「作られる」ことである。 そして、健康至上主義、これは自己至上主義の一部であるが、の現代人にとって、非常に怖い悪者になることもある。 その条件は、まず「新鮮な用語」、要するに、記者も一般市民も知らない単語であること。そして、もう一つの条件が危機を煽ることができること。健康被害は勿論だが、加えて、現状であれば、中国・韓国に対する国民的反感を増幅できることも条件の一つである。 要するにメディアの商業主義と現代人の自己至上主義という二つの条件を満たしていることであるが、久々にこれらに合致したものが、「PM2.5」であった。 実際のところ、どのような影響があるのか。ど