映画とテレビの連ドラの違い 映画とテレビの連ドラに共通点があるとすれば、事前の告知、宣伝が非常に重要であるということだ。ただし、放映開始以降の事情は大いに異なる。 連ドラでは初回視聴率が25%を超えたといったことが話題になる。テレビ以外の娯楽がこれだけ多様化してきている中で、25%という数字は大変なものだ。テレビならではの数字であり、ネット経由の動画サービスでも、それだけの数字で同時視聴がなされたらインフラ的に対応できないと思われる。 初回視聴率が高い数字を記録することは不思議な気持ちにもなる。映画でもドラマでも、見てみないことには楽しめるかどうかは判断できないはずだからである。連ドラの初回については、楽しめるに違いないと思った人がそれだけの数に及んだことになる。 テレビ局にとって、番宣がいかに重要かということが窺い知れる。事前の番宣の段階で、ストーリーや配役を見て関心を持ってくれる視聴者