陸上に、ぽんっと置かれたトリガイ。じっとしているかと思ったら、中からにょいっと足が出てきて突然暴れはじめた。 「ちょっとしたホラーですやん…」というコメントとともに投稿されたトリガイの動画が、Twitterで話題になっている。 この動画を投稿した仙台うみの杜水族館の広報担当者に話を聞いた。 【仙台うみの杜水族館】ちょっとしたホラーですやん…。#s_uminomori #トリガイ #鳥貝 pic.twitter.com/xCZ9PwULAf — 仙台うみの杜水族館公式 (@sendaiuminomori) September 6, 2019 突然暴れ出すトリガイ 9月6日にツイッターに投稿された24秒の動画。 仙台うみの杜水族館へ新たにやってきたトリガイを撮影したものである。 いっけん、なんの変哲もないトリガイ……のはずが、動画がスタートして数秒後、殻と殻の隙間から長〜い足をにょろにょろっと
バケツを一回り大きくした樽(たる)が並ぶ水槽に、昨秋にふ化した0・5ミリほどのアサリの稚貝が数え切れないほどいる。豊前市の豊前海そばにある県水産海洋技術センター豊前海研究所。その一角の光景だ。 3月からは、センターが開発した海で効率的に育成できる装置「かぐや」に稚貝を並べ、岸壁から2カ月ほどつるして1センチほどに育てる。このやり方は、陸上の水槽で育てる従来の育成法に比べ期間を大幅に短縮し、生産コストは10分の1。その後、稚貝を砂利入りの網袋に入れて干潟に置くと、1年から1年半ほどで3センチほどの成貝になるという。 一方、築上町が行っているのは、干潟に置いた砂利入りの網袋で海の天然の稚貝を採取し、1年半ほどで3センチ以上の成貝に育てる方法。半年に1回程度、網袋を裏返すことによって、成長を促すことができるという。 センターによると、豊前海(福岡県側)のアサリ漁獲量は1986年にピークの約1万1
岡山大学大学院環境生命科学研究科(農)の福田宏准教授は、欧米の古文献を再調査した結果、日本では食用として広く知られている貝類のサザエが、これまで有効な学名をもたず、事実上の新種として扱われるべきであることを解明し、サザエの学名を新たに「Turbo sazae Fukuda, 2017」と命名しました。本研究成果は5月16日、日豪共同刊行の軟体動物学雑誌「 Molluscan Research 」電子版に公表されました。 サザエは、日本ではアサリやシジミと並んで最もよく知られた貝類であり、国民的アニメーションの主人公の名前にもなっています。しかしそのような種ですら、我々人類はアイデンティティを正しく把握できていなかったのです。このことは、生物の種の正確な識別と同定がいかに困難であるかを示す一端として示唆的です。 <本研究成果のポイント>○ 地球上に存在するあらゆる動物の種のうち、学名のない種
こんにちは。いつだっけか横浜でインタビュー受けてて「グラハム・カーに会って怒られたい」とか適当なこと言って(そのまま掲載された)、担当氏もいたのでついでに店を回りましょうみたいになり(校了作業真っ最中なのだがこちらが馬鹿で無知なので足を引っ張っている)、結果得られた生物についてです。手持ち金がなかったので立て替えてもらいました。まだ返してません。 ではまず白みる貝です。そごうの鮮魚売り場の入り口にある高級鮮魚店にしかその時なかったので高かったです。 別の店の本みる貝です。この日以外で目撃していないので運が良かったといえます。あるとは思わなかったんですがあったので、この時点で「みる貝対決」の路線が決定しました。インターネットの皆さんはみる貝が好きです。これ2個より上の白みる貝のほうが高かったです。これは1個1500円です。 サイズ比較です。とっととバラしてしまったので殻だけになっています。
有明海で不漁が続く高級二枚貝タイラギについて、国立研究開発法人水産研究・教育機構(横浜市)が稚貝の大量生産に成功した。稚貝にまで成長させられれば完全養殖が可能になるが、これまでの技術では卵から幼生になった段階で死ぬ確率が高く、50年来の難題とされていた。今年から大分県沖などで完全養殖技術の開発を本格化させ、2018年度までに全ての技術を体系化したマニュアルを作成する計画だ。 稚貝の生産技術研究は1960年代に各地で始まった。ただ、幼生は水中で粘液を出すため、通常の人工飼育では気泡に付着して水面に浮き、プランクトンを食べられなくなるなどしてほとんどが死滅していた。 大量生産に成功したのは同法人の瀬戸内海区水産研究所(広島県廿日市市)。2011年から人工種苗(人工的に生産する稚貝)の開発に取り組み、幼生の生存率を高めるため、飼育水槽を改良。気泡に付着した幼生に水面上からシャワーを浴びせて水
本格的な春を迎え、はまぐりが美味しい季節です。お吸い物に酒蒸し、バター焼き……皆さんはどんな食べ方がお好みですか? ところで、近ごろ、スーパーなどで目にするはまぐりそっくりの貝、「ホンビノス」をご存じでしょうか。大きさも形もよく似ていますが、実ははまぐりとホンビノスは、異なる種類の貝なんです。 そこで今回は、伊勢丹新宿店・東信水産の土方晃さんに、はまぐりとホンビノスの違いや見分け方を教えてもらいました。 はまぐりとホンビノスはどこが違うの? 故郷(原産地)が違う 貝殻、むき身の色、形 味わい、香り はまぐりは在来種、ホンビノスは外来種 「もともとホンビノスは北米原産の外来種。1998年頃から日本でも確認されるようになりました。最近では、潮干狩りでも獲れますよ。一方、国産はまぐりは今や高級食材。以前は各地で獲れていましたが、今では伊勢湾や柏灘など、限られた地域でしか獲れなくなってしまいました
船橋市の主要な百貨店、スーパーでもホンビノス貝の販売コーナーが設けられている(2月22日、西武船橋店で) ◇漁獲高1億円 スズキに次ぐ収入源 船橋市でホンビノス貝の漁獲量が増え続けている。県内の水揚げの8割を占める同市の今年度の漁獲量は、前年度(842トン)の1・5倍のペースで推移し、1月には初めて1000トンを突破。三番瀬ブランドで知られる 海苔 ( のり ) やアサリの極端な不漁が続く中、救世主的な存在となっている。(長原敏夫) 2月8日、船橋市漁協所属の貝専門漁師の吉種信二さん(53)は、200キロのホンビノス貝を水揚げした。「アサリが取れない冬場も漁獲量が安定している」と表情を緩めた。かつてはアサリ専門だったが、今は漁獲の8割がホンビノス貝だ。 地元では当初、正体が分からずに捨てられていたが、米国でクラムチャウダーなどに使われる食材であることが分かり、船橋市漁協は2007年から本格
記事一覧 発掘貝化石、高校生が自ら新種証明 日本古生物学会の会員に (2015年5月5日午前7時00分) 貝の化石研究が日本古生物学会から認められた吉村君。手前はこれまで収集してきた貝類の標本=福井市の自宅 福井大附属中出身で、横浜市の高校2年生、吉村太郎君(16)が、中学2年の時に見つけた貝の化石を自ら研究し「新種」と結論付け、今年1月の日本古生物学会で発表した。専門家も「間違いない」と太鼓判。正式認定に向けて論文を執筆中の吉村君は「絶対新種だと信じていた。非常にうれしい」と話している。 吉村君が新種と研究結果をまとめた化石は、イタヤガイ科エゾキンチャク属の二枚貝で、北海道などを中心に生息するエゾキンチャクガイに近い種とみられる。 中学2年の時に富山県高岡市に広がる200万〜300万年前の地層から発掘。同じ地層から見つけたエゾキンチャクガイの化石などと比較する研究を始めた。 大学の
東武百貨店船橋店(船橋市本町7、TEL 047-425-2211)レストラン街で12月4日、船橋産のホンビノス貝を使ったオリジナルメニューの提供が始まる。 「ダッキーダックキッチン」が提供する「ホンビノス貝のボンゴレビアンコ」(1,274円~) (関連画像) 同店ではこれまでにもニンジン、枝豆、小松菜、梨といった船橋の特産農産物を使ったオリジナルメニューを、レストラン街のシェフらとともに開発し提供してきた。今回は初めて海産物を使ったメニュー作りに着手、8店舗でオリジナルメニューを提供する。 船橋漁港のホンビノス貝水揚げ量は約400トンで国内最大。この事実に注目した同店開発担当者が「船橋の一次産品をもっと多くの人に知ってもらいたい」と限定メニュー開発に踏み切った。 「ホンビノス貝は、発見された当初邪魔者として扱われ市場でも値が付かなかった。現在は関係者の根強い努力によって、船橋の貝漁では主力
貝の缶詰を集め、その生態の紹介などをする企画展「貝の缶詰展」が、西宮市貝類館(同市西宮浜)で開かれている。14日まで。 貝を身近に感じてもらおうと企画された。同館の研究員がスーパーマーケットなどで買い集めた7種類の貝の缶詰と、それぞれの缶詰に使用されている貝の貝殻を一緒に展示。合わせて生態も紹介している。缶詰で「赤貝」として使われることが多い「サルボウ」や、貝柱の薫製などの缶詰に使用される「イタヤガイ」などが並んでいる。 展示している缶詰は、研究員らが1週間ごとに1缶ずつ調理。その際、つくったオリジナルレシピを紹介している。現在、「アサリの和風ボンゴレ」や「ホタテの中華風スープ」、「ツブ貝のかき揚げ」などのレシピが料理写真とともに展示されている。 水曜日休館。大人200円。小中学生100円。問い合わせは、同館(電)0798・33・4888。
グルメ・クーポン情報サイト『ホットペッパーグルメ』(リクルートライフスタイル)で『ホットペッパーグルメ トレンド座談会』が“貝”をテーマに開かれた。嗜好性が高いとされる貝だが、その座談会の結果とは――。 まずは、そもそもなぜ貝で座談会なのかということへ営業部部長で座談会の座長を務めるフードコーディネーター・有木真理さんは、「リーマンショック後、外食を特別視する傾向が高まっており、家で食べられないもの、専門性の高いもの、という食事を提供する業態が好調です。貝もその1つ。中食産業がさまざまな分野で売上を伸ばしていますが、貝はまだまだ外食で楽しむもの。いわば外食の聖域と言えます。最近ではさまざまな種類の貝に対し、さまざまな食べ方の提案があり、ますます貝を楽しむ環境は整っていくと思います」と、熱弁を振るう。 ホットペッパーグルメリサーチセンターの調査(※下記参照)によると、この1年で食べた貝料理の
皆さんは「ジャンボタニシ」をご存じだろうか。今は害虫だが、もともと食用で持ち込まれたものだというので食べてみることにした。 ご注意事項 ・ジャンボタニシには寄生虫などがおり、手で触ったりしたあとは必ず手を洗いましょう。 ・上記の理由からしっかり火を通して食べましょう。 ・今回の記事はややグロイので虫の嫌いな方はそっと閉じてください。 皆さんジャンボタニシという生き物をご存じでしょうか? ジャンボタニシは「スクミリンゴガイ」という名前の淡水に生きる貝で、稲などの農作物を食い荒らす害虫です。世界の侵略的外来種ワースト100リストというやつにも入ってるようです。日本では食用として海外などから持ち込まれたものが、野生化して分布を広げているのだそうで、沖縄でいうアフリカマイマイと同じような経緯みたいですね。 資料を調べてみると沖縄県では昭和55年にシンガポールから15匹のジャンボタニシを持ち帰った人
薬剤を扱う看護師。仏パリ(Paris)の病院で(2013年7月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【3月17日 AFP】オーストラリアの研究チームは16日、イモガイの毒から作った実験用の薬剤に痛みを麻痺させる作用がある可能性が示されたことを明らかにした。この実験結果を受け、中毒性のない新しい鎮痛薬の開発に期待が高まっている。 人体への試験は行われていないが、この試験的薬剤については、慢性神経痛のための代表的な薬剤と考えられているモルヒネやガパペンチンなどに比べて、およそ100倍の効果があると考えられているという。 有効成分は、西太平洋やインド洋で多数生息している肉食のイモガイから採取したコノトキシンだ。 イモガイにとって獲物となる魚などの生物は、刺されると同時に注入される毒によって全身が麻痺してしまう。この麻痺している間にイモガイは獲物を食べ尽くすという。 研究を
島根大と北海道教育大の合同チームが、島根県西ノ島町美田の約1200万年前の地層で見つけた二枚貝2種の化石を新種と特定、「オキノホタテ」「ゴダイゴソデガイ」と命名し、日本古生物学会の英文誌「パレオントロジカル・リサーチ」(1日発行)で発表した。 2010年5月、海岸近くの崖に露出した地層で発見。追加の標本を集め、新種であることが分かった。 オキノホタテは2・4~8・3センチの化石6個が見つかった。イタヤガイ科の新種で、ヤベホタテガイ属では最古の種。同属の他の貝に比べ殻が横に広く、平たいのが特徴。今回の発見はホタテガイの仲間の進化の過程を知る上で貴重な手がかりになるという。 一方、ゴダイゴソデガイはロウバイガイ科の新種。殻は約1センチと小さく、表面に模様がほとんどない。隠岐諸島に流された後醍醐天皇にちなんで名付けた。調査した島根大の入月俊明教授(古生物学)は「今回の発見が、隠岐ジオパークの
トップ > 静岡 > 12月30日の記事一覧 > 記事 【静岡】 浜名湖でハマグリ増殖中 Tweet mixiチェック 2013年12月30日 ◆新たな収入源へ資源管理を徹底 昨年、浜名湖で水揚げされたハマグリの殻=浜松市西区の舞阪協働センターで 昭和30年代以降、浜名湖でほとんど採れなくなっていたハマグリの捕獲量が近年、増えてきている。浜名湖では今年、アサリが不漁だったこともあり、浜名漁業協同組合(浜松市西区)は、新たな資源として注目。保護策を取りながら、生息数の増加に期待する。 浜松市農林水産政策課などによると、ハマグリの捕獲量が増えてきたのは二、三年前から。二〇一二年は六~八月の出荷量が三十三キロで、十一月は八・八キロ、十二月は約三十キロ。それ以降は、保護のため、浜名漁協が捕獲を規制。今年九月には漁業者以外の乱獲を防ぐ目的で、県の漁業権対象魚種の設定を受けた。 浜名湖のアサリは二〇
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