⇒【前編】はコチラ ――レスラーは試合ごとにテーマがある、というのをよく耳にします。 中邑:そうですね。非常に意識しますね。意図した通りにはいかないことのほうが多いですけど、だからってやめられない。そうじゃない自分を見せたところで、なんのためにやってんですか? という話ですよね。……って、プロレスラーに講義しているみたいですけど、大丈夫ですか?(笑) この間、女性のレスラーにアドバイスを求められて、こういう話をしましたよ。 ――わたしも女子プロに憧れているんです。リングで戦っているときの気持ちを味わってみたくて。 中邑:ああ、ハイハイ、分かります。僕もプロレスラーになりたいと思ったのは、獣神サンダーライガーが東京ドームの長い花道を颯爽と歩いてくるときに、「カッコいい! 歩きたい!」と思ったんですよ。あそこを歩くにはレスラーになるしかないんだ、という。あんな華やかなステージを歩いて、今から戦
![最大のテーマ“感情のコントロール”/中邑真輔インタビューVol.3【プロレス女子の手記・最終章】<後編> | 女子SPA!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8063682a9a3922ba5e783a97ccb8f0d0e4e4bd58/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjoshi-spa.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F05%2Fs_nakamura_itv-13-e1431092593886.jpg)