本日、といってももう昨日ですが。買い物に行って鮮魚売り場を通ったら、イイダコかと思うようなサイズの「明石産 真ダコ」が売られている。タコと言えば鯛と並んで明石近辺の瀬戸内海を代表する水産資源なのにこのざま。一昔前ならアサリとしても「小ぶりかな?」と思ったであろうサイズのハマグリも売られている。どちらも、とてもじゃないが手を出すきになれない代物だ。たとえ「どうせ私が買わなくてもすでに死んでいる/じきに死ぬ」のだとしても。 なにぶん高齢化が進んでいる昨今だから、売り場には私と同年輩かそれ以上の世代の客がうようよいる。彼らは自分の記憶にあるはずのかつての鮮魚売り場と比較したりはしないのだろうか? 阪神間でも明石よりモロッコ産のタコが幅を利かすようになって久しいが、タチウオの産地が「オマーン」となっているのをどれだけの客が気にしているのだろう。 小難しい本など読まなくても、鮮魚売り場で目を見開いて
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