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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (14)

  • 追悼 宮谷一彦:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    追悼 宮谷一彦 宮谷一彦さんが亡くなった。2022年6月28日。心よりご冥福をお祈りいたします。 お会いしたことはない。むしろ遠ざける心理があった。それだけ大きな存在で、厄介な存在でもあったということだろう。 2000年3月「BSマンガ夜話」で、たまたま刊行された宮谷『肉弾時代』を契機に放映することになった。僕はもう自分一人で一時間喋りまくる覚悟で準備を始めたが、どう考えても彼の果たしたことを『肉弾時代』だけで語り切れないと思い、スタッフを通じて宮谷さんにお伺いを立てた。「自分の持っている単行にもなっていないスクラップの作品も含めて、『肉弾時代』以外の作品も触れたいが、お許し願えないか」と。直後、宮谷さんから直接FAXをいただき、「そのほうがありがたい。君とはいずれこうした形で出会えると思っていた」とあった。じつは、大学生の頃僕は宮谷さんに手紙を出しており、その中で彼の作風が変化したこと

    追悼 宮谷一彦:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kowyoshi
    kowyoshi 2022/07/01
    宮谷一彦先生、お亡くなりに…
  • 長谷邦夫さんご逝去:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    訃報が続きます。長谷邦夫さんが亡くなりました。フェイスブックでご長男・長谷洋之氏がご報告されています。ご冥福をお祈りします。 2018年11月25日、うっ血性心不全のためご逝去。81歳。 いい方でした。安らかに。

    長谷邦夫さんご逝去:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kowyoshi
    kowyoshi 2018/12/03
    赤塚不二夫先生のブレーンでもあった長谷邦夫さんが…
  • 日経は大衆文化系弱いね:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    http://www.nikkei.com/article/DGXNASGR0400S_U3A200C1000000/ アングレームBD祭で『ドラゴンボール』が特別賞、という記事なのだが、 〈日漫画などに影響を受けたフランス人が描くフランスの漫画は「バンド・デシネ」と呼ばれ、フランスの文化・芸術の一角を占めている。〉 とある。すごいね、どうも。 たしかに日マンガに影響を受けたBDもあるし、日やアジア、欧米各国のマンガの翻訳出版が、フランスのマンガ出版点数の半分を占めるといわれ、もっとも世界に開いた市場であることはたしかだが、アメリカン・コミックス、カートゥーン、日のマンガ含めても、それらに影響を与えてきたのは、歴史的にはむしろ欧州のBDだといわれている。コミック・ストリップへの流れが19世紀前半スイスのテプフェールから始まるという最近のマンガ史でいえば、この記事は逆のように読める。

    日経は大衆文化系弱いね:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/02/05
    レベルとしては「ミスリルという金属を使っているから、指輪物語はFFのパクリ」というのに近いのかな?(違っているかもしれないが)
  • 「漫画サンデー」休刊:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    毎日jp 「漫画サンデー:54年の歴史に幕 2月休刊へ」 Yahooニュース 「出版社、書店、取次不況の実態…新刊の7割が返品、コンビニでも雑誌売れない」 「漫画サンデー」が休刊するようだ。60年代、漫画集団系の「大人漫画」の雑誌であり、やがて手塚治虫『人間ども集まれ!』、藤子不二雄A『毛沢東伝』など、ストーリー・マンガ、劇画に移行し、老舗漫画雑誌としてがんばってきた。ここしばらく、『静かなるドン』、『湯けむりスナイパー』などをのぞき、これといったヒットに恵まれず、苦戦してきた。じつは毎号送ってもらっていたので、目を通していたが、あれこれと試行錯誤を繰り返していて、苦労しているのがわかった。中には、任侠団体が学校経営、出版社経営に乗り出す話とか、歴史モノとか、お笑い芸人原作のマンガとか、ちょっと面白いな、という企画もあったが、どれもヒットに結びつかなかった。体力のないマンガ雑誌の悲哀を感じ

    「漫画サンデー」休刊:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/01/09
    窃ないわね(つ∀`)
  • 『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    デヴィッド・ハジュー『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』(小野耕世、中山ゆかり訳 岩波書店)読了。素晴らしいです。460p2段組の分厚いなのに、次が知りたいのでページを繰るうちに読み終えてしまった。 地道な取材、インタビュー、当時の記事などを積み重ね、具体的に何が起き、誰が何を思い、話したかが、きちんと書かれているので、今まで漠然としていた50年代にアメコミをほぼ壊滅させてしまった(そのため、少なくともその直後にはスーパー・ヒーローのみが残った)バッシングの経緯がイメージできる。 取材の中心はコミックブックを制作した側、経営者、編集者、アーティストたちだが、バッシングした側(心理学者、政治家、ジャーナリスト、母親など)、その当時はほとんど発言の機会のなかった読者たち、あるいは読者ですらなかったが、焚書運動に参加した者たちの言説まで紹介し、その事態を多角的に描写し

    『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/06/13
    そういや、日本で漫画規制を叫んでいるのって、ある種の宗教勢力の影が…
  • 「夏目漱石財団」閉鎖についてのお知らせ:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    2009年7月当ブログで、同年4月に設立されていた「夏目漱石財団(一般財団法人夏目漱石)」に対し、私は、同意いただいた親族とともに活動に反対する旨、ご報告いたしました。その後、財団の一部の方と連絡協議し、財団は活動停止状態になっておりました。 今回、2年の活動停止をもって、公式に財団閉鎖の手続きが終了したとのご報告をいただき、閉鎖事項証明書のコピーを入手いたしました。事情を知らずに財団に参加された方々にはご迷惑をおかけしましたが、ようやく正式に財団問題が解決したことになります。 この厄介な問題をともに解決していただいた財団の方、及びご協力いただいた方々に心よりお礼申し上げ、ご報告させていただきます。 以下に、当ブログでご報告した記事と、関連情報のURLをご紹介します。ただ、知らずに財団に関わってしまった方々に、さらにご迷惑をおかけしたくないので、ここではコメント欄をカットして転載いたします

    「夏目漱石財団」閉鎖についてのお知らせ:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kowyoshi
    kowyoshi 2011/10/23
    やっと解決したようでなにより
  • 安永航一郎『青空にとおく酒浸り』1~3:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    安永航一郎『青空にとおく酒浸り』1~3(徳間書店) いやあ、めちゃくちゃで面白いなあ。話はいきなりで、行き当たりばったりで、ばかばかしくて、かつカワイイ。ひどすぎる環境でけなげにナニゲなく力強く生きるスキニーな女の子二人、とくに数回で主人公になってしまった「しのさん」最高! 詳しい設定を書く気にもならんほどどしゃめしゃな展開なのだが、ま、とにかくそのテが好きな方は読んでほしい・・・・ってわからんか、これじゃ(笑 さて、今仕事場はケンケンで歩くしかないほど資料のマンガで埋もれたままなのだが、明日土曜、いよいよ「からだの文化」の発表。そのために仕事場はゴミ箱に。お題は「マンガにおける修行身体像の伝承」(身体表象のHPにある要旨とは、ちょと内容変わってます) http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2010/06/post-9bdf.html 李老師の馬貴八卦掌/易

    安永航一郎『青空にとおく酒浸り』1~3:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
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    kowyoshi 2010/07/16
    房之介先生の割には…なのか、房之介先生でも…なのか。いや、面白いですよ、酒浸り。
  • アメリカから「料理マンガ」の研究者が:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    ニュー・メキシコ大学で教えておられるローリー・ブラウ(Lorie brau)さんから、日の「料理マンガ」研究の情報収集のために来日するのでお会いしたいとの連絡をいただき、せっかくなので今日のゼミで発表をしていただいた(もちろん流暢な日語で)。ブラウさんは、72年に来日され、円菊さんのところで噺家修行も2ヶ月され寄席にも出られたという日通で、すでに米国で落語についてのを出されている。こんどは料理マンガについてのを計画されているのだ。おかげでゼミは大変刺激的に盛り上がった。 発表は、結論のあるものではなく、現在彼女が考えているポイントをあげられる形式だった。箇条書きで書き出すと、こんな感じ。 1)少年、少女マンガ、青年マンガなど、マンガのサブジャンルに様々に存在する「料理マンガ」をどんな枠組みでとらえたらいいか。また、それらの間で「料理」のイメージはどう異なるのか。 2)商品市場とし

    アメリカから「料理マンガ」の研究者が:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
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    kowyoshi 2010/06/10
    とりあえず、この研究者さんがドカコックとか読むのを期待する。あと一連のビッグ錠料理漫画
  • 都条例「改正」についてのお知らせ:夏目房之介の「で?」:ITmedia オルタナティブ・ブログ

    由香里さん、ヤマダトモコさんのSNSでの発言を受けて、情報の広報をいたします。 「東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト」 http://mitb.bufsiz.jp/ コンテンツ文化研究会では、今日7日に緊急集会が行われたようです。 http://icc-japan.blogspot.com/2010/02/blog-post_27.html ※追伸 集会の報告のあるブログを発見。 「3日坊主のメイドさん」 http://d.hatena.ne.jp/marinba/20100307#20100307fn6 僕自身はこの手の問題にはどうも距離感があり、あまり正確な把握や判断に自信がありません。 ただ、この問題でいわれている「非実在青少年」規定、つまり18歳以上に見えないキャラクターの規制対象化と、単純所持の規制は問題だろうと思います。 海外での幼児ポルノなどへの対応は、幼児売

    都条例「改正」についてのお知らせ:夏目房之介の「で?」:ITmedia オルタナティブ・ブログ
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    kowyoshi 2010/03/09
    地下に潜ればいいメソッドも通用しなくなるかもしれない未来
  • みなもと太郎『松吉伝2』とギャグマンガ史:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    以前、このブログで紹介した、みなもと先生のご祖父・松吉氏の話を描いたマンガ、その2である。みなもと先生よりお送りいただいた同人誌だが、これまた前作同様、むちゃくちゃ面白い。今回は朝鮮の連川で警察署長をしていた頃の話中心で、のちに3・1運動につながる民衆反乱に遭遇したりする。そのとき松吉は、暴徒に向かい、ただひとり馬に乗って向かい、何と暴徒は「大軍」と勘違いして逃げ散ったという。まるで勝海舟のオヤジ、勝小吉の挿話みたいだ。また、警察署長にもかかわらず、共産党の活動家を密かに匿ったり(これも勝が維新後、中国の革命家などと会っていた挿話を彷彿とする)、満州の甘粕との交流、母上が愛新覚羅家の女性と懇意だった話など、とてつもない話が満載(といってもわずか50ページ弱だけど)。とにかく、やたらと人物の大きい人だったようだ。 ところで、このには「文芸別冊 赤塚不二夫追悼」(2008年 河出書房新社)所

    みなもと太郎『松吉伝2』とギャグマンガ史:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
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    kowyoshi 2010/01/09
    次は2月のコミティアに出るはずなので、気になった人は行って買いましょう
  • 1)一般財団「夏目漱石」の解散:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    7月に一般財団「夏目漱石」なるものが設立されたことにつき、私と多くの親族が反対する旨を、このブログで公表し、新聞記事にもなりました。その後、私は財団の理事であったI氏から連絡をいただきました。氏によれば、多くの財団参加者が他の親族の同意を得た上でのことと信じて参加したとのことでした。I氏とは、その後財団問題の解決を探って面談もし、メールでのやりとりを続けておりました。 I氏の対応は率直で誠実でした。氏も財団解散を望みましたが、議決に至らず、他の親族の同意なければ活動休止という線でようやく落ち着きそうでした。そこにさらに「夏目漱石」の登録商標申請の問題が起きました。さいわい、こちらも取り下げとなり、ほぼ落着といって状態にたどり着きました。 これらの経緯をブログに公表すべく原稿を用意し、I氏にも確認してもらっておりました。それが10月1~2日のことです。 10月3日(土)夜、I氏よりメールが届

    1)一般財団「夏目漱石」の解散:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
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    kowyoshi 2009/10/07
    無事に解決してなにより/結局は財団一人の暴走ということか?
  • 清水勲『四コマ漫画 -北斎から「萌え」まで』岩波新書:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    「萌え」まで・・・・というところに受けて、すぐ買ってしまったのだが、まだ最初の方しか読んでいない。1「四コマ漫画の誕生 -江戸時代」、2「西洋四コマの到来 -明治時代」までである。 清水さんは、「漫画」という概念を古来の〈戯画的表現〉、「遊び」「風刺」をこととする絵の表現としているので、当然四コマ漫画も、コマ的な枠組で囲まれる戯画的表現のうち、たまたま4コマで構成される江戸時代から始めている。また、「漫画」という言葉が現在に続く媒体表現を呼ぶようになる以前の戯画的表現も同様に「漫画」と定義するため、1章冒頭では〈江戸時代には、文字絵・粗画・狂画・百面相・略筆・戯筆・笑い絵など二百余の戯画表現スタイルおよび、それを表す言葉があったことが、漫画大国であったことを裏づけている〉(同書3p)とし、4コマが定着してゆく理由を〈「起承転結」というそのリズムが日人の感性に合ったのかもしれない。このリズ

    清水勲『四コマ漫画 -北斎から「萌え」まで』岩波新書:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kowyoshi
    kowyoshi 2009/09/02
    4コマヲタとして、やはりきちんと買って読まないとダメかなあ
  • 「夏目漱石財団」なるものについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    最近、僕のところに「夏目漱石財団」なるものを設立したので協力してくれとの手紙が届いた。一部の親族が関わっているらしいが、僕の連絡した親族たちは困惑し、いささかうんざりしている。放置しておくと混乱も予想されるので、急きょ相談の上以下のような文書を報道機関、出版社、博物館などに送付した。各方面に周知し、良識的な判断を望みたい。 2009.7.12   夏目房之介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みなさま いつもお世話になっております。 このたびは、漱石長男純一の息子・夏目房之介として、夏目漱石に関連することでお知らせがございます。 年6月17日付で私のもとに「夏目漱石財団」設立の知らせ及び協力要請の手紙と、一般財団登記の事項説明書コピーが送られてきました(同様のものが漱石長女筆子の娘・半藤末利子宛にも送付)。それによると設立は年4月1日。 同財団の

    「夏目漱石財団」なるものについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
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    kowyoshi 2009/07/11
    正直アレだったATEの代表がケツ持ちということは、あきらかに一人をそそのかしている下衆がいるな/ウィキペディアの記述を信じるなら、一人氏はM資金詐欺に引っかかるタイプ
  • 日経新聞文化欄「アニメ・マンガ国立施設」(6月27日付):夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    アニメ、マンガなどの収集・展示施設「国立メディア芸術総合センター」についての賛否を報道しているのだけど、なんかいろいろと首を傾げるとこが多い。 僕も詳しく調べたわけでもないし、このテの政策物件は苦手分野なので、素人の疑問かもしれないけど、まず「メディア芸術」ってアニメ、マンガのことなの? ざっと見ただけだが、文化庁のサイト「メディア芸術の国際的な拠点の整備について」によると、〈映画、マンガ、アニメーション、CGアート、ゲームや電子機器等を利用した新しい分野の芸術の総称〉だとある。この場合、マンガという出版メディアも「新しい分野」なんだろうか。一体どういうくくり方なんだろうという疑問もあるし、読んでも何を目的にして何がしたいのか、よくわからない。それにしても、報道が「アニメ、マンガ」で一くくりにしちゃってるのは、正確じゃないんじゃないのかね。 http://www.bunka.go.jp/o

    日経新聞文化欄「アニメ・マンガ国立施設」(6月27日付):夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kowyoshi
    kowyoshi 2009/06/30
    大阪国際児童文学館を潰したという点は大きいよね。それでよくアーカイヴとか言えた義理かとは思う
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