神戸市と兵庫県西宮市のプロテスタント系キリスト教会4カ所で24日、消火器が投げ込まれているのが見つかった。兵庫県警は器物損壊事件として捜査している。 県警や署によると、24日午前4時50分ごろ、神戸市灘区大和町1の教会で、ガラスの割れる音を聞いて駆けつけた男性牧師(42)が消火器を見つけた。5時半ごろには、警戒中の東灘署員が東灘区御影3の教会の窓が割られているのを発見。玄関内には消火器が転がっていた。須磨区稲葉町7の教会でも午前10時半ごろ、女性牧師(36)が礼拝堂に投げ込まれた消火器を見つけ110番した。 午前8時50分ごろには兵庫県西宮市神楽町の教会の男性牧師(74)が教会1階にある礼拝堂の玄関横の窓ガラス(縦約35センチ、横約30センチ)1枚が割れ、消火器がそばに落ちているのに気付き、110番した。【衛藤達生】