「本書の意義が、陰にも陽にも、読者諸氏に吟味されることを望む」『超知能AIをつくれば人類は絶滅する』書評:江永泉 発売直後から反響が大きく早くも重版が決まった、エリーザー・ユドコウスキー&ネイト・ソアレス『超知能AIをつくれば人類は絶滅する』(櫻井祐子訳)。本書の主張をどのように受け止めるべきか、様々な議論を呼んでいます。本記事では、『闇の自己啓発』などで知られる批評家の江永泉氏による書評を公開します。 四月の5日間で書かれた評江永泉率直なメッセージがある書物なので、まず本文から抜粋する。 ・ 「本書の議論の核心は、単純明快だ。「人間より速くよりよく思考する機械が創造されれば、かつて人類を襲った何よりも深刻な打撃を世界にもたらすだろう。機械超知能の創造は、正しく行うことが困難な取り組みのように見える。現在の企業や政府の対応を見る限り、その取り組みがうまくいく軌道に乗っているようには思えない

