長崎在住の漫画・イラスト作家、赤瀬よぐさんが「第2回東京ドイツゲーム賞」(2015-2016年)で大賞を受賞したボードゲーム「グラバー(Glover)」が5月5日、ニューゲームズオーダーから1000部限定で先行販売され、ほぼ完売したという。 作者の赤瀬さん 同ゲームは幕末の長崎グラバー邸が舞台の交渉ゲームで、この秋、正式発売を予定する。グラバーは生産フェイズ、交渉フェイズ、グラバーフェイズの3段階で構成。プレーヤーは幕末の商人となり、取引することで、小銃や大砲、艦船などのカードを入手する。カードの合計点数が高い人が勝ちとなる。 作者の赤瀬さんは普段はキャラクターイラストや漫画を執筆。これまで、漫画集団「DEPαRTURE(デパーチャー)」の代表として長崎市内に実在する21カ所の坂道を美少女キャラクターとして擬人化した缶バッジ「ながさき坂道むすめ」のイラスト監修、コミックアート展を開催するな