スバルらしい1台まだこの季節(2024年2月)は、地域によって降雪も多い。とくにウインタースポーツを楽しむひとには、スバルのAWD(全輪駆動)はいい選択肢であると思う。 2022年12月から路上を走り出している「クロストレック」は、街中ではなかなかスタイリッシュであるいっぽう、雪道では走破性能に富み、1970年代からAWD(全輪駆動)を手がけてきたスバルの経験が活かされた1台とされる。 スバルのAWD乗用車の歴史は長い。最初は、1972年の「レオーネ4WDエステートバン」にさかのぼる。その後、1975年に「レオーネ4WDセダン」、1981年の「レオーネツーリングワゴン」(レオーネはその後モデルチェンジを繰り返す)、1985年の「アルシオーネ」、1989年の初代「レガシィ」……という具合に連綿と続き今にいたっている。