ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相。首都ウェリントンでの記者会見にて(2020年11月30日撮影)。(c)Marty MELVILLE / AFP 【5月5日 AFP】ニュージーランドは5日、中国政府によるウイグル人の扱いを「ジェノサイド(大量虐殺)」と認定するのを避け、またもや欧米同盟諸国との溝を深めた。 議会は、ジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相率いる与党・労働党が、ジェノサイドへの言及を削除するよう求めた後、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)での人権侵害に「重大な懸念」を表明する動議を全会一致で可決した。 ブルック・フォンベルデン(Brooke van Velden)議員は、米国、英国、カナダなどの同盟諸国がジェノサイドと認定しているにもかかわらず、ニュージーランドが最大の貿易相手国である中国の機
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