母親が娘の貧乳を馬鹿にしている。 母親は胸が大きい。母親のカップ数をブログに公表しても私にも読者にもなんのメリットもない(ちなみに自分の胸がないことを延々とブログに書き続けることも私にも読者にもなんのメリットもない)のでわざわざ言わないが、子どもを産んでから大きくなっていったらしい。 そんな母親も子どもの時は胸がまったくなかったらしく高校生の時、次の授業が体育なのにブラジャーのホックがこわれて困っている同じく貧乳の友達のために、自分のブラを外して教科書の間にブラジャーを挟んで友だちに貸してしばらくノーブラで過ごしたという逸話がある。いや、これは貧乳であることを証明するエピソードではなく、ただ、母親が図太い神経を持ち合わせた人間であることを格付けた話か。 痛みを知った人間は、傷ついている人に優しくなれる。その理論で世界は今日も一定の優しさを保っている。 昔は胸が小さかった母親は、貧乳側の気持