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ブックマーク / realsound.jp (4)

  • OGRE YOU ASSHOLEが追い求める“完全な不完全状態” 閉塞的なクリエイションへの静かな問いかけ

    OGRE YOU ASSHOLE(以下、OYA)が、前作から5年ぶりとなるフルアルバム『自然とコンピューター』を発表した。昨年のEP『家の外』以来、俄然存在感を増してきた電子音が、もう一段階も二段階も大胆かつ効果的に用いられ、バンドの演奏との一種異様な配合ぶりを聴かせている。今作は、常に自らの演奏・録音表現の刷新を続けてきたOYAの長いキャリアを振り返ってみても、特に野心的な内容と言えるだろう。共同作曲・作詞を務めるフロントマンの出戸 学(Vo/Gt)に、新機材の使用法をはじめとする制作の実際から、「創造性」に関する思索・問題意識に至るまで、じっくりと話を聞いた。(柴崎祐二) アナログシンセから生まれる歪みやちぐはぐ感 ――前作EP『家の外』でもシンセサイザー類が多用されていましたが、今回のアルバムはそれにも増してエレクトロニックな要素が強くなっていますね。 出戸 学(以下、出戸):コロナ

    OGRE YOU ASSHOLEが追い求める“完全な不完全状態” 閉塞的なクリエイションへの静かな問いかけ
    kurataikutu
    kurataikutu 2024/10/04
    オウガだ…って??!?
  • 『恋せぬふたり』が示した“救い” 岸井ゆきのと高橋一生が話し合った“自分たちの幸せ”

    人は言葉によって縛られ、言葉によって救われる。言葉を紡いで生きる私たちにとって、人生は自分らしさを示す言葉探しの旅なのではないだろうか。同じ言葉を話しているようでも、私の「幸せ」とあなたの「幸せ」が異なるように。きっと、私たちはその言葉をすり合わせることによって、より鮮明に自分自身の「ベスト」が見えてくるのだ。 3月21日、よるドラ『恋せぬふたり』(NHK総合)がフィナーレを迎えた。振り返れば、この物語も咲子(岸井ゆきの)が羽(高橋一生)のブログを通じて、そして私たち視聴者がこのドラマを通じて「アロマンティック・アセクシュアル(他者に恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない人)」という言葉を知るところからスタートした。 どうして恋愛をしないと「おかしい」と言われるのか。どうして恋愛が描かれなければドラマが成立しないのか……そんなモヤモヤを抱えていた咲子にとって、また同じような気持ちでいた人にと

    『恋せぬふたり』が示した“救い” 岸井ゆきのと高橋一生が話し合った“自分たちの幸せ”
    kurataikutu
    kurataikutu 2022/03/22
    いいドラマだが尺もっと欲しかった。このテーマとストーリーを8話に詰め込んでちゃんとエンタメ昇華できるバランス感覚は秀逸。丁寧なクリエイティブにひたすら唸る。全話が扇情的な繊細さで自分ごとのように泣いた
  • くるり、『天才の愛』での“ひらめきと探求” 「0から1に生み出されたものがどこまで飛べるのか」

    世にも不思議な音が鳴っている。形容しがたく、それでいて快感を伴う魅惑的な響き。ジャズやプログレッシブ、パワーポップやラテン音楽など、作から音楽的要素を見出すことは容易だが、サウンドの質感はことごとく未知。このアルバムは、音そのものが魔法なのである。 前作『ソングライン』から2年7カ月ぶりに届けられる、くるりの13作目のフルアルバム『天才の愛』。取材後の雑談で岸田繁は、「『THE PIER』以来の勝負に出た作品」とこぼしていたが、冒険心溢れる音の数々はまさしくそれに通ずるものである。長い時間をかけて作られたという作は、きっと2人にとっても新鮮な響きをもたらしたアルバムに違いない。 作に収録された楽曲のほとんどが、ゴミのようなアイデアから生まれたものだという。つまり、来は捨てられていたかもしれないタネを育むことで完成されたアルバムだ。価値なきものに命を吹き込む探究心と遊び心、通奏低音は

    くるり、『天才の愛』での“ひらめきと探求” 「0から1に生み出されたものがどこまで飛べるのか」
  • シンガー xiangyuとは何者? 水曜日のカンパネラチームバックアップの“謎の新人”に迫る

    水曜日のカンパネラ(以下、水カン)のサウンドプロデューサー、ケンモチヒデフミとマネージャーのDir.Fこと福永泰朋がバックアップするシンガーxiangyu(シャンユー)が、5月にデビューEP『はじめての○○図鑑』を発表した。「謎の新人」が枕詞になっている彼女はどんなアーティストなのか? インタビュー記事を参照し、人とケンモチ、福永の3人にメールで寄せてもらったコメントを交えつつ紹介していこう。 xiangyu『はじめての○○図鑑』 名前は中国語だが日人。名が「あゆみ」で姓に川が関係しているため、鮎を意味する中国語「香魚」の読みをステージネームにしたそうだ。 僕は昨年9月7日、2度目のライブ(青山・月見ル君想フ)から何度か見ているが、小柄な女の子がひとりでステージに立つといういかにも心細い状況から、餃子のかぶりものやビニールプールなどの小道具を駆使して波乱を起こし、徐々に観客を巻き込ん

    シンガー xiangyuとは何者? 水曜日のカンパネラチームバックアップの“謎の新人”に迫る
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