新規事業の立ち上げにXMLDBを採用 XMLのデータをそのままのデータ構造で格納できるXMLデータベース(DB)は、スキーマに縛られにくい「柔らかいDB」として2000年ごろから注目されてきた。しかし、依然として非構造データを取り扱う文書管理システムなど、リレーショナルデータベース(RDB)が不得意とする一部の領域でしか普及していない。RDBの牙城が堅固なことに加え、XMLDB製品にも拡張性や機能の面で未成熟な部分があったからだ。 とはいえこの数年間で、XMLは標準的なデータ・文書形式としての地位を揺るぎないものにしつつある。「XMLDBかRDBか」といった単純な二者択一ではなく、もっと手軽にXMLの便利さをシステムに取り込めないものか。それを実践したのが、ネットプライスである。 ネットプライスは、インターネットを活用したコンシューマー向けの共同購入サービス、とりわけギャザリング分野(20
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