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科学に関するkuroiseisyunのブックマーク (343)

  • 加藤茂明教授のこと(上 昌広) - 個人 - Yahoo!ニュース

    今夏、福島県南相馬市で、野馬追いのハイライト 神旗争奪戦を観戦した。ご一緒したのは、加藤茂明・元東大分子細胞生物学研究所教授だ。 先日、加藤元教授の研究室の不正行為に関し、東大が行った予備調査の結果が明らかとなった。マスコミが大きく取り上げたため、ご存じのかたも多いだろう。 報道によれば、加藤研が発表した165報の論文中、53報で問題が指摘され、そのうち43報で不正が確認されたという。日を代表する研究室が、大量の論文を捏造していたことになる。今回の事件は、論文捏造の実態を考える上で、示唆に富む。私は、この件について、加藤元教授から相談を受けていた。そして、予備調査報告書を実際に見せて貰ったことがある。そこには、論文の不正箇所、不正を働いた研究者の名前が明記されていた。 驚いたのは、不正の構図が複雑であることだ。加藤元教授の指示のもと、研究室をあげてデータを捏造した、という単純な話ではない

  • 多重宇宙と人間原理 [PDF]

    東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 須藤 靖 2005年2月16日 16:30-18:00 新聞記者勉強会 @KEK3号館2階 http://www-utap.phys.s.u-tokyo.ac.jp/~suto/mypresentation_2005j.html 多重宇宙と人間原理 ~「偶然」を持ち出さずとも世の中 すべてが説明し尽くせるのか?~ 2 2 参考文献 � J.D.Barrow & F.J. Tipler : “The anthropic cosmological principle” (1986, Oxford Univ. Press) � S.Weinberg : “The cosmological constant problem”, Rev.Mod.Phys. 61(1989)1-23 � M. Tegmark : “Parallel universes” Sc

  • スティーブン・ピンカー『心の仕組み』 - logical cypher scape2

    ちくま学芸文庫になったのでそっちの方で読んだ。 心の科学についてまとまって読める。 すなわち、認知科学(心の演算理論)と進化生物学(自然淘汰による進化論)が合体した進化心理学による、心の説明である。 心は進化によってデザインされた演算装置であるというのを筋として、多くの研究を紹介している。だから、ピンカー自身の研究について書かれているというのではなく、心の科学に関する様々な分野の研究が次々と出てくる。もちろん、心理学が中心ではあるが、人類学などもよく出てくる。そういう意味で、教科書的なともいえる。 また、このはいわゆる「左翼」からの反論を想定していて、人間の心はタブラ・ラサで経験によって(社会や文化に相対的に)形成されるものだという考えへの反駁と、科学的判断と倫理的判断は分けて行うようにという注意を再三している。例えば、男性は女性に対してレイプなどの暴力をふるいやすい傾向があるというの

    スティーブン・ピンカー『心の仕組み』 - logical cypher scape2
  • 重力理論と量子力学を統合した先の衝撃!『大栗先生の超弦理論入門』(大栗 博司)

    メニューページはこちら 「空間」とは幻想だった 私たちは「どこ」に存在しているのか? 物質の基は「点」ではなく「ひも」とする超弦理論によって、 ニュートンの力学、アインシュタインの相対性理論に続く 時空概念の「第三の革命」が始まった。 現代物理学における究極のテーマ「重力理論と量子力学の統合」には、 なぜ「ひも」が必要なのか? 「空間が9次元」とはどういうことか? 類のない平易な説明の先に待ち受ける 「空間は幻想」という衝撃の結論! こちらをクリックすると著者からの動画メッセージがご覧いただけます。 はじめに 人類は古くから、「空間とは何か」「時間とは何か」と問いかけてきました。私たちは、空間や時間の存在を、当たり前のものとしてふだんの生活で前提にしています。しかし、それが何かをあらためて考えてみると、深遠な問題に突き当たります。現代の私たちは縦・横・高さのある三次元の空間に住み、過去か

    重力理論と量子力学を統合した先の衝撃!『大栗先生の超弦理論入門』(大栗 博司)
  • 佐藤健太郎「歴史を変えた医薬品」 第4回 ビタミンC 海の男たちが恐れた謎の病「壊血病」 | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]

    医薬と歴史の関わりを語る連載、今回はビタミンCを取り上げてみたい。 ビタミンCを「医薬」といわれても、ピンと来ない方が大半であるに違いない。飲み物やお菓子に広く配合され、添加物としてもいろいろな品に入っているから、現代の我々には「医薬」というより、せいぜいサプリメント程度の捉えられ方だろう。 しかし、「医薬」の概念は、時代とともに変わる。今ならば医薬には分類されないようなものが、かつては重要な医薬としてもてはやされていたことも珍しくはない。たとえば砂糖は、古代ギリシャから17世紀頃に至るまで、眼病や胃痛、利尿など幅広い薬効を示すと信じられ、広く処方されていた。また、ナツメグやシナモンなどの香辛料も、頭痛や各種感染症に対する医薬として利用された時代がある。 ビタミンCは、人間が生命を保つためには必要にして不可欠な物質だ。その救った人命は数多く、世界史の流れにさえも大きな影響を与えてい

  • Ⅰ.冷凍食品の基礎知識 — 一般社団法人日本冷凍食品協会

    冷凍品とは何ですか? さまざまな品の品質(風味、感、色、栄養、衛生状態など)を、とれたて・つくりたての状態のまま長い間保存するために、冷凍品が生まれました。 冷凍品は、通常、次の4つの条件を満たすようにつくられています。 新鮮な原料を選び、これをきれいに洗浄したうえで、魚でいえば頭・内臓・骨・ひれなどの不可部分を取り除いたり、三枚おろしや切身にしたり、その切身にパン粉をつけて油で揚げるだけで魚フライができるように調理するなど、利用者に代わってあらかじめ前処理をしています。

  • リスクマネジメント、リスクコミュニケーションの見取り図 » Fishing on the beach

    震災以後、リスク・マネジメント、リスク・コミュニケーション、リスク・アセスメントといったことばがよく聞かれるようになってきたのだが、どうもそれぞれの関係がよく分からず、すっきりしないでいた。 そこで、最近出たリスク学の入門書Fischhoff & Kadvany「Risk: A very short introduction」(2011)を読んでみた。見通しのよいで、リスク学の枠組みがおおよそつかめるので、ここで紹介しておこうと思う(ちなみに、これはオックスフォード大学出版から出ているシリーズの一つで、短いながらさまざまな分野の例を挙げてリスク学の全貌をわかりやすく紹介している。短くてさっさと訳せそうだから、どこかの出版社からハンディな邦訳で出ればよいと思う)。 まず、目次は以下の通り。 第一章:リスクの決定 第二章:リスクの定義 第三章:リスク・アセスメント 第四章:アセスメン

  • misatopology.com

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  • 新しいコンピューター「知的ナノ構造体」の構築が可能に | 理化学研究所

    ポイント 自律的に環境に適応し最適に情報処理を行う「粘菌」の行動原理をヒントに 多くの組合せ選択肢から最も確率の高い答えを超高速で出せるナノシステム 不確実な環境下で正確で高速な意思決定を要求される局面に応用可能 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)、情報通信研究機構(坂内正夫理事長)と東京大学(濱田純一総長)は、単細胞生物「粘菌[1]」の行動原理に基づき、ナノサイズの量子ドット[2]間の近接場光[3]エネルギーの移動を用いて、高効率に意思決定をする全く新しい概念のコンピューター「知的ナノ構造体」が構築できることを、実際のデバイス構成を想定したシミュレーションにより実証しました。これは、理研基幹研究所 理研-HYU連携研究センター[4]揺律機能研究チーム(当時)の原正彦チームリーダー(現 理研グローバル研究クラスタ 客員主管研究員)、金成主研究員(現 物質・材料研究機構 国際ナノアー

  • フラット・アース(平面地球論)の神話

    今日もある意味夏休み向けな話題を(笑)。中世を少しでも囓ると、神学者たちがちゃんと地球は丸いというような話をしていることがわかる。ところが「(暗黒の)中世では世界は平らだと思われていた」という記述をときおり目にすることがある。ああ、またこのクリシェか、と思ってスルーしがちになってしまうのだけれど、考えてみると、そういう話がいつからどうしてこんなにまで流布するようになったのかも気になるところ。というわけで、PDFで出ているスティーブン・ジェイ・グールド(科学史家、古生物学者)のエッセイ「平面地球論の遅い誕生」(Stephen Jay Gould, The Late Birth of a Flat Earth, in Dinosaur in a haystack, Johnathan Cape Ltd., 1996)(PDFはこちら)を見てみた。ちなみにもとのは邦訳もある(『干し草のなかの恐

    フラット・アース(平面地球論)の神話
  • 波と粒子が同じである理由 - 小人さんの妄想

    あらゆる物質の構成要素は、つきつめると「波であり粒子でもある」。。。 普通の常識からは全くイメージできない、量子力学最大の謎(?!)に終止符を打つときがやってきました。 この図に描かれた話が理解できたとき、波と粒子の謎は解消します! ★ 我々が観測できる物理量は、対象の状態にエルミート演算子を施した固有値である。 これを、量子力学の前提として受け入れることにします。 (なぜこうなるか、と聞かれても困る。 なぜかは分からないけれど、この前提を受け入れると万事うまくいく。) エルミート演算子が物理的に満たすべき条件を示したのが、ハイゼンベルクの運動方程式です。 < ハイゼンベルクの運動方程式 > ih~(dO^/dt) = [ O^, H^ ] = O^ H^ - H^ O^ O^ : 時間変化を含むエルミート演算子、つまり O^ ≡ O^(t) H^ : ハミルトニアン、系のエネルギーを表す

    波と粒子が同じである理由 - 小人さんの妄想
  • 「飛行機の誕生と空気力学の形成―国家的研究開発の起源を求めて―」 - Nagazu-monologue

    零戦を開発した技術者・堀越二郎を主人公にした宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」が公開されました。そこでblogではこれを機会に、航空技術開発に関する科学史の文献をいくつか紹介していきたいと思います。宮崎監督が「評伝を作るつもりはなかったので何も調べなかった」と述べているように、映画映画、史実は史実で楽しむのが粋というものかもしれません。しかしながら、「零戦といえば堀越二郎が生みの親」という一般的なイメージに反して、戦前・戦中期における航空技術開発は様々な分野にまたがる多くの科学者・技術者の知見が集積されていく国家的一大プロジェクトでした。まずはその一端を研究した科学史家によるを紹介したいと思います。数多の史料にあたり、空気力学の発展過程を微に入り細を穿って記述した書は非常に読み応えのあるです。読了した暁には、航空技術というものの幅の広さと深さ、そして幾多の科学者・技術者の奮闘が読者の心

    「飛行機の誕生と空気力学の形成―国家的研究開発の起源を求めて―」 - Nagazu-monologue
  • 高井研『生命はなぜ生まれたのか――地球生物の起源の謎に迫る』 - logical cypher scape2

    この前、しんかい6500のニコ生を見て高井さんが面白かったので、読んでみたw (前から読もうと思っていたではあったけど) そこかしこにネタを挟んでくる軽い文体で進むのだが、内容はかなり濃い 非常に面白いだった 生命の起源についての自説を紹介しているなのだが、それに対するライバルの話もしていて、研究者たちが鎬を削っているさまが読み取れるのも楽しい。 また、周辺分野(地質学)などについては、著者は改めてを読んだり同僚研究者に話を聞いたりして書いていたようなのだが、文中で「今、わかった!」みたいなことが書いてあったりする ネタ的な意味での面白ポイントもひろっていきたいが、そんなことをするときりがないので、以下はそういうのは削って、淡々と内容についてまとめておこうかと思う。それだけでも十二分に面白いと思うが、書の面白さの全てを伝えるものではない。 第1章 生命の起源を探る、深海への旅

    高井研『生命はなぜ生まれたのか――地球生物の起源の謎に迫る』 - logical cypher scape2
  • #風立ちぬ と科学史・技術史

    宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」が公開されました。零戦の開発者である堀越二郎の半生を描いた映画です。 これを機会に、一部科学史関係者で航空関連の科学史その他の論文・書籍を紹介していこうという事で不定期ではありますがblogが更新されています。 映画をファンタジーとして楽しむのもよし、でもせっかくなので航空工学の歴史、現実にも目を向けてみてはどうでしょうか? 続きを読む

    #風立ちぬ と科学史・技術史
  • 「戦いは人間の本質ではなかった」:研究結果|WIRED.jp

  • 東大論文不正:元教授、研究者同士競わせる- 毎日jp(毎日新聞)

  • 基礎研究における自由市場からの研究資金集めは経済の論理により捏造を生じやすくするか - クマムシ博士のむしブロ

    研究者が独自に自由市場から研究資金を集めることについて書いた前回の記事には、予想以上に大きな反響があった。公的な資金に頼らずに研究者自らが動くとうこのアイディアについて、賛同するコメントが多く寄せられた。私の活動に触発されて下の科学ブログを始めたというメッセージもいただいた。 600文字で解説する世界で1番わかりやすい最新科学ニュース こうして少しでも多くの研究者の意識が変わり、新しい研究文化が育ってくれれば、私としては大変嬉しいことである。 その一方で、研究者が独自に資金を集めることについて、一部から批判的な意見もいただいた。その批判内容の多くは、「自由市場から研究資金を集めようとすると、基礎研究が経済の論理に流されて歪みやすくなる」というものだ。つまり、「お金を儲けようとするあまり、自身の研究成果を捏造するようなインセンティブが働いてしまう」ということである。 前回の記事に書いた通り、

    基礎研究における自由市場からの研究資金集めは経済の論理により捏造を生じやすくするか - クマムシ博士のむしブロ
  • キッチン・サイエンスの定番『料理の科学』

    キッチンで起きるマジックの根原理を、誰でも分かるように噛み砕いたエッセイ。章末には嬉しいレシピのおまけつきで、試したくなる。 ふだん料理をする人は、材や調理道具の背景にある科学をどこまで理解しているだろうか。「おばあちゃんの知恵」だったり、レシピの受け売りばかりで、「なぜそうなのか」を説明できない場合が多いのではないか……といより、わたしがまさにそう。書は、「ふだん料理をする人」が、料理の素朴な疑問に対し、科学の視点から答えている。 たとえば、パスタを茹でるとき塩を加える当の理由は?なぜ「塩する」と長持ちするのか?「冷凍焼け」とは?アルコールを飛ばしても残っているのでは?炭火とガス火の違いは?圧力鍋の原理は?電子レンジの原理は?品照射は"安全"か?などなど(全ての疑問は、一巻目次と二巻目次に載っている)。 わたしの場合、料理漫画やウロ覚え知識で、「炭火とガス火」と「圧力鍋の原理

    キッチン・サイエンスの定番『料理の科学』
  • 超一流化学者の真剣勝負が生み出した丸かぶり論文 | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 超一流化学者の真剣勝負が生み出した丸かぶり論文 2013/7/8 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 論文 JACS, 不斉触媒, 競争, 銅 投稿者: cosine さて皆さん上図をごらん下さい。これらは少し前に報告された触媒反応[1a,1b]のグラフィカルアブストラクトです。ほぼ同時に投稿されているうえ、触媒系にもさほど違いがありません。 こういう事態が起こると外野からは「どっちがどっちをパクったの?」「どっちにレフェリーが回ったの?」と安直に言及されがちです。 しかしあえて言おう・・・「ほとんど独立に取り組んだにも関わらず、全く同じ条件に行き着くケースは、超一流の研究領域ではありえるのだ」と! 気ままに有機化学さんでも「世界同時多発研究」と称して紹介されていますが、こういうことは実際少なくないのです。以前紹介したこの例なんかも、その一例と捉えられるでしょう。 今回はどう

  • 『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    須藤靖・伊勢田哲治 (2013年6月30日刊行,河出書房新社[河出ブックス・057],東京,301 pp., 体価格1,500円,ISBN:978-4-309-62457-0 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2013 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 科学と科学哲学との重層的すれちがい いささか口の悪い悪童(=物理学者)と達人の尊師(=科学哲学者)が重層的にすれちがう.全編を通じて科学者と科学哲学者との長い「対話」が続くのだが,相対しつつも目線がちがう方向を向いていて,なお言葉が絡みあうフシギな流れが楽しめる.科学者と科学哲学者が「いかに対話できるか」ではなく,「いかにすれちがえるか」が実感できる. おそらく「科学」というグローバルな総称ではひとくくりにできないほど,個々のローカルな「科学」および「科学者」のバックグラ

    『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek