2018年12月に始まった辺野古新基地の埋め立て。軟弱地盤が見つかった大浦湾(右側)は手つかずのままだ/2019年12月9日、沖縄県名護市で (c)朝日新聞社 辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で続く市民の抗議行動。警備の経費も膨らむ一方だ (c)朝日新聞社 沖縄の辺野古新基地の完成が2030年代以降にずれ込むことを国が認めた。今年も膠着状態が続くのは必至で、無謀な政策の末路は依然不透明だ。AERA 2020年1月20日号で掲載された記事を紹介する。 【写真】辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で続く市民の抗議行動 * * * 「普天間飛行場の一日も早い危険性除去という『辺野古』の根拠が失われた」 辺野古新基地計画について、政府が「工期12年」との試算を発表した翌日の昨年12月26日。沖縄県の玉城デニー知事はこう指摘し、米軍普天間飛行場の閉鎖・返還を辺野古新基地建設と切り離す必要性を改め
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