「桜を見る会」野党ヒアリングで説明する官僚に事実を詰める野党議員ら=国会内で2020年1月23日午後5時27分、山下貴史撮影 首相主催の「桜を見る会」を巡り、招待者名簿の電子データを廃棄した記録(ログ)はなぜ開示できないのだろうか。安倍晋三首相が22日の衆院代表質問への答弁で「セキュリティー上の問題」を挙げたことに、疑問の声があがっている。野党は23日に国会内で開いた追及本部のヒアリングで「いつ廃棄したかは、セキュリティーの問題ではない」と内閣府を追及し続けた。同日の官房副長官による記者会見でも、記者から「日時を示すだけなら問題ないのではないか」との質問が相次いだ。 問題となっている招待者名簿は、2019年5月9日に野党議員が資料要求した直後にシュレッダーで廃棄された。 名簿は紙媒体のほかに電子データもあった。しかしこの電子データも、内閣府が職員へ聞き取った「記憶」によると、5月7~9日に
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