今年もこの季節がやってきた。浮かれ電飾の季節だ。 さて、今年はどこの街に行こうかと考えていたところ、あるかたから「うちの街の浮かれっぷりを案内しますよ」という趣旨のメールをいただいた。これはありがたい。地元住民ならば近所の浮かれ具合には詳しいだろう。一緒に浮かれぐあいを笑おうじゃないか。 当初は気づかなかったのだ。まさかそのご本人も浮かれているとは。 (text by 大山 顕) ■いつか怒られるんじゃないかと思っていたが 今回で4回目のこの「浮かれ電飾を鑑賞する」シリーズ。(→【2004年】【2005年】【2006年】)申し訳ないが、浮かれ電飾を褒め称えるものではない。そもそも「浮かれ電飾」っていう言葉からしてなんだし。 そういうスタンスのぼくを、浮かれ電飾を自らプレイしている方が招くとはどういうことか。そうとう器量が大きいのか、はたまた何かの罠か。防弾チョッキとか必要か。それはどこに売