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小説と文学に関するkutakutatriangleのブックマーク (14)

  • ジョージ・オーウェル『1984年』山形浩生訳 目次

    次へ:前へ:目次 『1984年』 Nineteen Eighty Four (1949) ジョージ・オーウェル 山形浩生 訳 (hiyori13@alum.mit.edu) 2023年11月 第 I 部 第1章  第2章  第3章  第4章  第5章  第6章  第7章  第8章 第 II 部 第1章  第2章  第3章  第4章  第5章  第6章  第7章  第8章  第9章 第 III 部 第1章  第2章  第3章  第4章  第5章  第6章 補遺:ニュースピークの原理 訳者あとがき その他フォーマット LaTeX版:https://genpaku.org/1984/1984_jp.tex (0.8MB) pdf版:https://genpaku.org/1984/1984_jp.pdf (1.6MB) MS-Word版:https://genpaku.org/1984/1984

  • 作家ミラン・クンデラ氏死去、94歳 「存在の耐えられない軽さ」

    【7月12日 AFP】(更新)チェコ出身の作家で、「存在の耐えられない軽さ(The Unbearable Lightness of Being)」などの作品で知られるミラン・クンデラ(Milan Kundera)氏が11日、死去した。94歳。出身地ブルノ(Brno)にあるミラン・クンデラ図書館(Milan Kundera Library)が発表した。 同館の広報担当者は翌12日、AFPに対し「ミラン・クンデラ氏が長年にわたる闘病の末、きのう(11日)亡くなった」と明らかにした。 1929年4月1日生まれのクンデラ氏は当初、詩や短編小説を執筆していたが、67年の「冗談(The Joke)」で一躍有名になった。 一時は共産党員だったが、68年に民主化運動「プラハの春(Prague Spring)」をソ連が弾圧。以後、当局から締め付けを受けるようになった。 75年に共産主義政権下のチェコスロバキ

    作家ミラン・クンデラ氏死去、94歳 「存在の耐えられない軽さ」
  • アメリカ大統領選挙の支持地盤で読む、アメリカ文学リスト - ボヘミアの海岸線

    2020年アメリカ大統領選挙は激戦だった。2016年大統領選挙以降、世界中で、共和党と民主党それぞれを支持する「支持州」と「支持層」に注目が集まったように思う。 アメリカの大統領選挙は、人口ごとに選挙人数が割り振られ、州ごとにどちらかの政党を選ぶ「勝者総取り方式」が大半だ。そして州ごとにどちらかの政党を選ぶ傾向があり、この傾向は「土地」と「社会構成」を反映するため、多くのニュースやエッセイが問いを投げかける。 各政党の支持地盤はどんな地域か、どんな歴史があるのか、どんな人たちが住んでいるのか? この問いにたいする論考やエッセイ、書籍はすでにたくさんあるが、「アメリカ文学」もこの問いにたいして答えのひとつを持っている、と思う。 文学は、土地と社会と人によって育まれる。「どんな人たちなのか」「その人たちが生きる土地はどんな場所か」「その土地はどんな歴史を持っているのか」を知るには、うってつけだ

    アメリカ大統領選挙の支持地盤で読む、アメリカ文学リスト - ボヘミアの海岸線
  • カフカとかいう流行らない作家がいる

    勿論タイトルは釣りで、カフカは全世界に影響を与えたユダヤ人かつオーストリア(チェコ)人なわけですけど。 独文学というとカフカ、カフカというと独文学。そんな感じですよね、実際のところ独(語)文学においてはトーマス・マンとかゲーテとか他にも様々な著名な作家がいるわけですけれど、カフカはその研究テーマとしては比較的ポピュラーな御仁であります。ユダヤ人の家庭に生まれ、生地である現在のチェコ=プラハの言語に依らずドイツ語にて創作を目指したカフカの、ミステリアスな人間性はその作品群に対しても同様に、謎めいたベールを投げ掛けています。 カフカの文学をお読みになられたことはございますでしょうか。まあ僕もそれほど熱心な読者とは言えないかもしれないのですが、とりあえず『変身』・『城』・『審判』のほか幾つか著名な短編を読ませて頂きました。まあカフカの作品の特徴は、感情的な部分を敢えて抑制するところにあります。勿

    カフカとかいう流行らない作家がいる
  • 文学なら世界はONE TEAM!?2019年の海外小説ベスト12(鴻巣 友季子)

    アジア文学と短編集が豊作の年 今年、海外の翻訳文学で売れに売れたものといったら、韓国文学でしょう。2018年後半に刊行されたチョ・ナムジュの『82年生まれ、キム・ジヨン』(斎藤真理子/訳)が、最近の翻訳文学では「爆発的」といっていい15万部超のヒット。初版は慎ましく4千部、しかし刷りに刷りを重ね、今年、渋谷のスクランブル交差点に建つビルに、書の電光掲示広告が流れるのを見たときには、わたしは深い深い感慨に打たれました。 もれなく熾烈な大学受験戦争をくぐり抜けてきた韓国の女性たち(韓国は大学進学率が100%に近い)にとって、就職、結婚、出産後の身の振り方における男女差は、あまりに理不尽。そういう格差を、あえて平凡な女性をヒロインにし、どこまでも静かな言葉で訴えたからこそ、『82年生まれ、キム・ジヨン』は大成功したとも言えます。 また、「韓国フェミニズム・日」という特集を組んだ文芸誌の「文

    文学なら世界はONE TEAM!?2019年の海外小説ベスト12(鴻巣 友季子)
  • SF界のみならず、文学界全体でも話題騒然のSF短編集『なめらかな世界と、その敵』著者・伴名練さんインタビュー | カドブン

    このに注目! 異例の発売前重版で話題となったSF短編集『なめらかな世界と、その敵』は、発売後も版を重ね、現在七刷。 文壇注目の覆面作家にお話をうかがいました。 ――変わったペンネームですね。 伴名:よくハンナ・アーレントからですかと訊かれますが、違います。元ネタはあるのですが、秘密にしています。学生の頃からあたためていた名前です。 ――その学生時代に小説を書きはじめたきっかけは? 伴名:京都大学のSF研究会に所属していたときに、会員がSFマガジンで賞を取り、雑誌に掲載されました。綾辻あやつじ行人ゆきと先生時代の京大ミス研ほどではないのですが、身近な人の受賞に刺激を受けてSF研でも創作が盛んになり、その機運に乗って自分も書き始めました。 ――ただ、デビューはSFの賞ではなく角川書店の日ホラー小説大賞です。 伴名:当時はSFの新人賞が存在せず、小林こばやし泰三やすみ

    SF界のみならず、文学界全体でも話題騒然のSF短編集『なめらかな世界と、その敵』著者・伴名練さんインタビュー | カドブン
  • 【追記あり】古市憲寿さんが芥川賞選考委員にいろいろ言われちゃってる件

    10日発売の『文藝春秋』に芥川賞の選評が載っていて、二回連続で落選した古市さんがいろいろ言われている。 候補作は単行で出版されているが、まだ読んでない。だが、高学歴なのにビルの窓の清掃員をやってる主人公の話で、参考文献が詳細にあげられているらしいことは、なぜか知っている。 参考文献については、前回だったか、候補作の剽窃問題があって、その辺の対策らしいと噂されていた。 で、選評である。 まず山田詠美はこう書く。“(参考文献の)木村友祐作「天空の絵描きたち」を読んでみた。 そして、びっくり! 極めてシンプルで、奇をてらわない正攻法。候補作よりはるかにおもしろい” “候補作が真似や剽窃に当たる訳ではない。もちろん、オマージュでもない。ここにあるのは、もっとずっと巧妙な、何か。それについて考えると哀しくなって来る” 続いて川上弘美。“結論からいいます。わたしは悲しかった。木村友祐さんの声がそのま

    【追記あり】古市憲寿さんが芥川賞選考委員にいろいろ言われちゃってる件
  • 被引用数が多い小説

    教養度が高かったり歴史的にも重要な小説とは何かということを考えるとき、論文じゃないが被引用数の多寡は一つの基準だと思う 何かの評論でも日常会話でもなんでもいいけど、小説中に出てくるワードとか概念が広く言及される=重要度が高い、みたいな 例えばオーウェルの1984年なんか、自体は読んでなくてもダブルシンクとかニュースピークとかあるいは”big brother is watching you”みたいな文言、どっかで見たことある人は多いと思う というわけで1984年に1票、他にどんなのがあるでしょか

    被引用数が多い小説
  • 【後編】ノーベル賞に最も近い作家の一人、カズオ・イシグロ 新作『忘れられた巨人』の発売記念講演 – 月に吠える通信

    ※前回の記事はこちら 世界的作家であるイシグロさんは、その作品が翻訳され、自国のみならず、文化も風習も違う国で読まれることも多い。そのことは、創作にどんな影響を与えているのだろうか。 第2部のゲストとして、英米文学研究者・翻訳家の柴田元幸さんと、『忘れられた巨人』の翻訳者である土屋政雄さんを迎え、イシグロさんは世界的作家である故の苦労やこだわりについて語り、さらに作家を目指す若者たちへもメッセージを送った。 肩越しに覗き込むデンマーク人? 第2部の口火を切ったのは柴田さん。「小説を書くときに、自分の作品が色々な言語に翻訳されることは意識しますか?」と質問する。 イシグロさんは、自身が「作品が世界に流通し、読まれることを意識している世代の作家」に属していると話し、「何かを書くとき、登場人物やその舞台について、他国の翻訳家や読者に分かるのだろうか? うまく翻訳されないかもしれない、と以前は心配

  • 【前編】ノーベル賞に最も近い作家の一人、カズオ・イシグロ 新作『忘れられた巨人』の発売記念講演 – 月に吠える通信

    6月8日、東京、イイノホールにて第19回ハヤカワ国際フォーラム「カズオ・イシグロ講演会」が開催された。『わたしを離さないで』以来、実に10年ぶりの長編小説『忘れられた巨人』(原題:The Buried Giant)の発売を記念して行われた講演。 第1部は女優・モデルの杏さんと文芸評論家の市川真人さんが、第2部では英米文学研究者の柴田元幸さんと作品の日語訳を手がけた翻訳家の土屋政雄さんがゲストで登壇し、イシグロ作品や創作論、翻訳など幅広いテーマについて語り合った。 小説家のピークは35~45歳? まず話題は『忘れられた巨人』について。市川さんは、前作から作品の幅が広がったことを指摘し、「年齢を重ねたからこそ書けることがあるのですか?」と質問する。イシグロさんは「若かった頃、小説家のピークは35歳から45歳なのではないかと考えていたことがありました」と回答。 トルストイやジェイムズ・ジョ

  • 光源氏はロリコンじゃないと言う話 - 価値のない話

    2014-07-23 光源氏はロリコンじゃないと言う話 文芸的な話 例の岡山の事件で「理想のお嫁さんにしたかった」という供述が出たとか出ないとか。 自分好みに育てたかった、と供述 倉敷・女児監禁容疑で逮捕の男: 山陽新聞デジタル|さんデジ そういうと必ず「源氏物語」の話になる。「光源氏が幼少の紫の上をさらって、自分の理想の嫁にしようとした」という話が一番有名で、そして「光源氏はロリコン」という誤解をしている人をたまに見る。断言できるのは、光源氏はロリコンではない。60くらいのヤリ手ババァから手ほどきを受けたり、女を口説き落とすために年下の少年を先にカラダで落とす戦法を取ったりと、光源氏の恋愛遍歴は「ムチャクチャ」である。簡単に言えるのは、愛がめちゃくちゃ歪んでいるということだ。 これからする話は、『源氏物語』をちゃんと読んだ人なら「そのくらい知っているわ!」という話です。イメージだけで「

    光源氏はロリコンじゃないと言う話 - 価値のない話
  • 小説を書く上での架空世界の言語設定について

    今回は趣向を変えて、ファンタジー小説を書く上での言語の設定について話したい。 以下は私個人の意見なので、これを読む人が自身が持つ『こうあるべき』という姿については色々なものを読んで自分で考えればいい。 まず言語の設定を特別練りたくない人のために。 いや、まあぶっちゃけなくてもいいんだけど、といってしまえばそれまでである。 大体日のファンタジーで多いヨーロッパっぽい架空の世界が舞台なら、人名・地名辞典や辞書で英語含めドイツ語・フランス語・ラテン語・ギリシャ語あたりから拾ってくればできてしまうので、別にいちいち細かく設定する必要もないと思う。 ほかもまたしかり。 和風、中華風だろうが、アラブ風だろうが、実際にある言語――この場合古語や中国語、アラビア語――からそのままとってしまえば楽だ。 具体的に公用語が何語で、という設定を作らずにいれば避けられる問題も多い。 異世界転生・召喚ものだと主人公

    小説を書く上での架空世界の言語設定について
  • ビジスタニュース : 伊藤聡「きまり文句への反抗のために――藤本和子の翻訳の魅力」

    2009年11月18日13:15 カテゴリ伊藤聡 伊藤聡「きまり文句への反抗のために――藤和子の翻訳の魅力」 担当者より:伊藤聡さんは、映画音楽などについて軽妙に記す文章で人気を博しているブロガーです。この原稿では、藤和子の翻訳についてご執筆いただきました。なお、秋葉原無差別殺傷事件が起きたのは2008年6月8日であることを付記しておきます。 配信日:2008/12/03 翻訳家、藤和子がいかに画期的だったか、七〇年代において彼女の表現がどれだけの影響力を持ったかということを説明するのはむずかしい。なぜなら「今までになかった、圧倒的に斬新な表現」が生まれたとき、われわれはまず、感動や興奮の前にいくばくかの困惑を感じるためである。四方田犬彦は、ブルース・リーの作品がはじめて日映画館で上映されたさいの衝撃を表して、「われわれにはそれを理解するコードがなかった」と述べた。

    kutakutatriangle
    kutakutatriangle 2009/11/19
    藤本和子さんの翻訳がそんなに凄い影響を与えていたということを知らなかった。あとでブローティガンの著作でもチェックしてみよう。
  • asahi.com(朝日新聞社):村上春樹さんがエルサレムに行った理由 誌上で告白 - 文化

    村上春樹さん  2月15日に開かれたエルサレム賞授賞式のスピーチで、イスラエルのガザ攻撃を批判して話題になった作家村上春樹さん(60)のインタビュー「僕はなぜエルサレムに行ったのか」が、受賞スピーチ「壁と卵」(全文)とともに、10日発売の「文芸春秋」4月号に掲載される。昨年11月の授賞の打診、発表前のガザ攻撃で悩んだ経過やペレス大統領の表情、スピーチで明かした昨年90歳で亡くなった父親の戦争体験などを率直に話している。  村上さんは、国ではなくブックフェアの賞であることや、過去の受賞者のパレスチナ政策批判スピーチも内容が公開されていることから、授賞式で話すという「ポジティブなメッセージ」を選んだ。  授賞式にはペレス大統領も出席。式の前に「僕は14年前に『ノルウェイの森』を読んだ」と言われた。しかし、「スピーチの途中から最前列に座っている大統領の表情がこわばってきました」。終わると、多くの

    kutakutatriangle
    kutakutatriangle 2009/03/09
    ネット上で全文翻訳が行われるなど一部で話題だった村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチ。そのスピーチの意図や真意を今までは原文の言葉遣いから想像するしかなかったため、このインタビューは貴重になるだろう。
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