寮生活を送りながら英語で授業を行うインターナショナルスクールが、各地で相次ぎ開校しています。来年以降には、英国の名門パブリックスクール2校も日本に進出予定。背景には何があるのでしょうか。 ※画像は、自然に囲まれたハロウインターナショナルスクール安比ジャパンのイメージ図(同校提供) 昨年4月、小学生を対象とした全寮制の神石(じんせき)インターナショナルスクールが、広島県神石高原町で開校した。設立のきっかけは、末松弥奈子(みなこ)理事長の息子が小3から10年間、スイスのボーディングスクール(寄宿学校)に留学した経験だという。「息子は大好きなスキーを楽しみながら充実した寮生活を送り、私は仕事に集中することができた。日本にもこういった初等教育の選択肢があった方がいいと思ったんです」 学校教育法の学校(1条校)だが、国語以外の授業はほとんど英語で進められる。現在は小1~4の24人が在籍している。中学