陰陽座がアニメ「バジリスク ~桜花忍法帖~」オープニングテーマ「桜花忍法帖」を含むニューアルバム「覇道明王」を6月6日にリリース。前作「迦陵頻伽」から約1年半ぶりのアルバムとなる本作は、このバンドの芯であるヘヴィメタルを高い純度で表現した作品に仕上がっている。 音楽ナタリーでは、リーダーの瞬火(B, Vo)、黒猫(Vo)、招鬼(G)、狩姦(G)にインタビューを実施。「陰陽座こそが覇道の明王であることを宣言するべきだと思った」という瞬火の意志を込めた「覇道明王」の制作プロセスを中心に、ブレることのないバンドのコンセプト、ヘヴィメタルに対する強い思いなどについて語ってもらった。 取材・文 / 森朋之 原点回帰ではなく、原点と共に進んでいる ──瞬火さんは以前から「バンドの活動は点ではなく線で捉えている」とおっしゃっていて。ニューアルバム「覇道明王」の構成も、前作「迦陵頻伽」の制作中には決まって