![元入管職員の弁護士が語る「入管職員の人権意識」、なぜ消えて失せてしまうのか - 弁護士ドットコムニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/604fba72cef8cc32784b8d9d4a5951acbd795641/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.bengo4.com%2Fnews%2Fimages%2F15546.png%3F1650935774)
「問題がある裁判官」に出会ったことがある4人の弁護士。彼らが出会ってしまったのは、どのような裁判官なのか。 2021年9月号の雑誌に概要版を掲載した匿名座談会(座談会はオンラインにて、2021年7月28日に実施)の完全版を3回にわけて掲載。1回目は、簡易裁判所や地方裁判所の裁判官、和解を強要する裁判官、事実認定に問題がある裁判官について、4人の弁護士の体験談などを紹介する。 ※写真はイメージ(Graphs / PIXTA) ●登場する弁護士 ※以下、本文中ではA〜D氏で表記 A弁護士(大阪弁護士会・57期) 主に刑事裁判で、被告人を最初から有罪と決めつけるなど、問題がある裁判官に何度も出会ってきた。刑事裁判での一番の敵は「裁判官」だと思っている。 B弁護士(大阪弁護士会・61期) 主に離婚に関する事件で、問題がある裁判官に出会ってきた。突然、裁判官にキレられたこともある。居眠り裁判官につい
集団的自衛権を行使するための安全保障関連法案の審議が大詰めを迎えている。この法案をめぐっては、6月25日の自民党若手議員の勉強会で、議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入をなくせばいい」との発言が出るなど、「言論の自由」が問題になっている。一方で、同じ日に別の自民党若手議員が開催を予定していた漫画家の小林よしのり氏を招いた勉強会は急遽中止になった。その理由として、党幹部からの圧力があったとも伝えられているが、「言論の自由」はどうあるべきなのか。小林氏に聞いた。 ●安倍独裁体制ができあがった ーーなぜ今回のようなことが起きたのか。 ひとつには小選挙区制がある。郵政民営化選挙の時、異論を唱えた議員を公認しないで、「刺客」を送り込んで落選させるということをやった。今の議員には、官邸からにらまれたら生き残っていけないという恐怖感がある。 若手議員も、とにかく、安倍総理にどうやったら気に入って
与党が7月15日にも、衆議院の特別委員会で採決する構えをみせている安全保障関連法案。この法案をめぐっては、多くの憲法学者が「憲法違反だ」と声をあげるなど、反対論が根強い。安保法案をめぐる政治の動向をどうみればいいのか。安保法案に異をとなえる漫画家の小林よしのり氏に聞いた。 ●安保法案は「従米法案」 ーー安保法案について、どう考えているのか。 ワシはそもそも改憲派で、いまの「自称保守」の連中よりタカ派だと思ってる。けれども、今の安保法案には反対しないといけない。それは、あの法案がひとえに「アメリカ」を向いているから。 政府があの法案を通したい理由は、「夏までにこの法案を通す」ってアメリカに約束したからです。あの法案を一番正確に言い表す言葉は「従米法案」。 戦争法案っていう表現は、的確ではない。これは、アメリカについてくためだけの法案だから「従米法案」で、だからダメだってワシは言ってる。 こん
サイバー空間の悪質組織「恒心教」(こうしんきょう)の攻撃対象になり、アダルトビデオ(AV)の購入履歴を晒された過去を持つ法科大学院生、石渡貴洋さん(27)。ひた隠しながら生きることもできたが、今回、実名で「ネットリンチ」の実態を告発した。「恒心教が悪いだけでなく、法整備の欠如も問題」という主張や、被害当事者となり初めてわかった「戦う気持ちすら持てなくなる」実感について聞いた。 ●社会に問題を顕在化させたかった ――公にするのが極めてはばかられる「AV晒し」も含め、実名で取材に応じた理由は? 主に2つあります。AVの件も含め、一度ネットに上がった情報は消せません。恒心教が使う掲示板などで、あれこれ言われるならば、自分からオープンにしてしまったほうが清々します。 昔から、冤罪事件に関心を持ってきました。高校のときには、足利事件で無罪判決を得た菅家利和さんに直接会って話を聞きました。最近では、袴
サイバー空間での悪質組織「恒心教」(こうしんきょう)に繰り返し誹謗中傷された石渡貴洋さん(27)。アダルトビデオ(AV)の購入履歴を流出させられる「最もきつい被害」を受けた裏には、警察の動きの鈍さがあった。一方、この「AV晒し」に対して、「あなたの評価は変わらない」と救いの言葉を向けたのは、意外にも女性の友人だった。 ●生活安全課に何度もお願いしたが・・・ 2019年10月中旬、石渡さんは、どうしようもなく焦っていた。当時、最もよく利用していたあるアカウントが乗っ取られるかもしれない危機にあった。 メールや写真、ネット通販の購入履歴などを完全に守るには、アカウントを削除するしかなかった。しかし、実行しようとしてもエラー表示が出てしまう。 後日わかったのだが、このアカウントを提供しているサービスは決済システムの移行期にあたり、一時的にアカウント削除ができないバグが起きていた。 このアカウント
アダルトビデオ(AV)の購入履歴をネットに流され、一時は自殺を考えた石渡貴洋さん(27)。彼を追い詰めたのは、サイバー空間の悪質な集団「恒心教」(こうしんきょう)だった。 恒心教は個人情報を晒すほか、日常的に施設への爆破予告をおこなうなど「犯罪行為」にも手を染めている。逮捕者を出しても活動がおさまる気配はない。石渡さんの被害事実などから、「ネットの闇」そのものと言える恒心教の実態を報告する。 ●爆破予告を繰り返す「恒心教」 今年3月上旬、恒心教と称する一人、大学院生の男性(当時23歳)が、強要の疑いで書類送検されたと複数のメディアが伝えた。報道によると、男性は昨年7月、高校生を脅して、「ネット上の掲示板に書き込まれた爆破予告を見た」と関係各所に通報させようとした疑いがある。 実はこの男性は昨年11月にも、警視庁に逮捕されたことがニュースになっている。このときは、ネット上の掲示板に高知県内の
昨年5月、女子プロレスラーの木村花さんが亡くなった出来事は、あらためて、誹謗中傷が個人を追い込む「ネットの闇」を明らかにした。その後、社会全体で問題意識は高まってきたが、いまだ個人情報を晒すなど、加害行為を繰り返す「集団」もいる。 その標的となった1人が、法科大学院生の石渡貴洋さん(27)だ。住所や電話番号にとどまらず、アダルトビデオ(AV)の購入履歴まで暴露され、「電車に飛び込む一歩手前」まで追い込まれた。 法整備に向けた議論が進む中、石渡さんは、被害実態を伝えたいと「ネットリンチ」の全容を実名告白した。 ●現実のものとは思えない「混沌」とした感情になった 2019年10月17日夜、石渡さんは都内の自宅に1人でいた。疲れていたが、目の前のノートPCから目を離せなかった。1カ月半ほど前から始まった、ネット上での個人情報晒しは、エスカレートしていた。舞台となっている2つの掲示板をチェックする
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