IT革命がうたわれた2000年に中学時代を過ごし、それからの20年をエンジニアリング、マーケティングに関わりながら過ごしたという、株式会社テレビ東京コミュニケーションズ 明坂真太郎さん。開発会社、SEO会社、求人メディアを経て、現在はいまだ絶大な影響力を誇るテレビ業界で働く。 本連載に登場する中では比較的若い世代だが、その圧倒的な経験値と物事を客観的に評価する姿勢には驚かされる。そんな明坂さんが、現職のテレビ局に入った背景には、自分の原体験が影響していた。明坂(あけさか)さんのキャリア変遷、仕事感についてうかがった。 Webが一般に普及してすでに20年以上が経つが、未だにWeb業界のキャリアモデル、組織的な人材育成方式は確立していない。組織の枠を越えてロールモデルを発見し、人材育成の方式を学べたら、という思いから本連載の企画がスタートした。連載では、Web業界で働くさまざまな人にスポットを
メンバーズの小野寺翼と申します。企業のソーシャルメディア運用担当者を対象に、「複数ソーシャルメディアの統合運用」をテーマに連載を担当しております。今回は「Instagram」の企業活用がテーマです。 Instagramをひとことでいえば、“画像や動画を使ったコミュニケーションを軸としたソーシャルメディア”です。スマートフォンで写真・動画を撮影・投稿・閲覧するため、Webサイトではなくスマホアプリが中核となっているのも大きな特徴です(PCブラウザからは閲覧のみ可)。 またスマホ利用が多い若年層、性別では男性よりも女性の人気が高い傾向があります。ジャストシステムによる調査では「10代の女性の半数以上がInstagramを利用している」というデータもあります。 参照元: 10代のスマートフォン利用に関する実態調査(マーケティングリサーチキャンプ)また2015年9月、運営元のFacebook社が公
Webサイトのリニューアル期限が迫っているのに、打ち合わせが多くてスケジュール通りに進んでいない! なんてことありませんか。実は、サイトのリニューアル時にメンバーで、たった1回のワークショップをするだけで、打ち合わせの回数が劇的に減ります。そのワークショップの「進め方のノウハウ」を大公開! 住宅メーカー、リノベーション専門会社のサイトを集中攻略せよ!Webサイトをリニューアルするときに、一般的にどのくらいの期間がかかると思いますか。私の経験からお話しすると、リニューアルする規模にもよりますが、契約からリニューアル完了まで3か月程かかります。そのリニューアル期間に、月2、3回の打ち合わせを行います。ではなぜ、このように複数回の打ち合わせを行う必要があるのでしょうか。 たとえば、 リニューアルの目的が明確になっていない上司の意見と担当の意見にズレがあり、その調整をする必要がある自社のWebサイ
ファセットナビゲーション(Faceted Navigation)とは、サイトナビゲーションの種類の1つである。 さまざまな切り口(要素)でサイト内検索をしたりコンテンツを選んだりできる場合に、ユーザーに検索条件を入力させるのではなく、あらかじめユーザーに使いやすいだろう検索条件をサイト側が用意しておき、ユーザーはそれを選ぶだけでコンテンツを絞り込んでいける。こういった仕組みのことを「ファセットナビゲーション」「ファセット検索」と呼ぶ。 「ファセット(facet)」は、物事の側面や切り口の意味。ファセットナビゲーションは、サイト側で「こういった切り口で情報を探すのはいかがですか」と提示するナビゲーションとなる。 たとえばAmazonでは、本であれば大きく「和書ジャンル」「洋書ジャンル」に分けて、さらに「文学・評論」>「文芸作品」>「日本文学」などように細かなジャンルに絞り込んで検索できるナビ
Webはいつしか、人と人、もしくは企業やブランド間のコミュニケーションをフォローするメインストリームとなってきました。スマートフォン、タッチパッド、キオスク端末、ゲーム機などが世に輩出され、これまで端末ごとに完結していたサービスやデータ、情報もついにユナイトし始めました。Web業界においても、1つの流れがここで集結し、新たなステージへパラダイムシフトしています。そんななか、Web制作者のみなさんに伝えたいメッセージがあります。 Web制作の領域 と問われると、サイト構築ではコーポレート・ブランドサイト制作、ECサイト制作、ケータイサイト制作、プロモーションサイトやバナー制作などが挙げられます。さらに、メールマガジンなどのメールマーケティング、アクセスログ解析や市場調査、マイニングをはじめとしたマーケティングの分野も関係し、ブランディング、クロスメディア戦略、ビジネス戦略なども除外できません
短期間に被リンクが大量に増えるとペナルティ? (Link Spiel)短期間に大量のリンクを張ったために検索順位が17位から95位に急降下したというSEOフォーラムへの投稿を引用し、次のように注意を喚起している。 「リンクポピュラリティ」という考え方には、リンクの数、質、アンカーテキスト、関連性などあらゆる要素が含まれている。そのバランスを崩すような形でどれか1つの要素だけ大幅に変わると、順位付けアルゴリズムは要注意サイトだとしてチェックする。 検索エンジンは、コンテンツを追加したり、ソーシャルメディアで取り上げられたりもしていないのに、リンクが急激に増加するのは不自然だと判断するだろう(ソーシャルメディアで話題になったのならば同時にトラフィックも増えるはず)。確立された大きなサイトならいざしらず、小規模なサイトではバランスのとれたリンクビルディイングを目指したほうがいい。 小規模サイトで
今日は、プレスリリース(ニュースリリース)の書き方について。編集部には日々いろいろなリリースが届くのですが、なかには、かなりの破壊力をもって「リリースをチェックする気力」を失わせる、強烈なダメリリースがあるのです。そのいくつかを紹介しましょう。 ※2009-11-16 当初「仏の顔」などの「聖☆おにいさん」関連のネタを埋め込んでいましたが、元ネタを知らない人にはわかりづらいうえにネタとしても意味が薄かったので書き換えました。 Web担編集部では、インターネットマガジン時代からのリリース宛先を含めて、日々届くリリースをチェックしているのですが、IT/ウェブ/マーケ系なので、届くリリースの数は1週間に1000~2000件ほど。そんななかから、救いようのないリリースを、メールソフトの「ダメリリース」フォルダに保存しておくのが密かな趣味だったりします。 リリースのチェックにはあまり時間をかけられな
インフォキュービック・ジャパン基準でとの旨の断りがあるが、興味深いつぶやきだ。ブログにはエントリーしたくないと言いつつ、ツイッターで公開するのは愛嬌か。 ヤフーが被リンクのアンカーテキスト評価を下げた!? (ウェブマーケティング研究室)ターゲットとなるキーワードをアンカーテキストとしたリンクを集めるのは、高い効果が期待できるSEO施策の1つなのは、今さら言うまでもないだろう。グーグルでは特に顕著である。 しかし、この記事の調査データによると、ヤフーでは傾向が変わってきたように見えるとのこと。10種類ほどのビッグキーワードで、上位10位のサイトのバックリンクを調べたところ、アンカーテキストにキーワードを含んでいたのは、30%ほどだったそうだ。 もちろん本質的には、上位10サイトとそれ以外のデータを比べて見ないと意味がないのだが、1つの参考にはなるだろう。 携帯サイトのデザインで実現できないこ
Version 1.1 日本語版 (Web担当者Forum掲載バージョン1.0), 2009年 6月 7日公開 この記事は、米Googleのスタッフが作成したオリジナルバージョンの翻訳としてGoogleウェブマスター向け公式ブログで公開されたものを、Web担当者Forumの読者向けに編集して掲載するものです。 はじめにGoogle 検索エンジン最適化スターター ガイドへようこそ。この資料は当初、社内向けに作成したものでしたが、検索エンジン最適化 (Search Engine Optimization: SEO) にまだ馴染みのない方や、ユーザーと検索エンジンの双方に優しいサイトを構築しようとしているウェブマスターの方々にも役立つのではないかと考え、公開しました。 このスターター ガイドには Google の検索結果で 1 位になるための秘訣が記載されているわけではありません。でもここに書か
今日は、Webサイトを作ったらまずやるべきことのチェックリストを紹介しましょう。サイトは作るまでも大切だけど、作ってからのアクションも同じかそれ以上に大切。 すでにサイトを運営している人は、やってないものがないか確認してみましょう。 サイト運営日記をスタートする(変更点を日付と一緒にメモしていく)XMLサイトマップを作って更新内容が含まれるようにするGoogleウェブマスターツールにサイトを登録する → https://www.google.com/webmasters/sitemaps/XMLサイトマップを登録するURLのwwwあり/なしの統一を指定するサイトリンクの表示をチェックして調整(以降随時)Yahoo!サイトエクスプローラーにサイトを登録してXMLサイトマップを登録する → http://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/live Webmaste
訪問者の半数、5,000人が見込み客と考えてみよう。つまり、資料請求を増やすための大きな戦術としては、 直帰している訪問者のうち、見込み客になる人を帰らせないようにするサイトを何ページも見ている人が資料請求に進むようにするということになるだろう。 資料請求する人の気持ちのなかにある“警戒感”資料請求をする、というのを訪問者側の立場で考えると、どんなものになるだろう。一般的に資料請求はフォームを使って行われる。つまり、会社名、部署名、氏名、所番地、電話番号、メールアドレスなどを書き込まなければならないのだ。 物理的には資料を宅配してもらうために、所番地や電話番号も必要なのだが、もしかすると、ここで所番地を書いたがために、ダイレクトメールががんがん届くようになるかもしれない。電話での営業攻勢が始まるかもしれないのだ。個人情報の扱いが粗くて、どこかに漏れ出す危険もあるだろう。そう思うと、入力する
新しいインタビュー手法「コンテキスト調査法」事前に用意した質問項目を列挙したメモを片手にユーザーと面談する――そんな従来の「インタビューする人とインタビューされる人」という関係では、インタビュアーがどんなに深堀りしたところで、ユーザーによって要約された情報や断片的な体験しか得られない。そんな情報に基づいてWebサイトを設計しても、結局「これでは使いモノにならない!」とユーザーからダメ出しを受けてしまう。 私たちがWebサイトを設計するために把握すべきなのは、まだ加工されていない生の情報なのだ。すでに分析された情報には、それほど価値はない。なぜなら情報を分析すべきなのはユーザーではなく、設計者であるあなただからだ。 そして設計者は「ユーザーの声」ではなく「ユーザーの体験」を分析するべきだ。ユーザーの声は、すでにユーザー自身が分析した結果なので、もはやあらたな発見はない。一方、ユーザーの具体的
このコラムは、Web担当者Forumと「日経ネットマーケティング」「Markezine」各誌の編集長が、毎回共通のテーマでネットマーケティングを語るコーナーです。 第5回のテーマは「優れたWebデザインとは?」です。 他誌編集長のコラムも同時に公開されていますので、併せてご覧ください。 求められる、時代に応じた“つくり”「出会い」や「発見」の演出が重要になってきた(日経ネットマーケティング)デザインに取りかかる前に読み返したい言葉(Markezine)Web制作者の自己満足デザインなんて企業サイトには無意味なのさ!(Web担当者Forum)(この記事) 職業柄、「制作会社ってどこがいいですか?」とか「いいレンタルサーバーを教えてください」なんて聞かれることがあります。これって、意外と答えにくい質問なんですよ。というのも、予算とか期間とか用途とかにもよりますし、そもそも達成したい目的が何なの
Webサイト制作のスケジュールで、「原稿整理」や「校正」となっているタスクがあると思う。具体的には、クライアントやライターから受け取った原稿・素材が揃っているかチェックをしたり、原稿内の表記ゆれを統一する作業を行う期間だ。 これらの作業のうち、動的ページの原稿・素材が揃っているかのチェックはどの制作会社でも行うが、静的ページや表記ゆれのチェックには手が回らないことが多い。場合によっては、ほとんど行われない (管理されていない) ことさえある。 誰にでもできる原稿整理は、なぜ中途半端になるのか?原稿整理は誰にでもできる。プログラムは書かないし、Illustratorでデザインをするわけでもない。この誰にでもできるタスクが中途半端になってしまう理由を考えるためには、プロジェクト中盤以降の各タスクに優先順位を付けていったときのことを思い出してほしい。 スケジュールは遅れ気味で、開発は始まっている
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