ブックマーク / media-outlines.hateblo.jp (104)

  • Medium、5700万ドル調達――良質なブログプラットフォームはようやく収益化に向かうのか - メディアの輪郭

    ブログプラットフォーム「Medium」がアンドリーセン・ホロウィッツをリードインベスターとする資金調達を実施、その額は5700万ドルとのことです(Google VenturesやGreylock PartnersもシリーズAに続き参加)。Re/codeなどが報じています。増資前評価額は4億ドル。 アンドリーセン・ホロウィッツは2014年8月にバズフィードに対して5000万ドルの投資をおこないましたが、今回のものはそれ以上の規模となっています。 ページビューではなく読んだ時間に指標を置くMedium。毎週2万人以上が投稿し(意外と少ない)、2500万訪問数を記録しているようです。ミニマルなデザインのなかで良質なストーリーを読む場所としての完成度は高いので、あとは収益化の部分が課題でしょう。 すでにテックやトラベル、サイエンス、教育などさまざまな分野のメディア内メディアを立ち上げそのなかの一部

    Medium、5700万ドル調達――良質なブログプラットフォームはようやく収益化に向かうのか - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/09/29
  • 完成物でなくプロセスを売ろう――「コミュニティ」はメディアとエンタメ不況を救えるか - メディアの輪郭

    「『良いものをつくれば売れる(読まれる)』という時代が終わり、読者・ユーザーに『どう届けるか』という"コミュニケーションを編集する力"が問われる」 メディア関係者であれば手に取った方もいるかもしれない、雑誌『編集会議』の「編集2.0」特集扉ページでこのようなことが書かれていました。これからの編集とはどういうものなのかが、いろんな方の視点で語られていました。 濃いファンに濃い場所で濃いコンテンツを届ける このなかでまず気になるのは、「読者・ユーザー」という言葉。これがまさに延々と語られてきた紙とWebの違いでしょう。紙媒体(有料パッケージ)の場合は基的に対象が読者だったのに対し、Web(無料かつアンバンドル)では純粋な読者もいれば数え切れないほどのユーザーもいます。 コンテンツをどんどん消費してくれる人がいれば、大量のPVを獲得し広告による収益化を行うことが普通だと思います。その一方で、純

    完成物でなくプロセスを売ろう――「コミュニティ」はメディアとエンタメ不況を救えるか - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/09/24
  • プラットフォーム優位の時代、コンテンツ側はどう考えればよいのか? - メディアの輪郭

    川上量生さんが書かれた『鈴木さんにも分かるネットの未来』(岩波新書)を読みました。このはネットとはなにか、その真の姿や未来について書かれたもの。特に印象的だったのは、コンテンツ側がいかにプラットフォーム側と付き合っていくのかという点です(ほかにもテレビの未来やビットコイン、人工知能などについても述べられています)。 ネットのムーブメントも”まだ”テレビが起こす まず前提として、ネット時代には紙媒体と違い、制作から流通までのすべてのプロセスを持つことができなくなりました。端的に、流通部分におけるネットやプラットフォームの影響力が大きくなってきたからです。 ネットで従来のマスメディアのビジネスが危機を迎えている根的な理由は、独占していた情報の流通経路がネット企業に奪われ、情報の発信者としては個人とすら競争しなければいけないという完全自由競争のなかに放り込まれたからです(47ページ) それで

    プラットフォーム優位の時代、コンテンツ側はどう考えればよいのか? - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/08/16
  • 文章が書けない理由は「遅い」「まとまらない」「伝わらない」――ナタリーに学ぶ、"完読される"ライティング術 - メディアの輪郭

    「書くことはあとからでも教えられるが、好きになることは教えられない」 とても久々にライティングのを読みました。手に取ったのは『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』。著者はナタリー運営のナターシャ取締役の唐木元さん。コミックナタリーやおやつナタリー(現在は終了)、ナタリーストアなどを編集長として立ち上げ、現在はメディア全体のプロデュースを担当されています。 「書くことはあとからでも教えられるが、好きになることは教えられない」というナタリーの採用ポリシーがあることから、ライティングや記者経験のない人も多くいるのだとか。そういった新人に向けて唐木さんは「唐木ゼミ」という社内での新人向けトレーニングを繰り返してきました。 書けない理由は、「遅い」「まとまらない」「伝わらない」のどれか、もしくはそのすべて、と説く書を読むことで「書く前の準備」の大切さを改めて実感すること

    文章が書けない理由は「遅い」「まとまらない」「伝わらない」――ナタリーに学ぶ、"完読される"ライティング術 - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/08/14
    文章が書けない理由は「遅い」「まとまらない」「伝わらない」――ナタリーに学ぶ、"完読される"ライティング術
  • 日本ではなぜWeb専業のジャーナリズムメディアが生まれないのか? - メディアの輪郭

    最近、「日ではなぜWeb専業のジャーナリズムメディアが生まれないのか」と聞かれる機会がありました。難問というか、答えられたらこんなブログはやっていないわけですが、いろいろ考えてしまいました。 ただよくよく考えてみると、海外でもピューリッツァー賞を獲得したことがあるのは、ハフィントンポストやプロパブリカ、InsideClimate News、The Center for Public Integrityあたり。それ以外の有力なオンラインジャーナリズムメディアというと、ポリティコやテキサストリビューン、ファーストルックメディアなどはありますが、意外と少ない印象です。 Webかジャーナリズム、どちらかしか知らないバランスの悪さ こういうアメリカのメディア状況と見ると、テクノロジー企業とメディア企業の近さと、紙とWebメディア間での人材移動、ジャーナリズムや調査報道への理解などはポイントになるの

    日本ではなぜWeb専業のジャーナリズムメディアが生まれないのか? - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/07/28
  • ノンフィクション・メディアが生き残るために必要なもの:流通への意識や新しい習慣・単位 - メディアの輪郭

    先日、『ネットと愛国』などの著書で知られ、最近では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞されたジャーナリストの安田浩一さんとお話する機会がありました。ノンフィクション誌『G2』(講談社)が今回の19号目をもって休刊するとのことで、同号に原稿を書いている2人で対談を実施したというものです。 「取材をしないネットメディアには、匂いや身体性がない」 安田浩一×佐藤慶一対談「ノンフィクション・メディアの意義・課題・希望」【前編】 「ノンフィクションで理念とビジネスを両立するには手数が必要」 安田浩一×佐藤慶一対談「ノンフィクション・メディアの意義・課題・希望」【後編】 ぼくは誌では、休刊に合わせて(?)「ノンフィクションを読まない24歳Web編集者がノンフィクション・メディアの未来について考えてみた」という"暴論"を12ページにわたって書きました。このなかでは、第19号の編集人にヒアリングをしたうえで

    ノンフィクション・メディアが生き残るために必要なもの:流通への意識や新しい習慣・単位 - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/06/01
  • これからの「いい情報」とは何か? 共有・アクセスできないような情報に漂う色気 - メディアの輪郭

    情報に溺れないためには、「欲しい情報は何か」を知ること 真似のできない仕事術を特集した『BRUTUS』2015年6月1日号を読みました。漫画家の小山宙哉さんやジャーナリストの田原総一朗さん、俳優の山田孝之さん、建築家の藤村龍至さんなど10名以上が取り上げられていました。 インタビューで重要なことについて田原さんが「想像を超える発言を引き出せるか」と言っているのはいつも体現していると思いつつ、情報術について語っている箇所も印象的でした。 どうでもいい情報に振り回されると情報に溺れてしまう。溺れないようにするには、まずは、"欲しい情報は何か"を知ることなのでは。そして、一次情報をたぐり寄せる。これに尽きる。(中略)一次情報を捕まえるのはいつも命懸け。だから面白いんです。(31ページ) 「共有できない、アクセスできない、意識的に閉じていく情報に色気を感じている」 高城剛さんらを教え子にもつことで

    これからの「いい情報」とは何か? 共有・アクセスできないような情報に漂う色気 - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/05/24
  • プラットフォームによる新しい指標づくりが重要ーー「Medium創業者エヴァン・ウィリアムズの7つの教訓」を読んで - メディアの輪郭

    WIRED.jpに掲載されていた「Mediumをつくった男、エヴァン・ウィリアムズの7つの教訓」という記事が非常におもしろかったです。月間MAU2500万人を超えるというこのプラットフォームでは「書き手と読み手のための最高のツールをつくること」を重視しているそう。 ここで挙げられている7つの教訓は、一つひとつ考えさせられるものでした。 アクセス解析は、最も知らなければいけないことを教えてくれない 人々が互いに話しかけるのを助けるのは、思ったより難しい しかし、人々が互いに礼儀正しくするのを助けるのは、思ったより簡単だ オンラインでの礼儀正しい会話を生むためのカギは、ソーシャルツールを適切なものにすることだ プラティッシャー(platform+publisher) 人々はより少ない読者に向けて発表するときに、より多くを書く 書き言葉は、最も影響力のあるメディア形式だ プラティッシャー「Med

    プラットフォームによる新しい指標づくりが重要ーー「Medium創業者エヴァン・ウィリアムズの7つの教訓」を読んで - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/05/23
  • Webメディアはスマホ時代にどのようにブランド構築していけばよいのだろうか? - メディアの輪郭

    先日、ニコニコ超会議2015に初参加してきました。きっかけは超言論エリアのミニブースでKAI-YOUさん企画のトークセッションに出ることになったからです。「Webメディアはニコニコ動画をどう捉えるか」「最近のWebメディアってどうなってるの?」という2つのテーマがあり、ぼくは後者に参加させていただきました。 超会議でWebメディアの仁義ある戦い勃発! CINRA、はちま、LIG、ニコニコの王らが徹底討論 「最近のWebメディアってどうなってるの?」というテーマでは、株式会社LIG 編集長の朽木誠一郎さん、株式会社CINRA代表取締役の杉浦太一さん、はちま起稿アドバイザーの清水鉄平さん、KAI-YOU代表取締役の米村智水さんとご一緒しました。 ぼくだけ(企業としての)メディアをもっていない身なので、タイアップ記事に関する姿勢や実情などについては話せませんでしたが、それぞれの媒体の違いなどおも

    Webメディアはスマホ時代にどのようにブランド構築していけばよいのだろうか? - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/04/27
  • 「メディアの輪郭」のつくりかた——リサーチをはじめた理由とこれまでを振り返る - メディアの輪郭

    (Photo by Aleks Dorohovich/Creative Commons Zero) 「メディアの輪郭」というブログを開始してもう1年半ほどになるようです。はてなブログの管理画面を見ていたら、ブログ作成日が2013年10月22日。これまでに300近くの投稿をしてきたとのこと。開始は同年11月12日。初日に以下にある3を投稿していることから、どこか力が入っている気がします。せっかくなので、自分の整理も兼ねて1年半をざっくり振り返ってみます。 ウェブメディアにおける「ブックエディター」という役職ーー急成長中のメディア「BuzzFeed(バズフィード)」、のキュレーション&レビューを開始 「要するに」がより求められるスマホ時代、アメリカの注目ブログ「ChartGirl」は一つの答えだ! 海外メディアについて知りたい時に必ず読むブログ7選(+最近気になったメディア関連記事25

    「メディアの輪郭」のつくりかた——リサーチをはじめた理由とこれまでを振り返る - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/04/02
  • ブログプラットフォーム「Medium」が新メディア「Bright」を公開——教育イノベーションを伝える - メディアの輪郭

    ブログプラットフォーム「Medium」が3月31日、新メディア「Bright」を公開しました。テーマは「Innovation in Education」、教育におけるイノベーションです。 We're proud to introduce Bright, a new pop-up publication about innovation in education and edited by @sarika008. https://t.co/2HIwT4kzLQ — Medium (@Medium) 2015, 3月 31 編集を担当するのは、課題解決型ジャーナリズムを提唱する「Solutions Journalism」に務めるSarika Bansal氏。ハーバード大学卒、マッキンゼー勤務やニューヨークタイムズでのインターンを経て現職という人物です。 ピンタレストが子どもたちの授業にもたらす

    ブログプラットフォーム「Medium」が新メディア「Bright」を公開——教育イノベーションを伝える - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/04/02
  • Webコンテンツの収益化には「多対多の関係性」が求められる? コンテンツではなく場に課金するという考え方 - メディアの輪郭

    先日、有料会員制のオンラインサロン・プラットフォーム「Synapse(シナプス)」を展開する田村健太郎さんにお話を伺いました。シナプスのサロンはフェイスブックグループでの主宰者や参加者とのコミュニケーションを体験できるというもの。月額1000円程度のものから1万円を超えるものまでさまざまなサロンが存在します。 (参考)「少人数向け有料サロンは、良質なコンテンツづくりと収益化の両立を実現する」---シナプス代表・田村健太郎氏に聞く、体験型コンテンツ消費の可能性と課題 コンテンツ単体での課金よりコアなファンに多く払ってもらうモデル 取材・執筆するなかで興味深いキーワードが出てきましたのでいくつか紹介。たとえば以下のような言葉が印象に残っています。 体験型コンテンツ消費と、場にお金を支払うという感覚がカギ 単価を上げ、少数のファンからお金をもらう仕組みのほうがうまく回るのではないか ユーザーの熱

    Webコンテンツの収益化には「多対多の関係性」が求められる? コンテンツではなく場に課金するという考え方 - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/03/22
  • バズフィードの新動向:ネコ写真共有アプリ「Cute or Not」公開、デーヴィッド・キャメロン英首相インタビュー - メディアの輪郭

    少し前の話題ですが、バズフィードが新アプリを出したことについてさまざまな海外メディアが取り上げていました。昨年からニュースキュレーションアプリを開発している噂がありましたが、なんとリリースされたのはネコのアプリでした。 「Cute or Not」はiOSアプリで、Tinder風にかわいいかそうでないかをスワイプで決めていくもの。ネコやイヌの画像を投稿することも可能です。これまでネコというのはバズフィードのキーワードであったので納得はいくものの、実験的なアプローチであり、メディアとしてはユニークな事例となりそうです。 BuzzFeed(バズフィード)がこれまでに掲載したネコに関する記事は「22,500」 バズフィード初となるテレビCMのテーマはやはり「ネコ」だった 2012年にバズフィードにおいて動物カテゴリーをつくったときから着想はあったとのこと。人気の画像なども記事に活用するということ

    バズフィードの新動向:ネコ写真共有アプリ「Cute or Not」公開、デーヴィッド・キャメロン英首相インタビュー - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/03/17
  • 動画キュレーションメディア「Upworthy」の年間売上は1,000万ドル超え——通常記事より閲覧・反応されるネイティブ広告プログラム - メディアの輪郭

    動画キュレーションメディア「Upworthy」のネイティブ広告プログラム「Upworthy Collaborations」がうまくいっているようです。Adweekによれば、2014年の広告売上はプログラム開始9ヵ月で1,000万ドル(約12億円)を超えたとのこと。 バイラルやキュレーション文脈で昨年あたりによく並べられたバズフィードは1億ドル超えなので、10分の1程度の売上です。Upworthyはオリジナルの記事制作はほとんどおこなわず、キュレーションとネイティブ広告プログラムに徹しているので、そこまで人件費などはかからないのかもしれません。 ただ、「海外メディア『BuzzFeed』と『Upworthy』のルーツとは?」という記事で紹介したように、アルゴリズムやエッジランクなどによって一面的な情報しか取得しなくなってしまうような「フィルターバブル」を問題意識として持っています。そのため、ニ

    動画キュレーションメディア「Upworthy」の年間売上は1,000万ドル超え——通常記事より閲覧・反応されるネイティブ広告プログラム - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/03/10
  • コンテンツやコミュニケーションの決定権が受け手にある時代、それでもメディアで人を動かしていくためには? - メディアの輪郭

    (Photo by Aleks Dorohovich/Creative Commons Zero) 「盲目的なメディア横断×リーチ拡大志向は誤り」 ブルーカレント・ジャパン代表の田哲也氏と、LINE株式会社 上級執行役員の田端信太郎氏による共著『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』というを読みました。1000人、1万人、10万人、100万人、1000万人、1億人、10億人それぞれの動かし方について書かれており、考え方など参考になることが多いです。 書冒頭のほうでは「盲目的なメディア横断×リーチ拡大志向は誤りだ」とあり、マスメディアの接触時間が減り、インターネットのそれが増加している現状が指摘されています。そういった環境下では、予算を多く持たない小さな事業者や個人にもチャンスが広がるということです。 また、コンテンツの接触について、決定権(編集権と編成権)が消

    コンテンツやコミュニケーションの決定権が受け手にある時代、それでもメディアで人を動かしていくためには? - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/02/24
  • ウェブメディアは熱さと愛の方向・深さがカギ? 情報があふれるなかで「わざわざ」読んでもらうために - メディアの輪郭

    (Photo by Tim de Groot/Creative Commons Zero) 「ブログで面白いのは、何かに対してものすごく『愛』があるか、『憎しみ』があるかがはっきりしている人」 「コンテンツよりプラットフォームの寿命が短い時代にメディアが求められること」という記事で、インフォバーンCo‐CEOの小林弘人さんと日経ビジネス プロデューサーの柳瀬博一さんの共著『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』を紹介しました。今回も少しつづきを。 まず紹介するのは、柳瀬さんの言葉。なにかの書きものが、熱量や愛をもって適切な方法を向いて発せられていると、動かされることが多いように思います。 柳瀬 すべてがつながっちゃった今、ブログなんかで面白いのは、ものすごく何かに対して「愛」があるか、「憎しみ」があるかがはっきりしている人で、俯瞰して解説しちゃうコラムってあまり面

    ウェブメディアは熱さと愛の方向・深さがカギ? 情報があふれるなかで「わざわざ」読んでもらうために - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/02/23
  • コピーできないウェブコンテンツづくりに必要な考え方とは? 『WIRED』創刊編集長ケヴィン・ケリーの視点 - メディアの輪郭

    (photo credit: Kevin Kelly — photo by Per Axbom via photopin) 雑誌『WIRED(ワイアード)』創刊編集長を務めたケヴィン・ケリー氏によるエッセイ25を収録した『ケヴィン・ケリー著作選集 1』を読みました。彼はLong Now Foundationの役員を務めていることもあり、長期的な視座をもちながら文章を書いており、インターネット/テクノロジーに関して、さまざまな示唆を得ることができます。 コピーできないものはなにか? その価値とは? 「無料より優れたもの」という章ではじまる書。コンテンツのコピーもあるネット世界では、コピーできないものが貴重で価値あるものになると唱えます。コピーできないコンテンツ、というのはメディアの議論でよく出てくる言葉。ケリー氏はその例として「信頼」を挙げます。理由は、時間をかけて獲得するものだから。

    コピーできないウェブコンテンツづくりに必要な考え方とは? 『WIRED』創刊編集長ケヴィン・ケリーの視点 - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/02/22
  • コンテンツよりプラットフォームの寿命が短い時代、メディアに求められること - メディアの輪郭

    (Photo by Matthew Smith/Creative Commons Zero) 『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』というを読みました。企業のコンテンツマーケティングを手がけるインフォバーンCo‐CEOの小林弘人さんと日経ビジネス プロデューサーの柳瀬博一さんの共著です。 オープンでフラットなウェブ世界が広がったと思いきや、クローズドな空間や濃いコミュニティを求めるようなこともよく見られるようになったいま、スマートフォンの普及とSNSの発展によって「原始時代2.0」が来ているのではないか、と説く内容はさまざまなジャンルの話が飛び交っていて刺激的です。あとがきでも書かれていますが、 このは古き良き時代と新しい時代が融合した編集入門です。いくつか印象に残っているところを紹介します。 情報があふれる時代、「文脈」で勝負していくことが重要 まず印象

    コンテンツよりプラットフォームの寿命が短い時代、メディアに求められること - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/02/18
  • 米ニュースサイト「バズフィード」、オバマ大統領インタビュー実施へ - メディアの輪郭

    (photo credit: Obama speaking via photopin) 米ニュースサイト「バズフィード」のベン・スミス編集長が2月10日、ホワイトハウスにてオバマ大統領にインタビューを予定していると、バズフィードがプレスリリースを出しています。サイト上でインタビューが公開されることに加え、バズフィードの動画部門「BuzzFeed Motion Pictures」が制作する動画でも大統領が登場予定とのこと。 バズフィードは2012年1月に政治メディア「ポリティコ」からスミス編集長を迎えて以来政治ニュースの報道に注力し、大統領選を追えるまでになりましたが、大統領に直接インタビューをおこなうのは初めて。インタビューに先立ち、メールやフェイスブック上でも質問を募っています。 ネコの写真まとめなどのバイラル実験からはじまり、社会的なニュースやビジネストピックをカバーし始め、いまでは2

    米ニュースサイト「バズフィード」、オバマ大統領インタビュー実施へ - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/02/10
  • 新しいニュースの遊び方・使い方とは? BBCがストーリー実験のためのプラットフォーム「Taster」公開 - メディアの輪郭

    (「BBC Taster」トップページより) BBCが最近、「Taster(テイスター)」というプラットフォームを立ち上げました。「味見する人/味きき役」を意味する名前の通り、実験やコラボレーション、新しいプロジェクトの感触を見るような場として活用するものです。 テクノロジーを活用することで、ストーリーをどのように伝えられるのか。オンライン、ラジオ、テレビなどBBC社内からさまざまなアイデアを探し、横断的なコラボレーションの実現を目指すようです。たしかに種類の違う媒体の人材やアイデアが交わることで、新しい伝え方の可能性は出てくるのかもしれません。 この新表現の実験基地とも言えるようなテイスターのページを見ると、すでに20個近くのアイデアが掲載され、試してみることができます(イギリスのみでしか利用できない場合もあります)。 たとえば、「Body Language」は、ボディーランゲージを用い

    新しいニュースの遊び方・使い方とは? BBCがストーリー実験のためのプラットフォーム「Taster」公開 - メディアの輪郭
    kynokb
    kynokb 2015/02/04