TechFeed Experts Night#11 「ついに来る!TypeScript5.0の新機能」

TechFeed Experts Night#11 「ついに来る!TypeScript5.0の新機能」
結論 type X = 'foo' | 'bar' | (string & {}); のように、文字列リテラル型の共用体型に | (string & {}) を付け足した型 X を定義します。X 型は任意の文字列を受け付けますが、IDE (Visual Studio Code など) で X 型の値を入力するときには 'foo' と 'bar' が自動補完の候補として提示されます。 解説 単純に type X = 'foo' | 'bar' | string; と書いてしまうと、共用体型の各要素がまとめられて、X は単なる string 型になってしまいます。{} 型は null と undefined を除く任意の値を受け付けるので、string & {} 型は実質的に string 型と同一なのですが、TypeScript 4.4 の時点では同一扱いされず、共用体型の各要素がまとめられ
CoffeeScript 辞めました はじめに こんにちは、CrowdWorks のジャンヌチームのエンジニア bugfire です。 CrowdWorks は歴史のあるサービスで CoffeeScript が利用されている箇所が大量にあります。 具体的には411ファイルありました。1 いまとなっては CoffeeScript を利用したコードを新たに書くことも少なくなり、改善するときに TypeScript で書き直されることも多くなってきました。しかし、個別に変換すると時間が掛かってしまうため、まとめて機械的に変換することにしました! 3行まとめ CoffeeScript より TypeScript の方に記述を移していきたい。 利用している Sprockets の CoffeeScript 変換コードを借用して全ファイルを変換しました。 確認は変換前後の出力 JavaScript コ
今、どんな技術が企業に人気なのかが少し垣間見えて面白いですね。 3. 「全セッション、永久保存版」イベントレポート記事にもスポンサーバナーを TechFeed Conferenceでは、「エキスパートのセッションが、ライブで消費されてしまうのはあまりにもったいない」という思いから、 「全セッション、永久保存版」とすることを決め、全セッション書き起こしを行うことにしました。 スポンサーを募ると決めたのは、そのずっと後の話。 ですが、ある時ふと「書き起こし記事にもスポンサーロゴを掲示すれば、より大きく役に立てるかも?」と思いつき、メニューに組み込むことにしたのです。 具体的には、イベントレポート記事の文中にスポンサーバナーを挟み込むような形で掲示します。 以前から、イベント前〜当日は、企業ロゴが参加者の目に触れる機会を作れても、イベント後は全然そういう機会がないことをどうにかできないか…と感じ
半年程前に、以下のような記事を書きました。 Denoでのフロントエンド開発に関して、ここ半年程でまた大きな動きがあったため、改めてまとめていきたいと思います。 Aleph.js v1.0.0のアルファバージョンがリリース Deno製のフレームワークであるAleph.jsのv1.0.0 アルファバージョンが公開されました。 現在、v1.0.0のリリースに向けて積極的に開発が進められています。 Aleph.jsやesm.shなどの作者であるJe Xia氏がDeno社に加わったこともあり、ここ半年で大幅に開発が進んでいる印象です。 また、Aleph.jsは元々はNext.jsに影響を受けたフレームワークという位置づけでしたが、ここ最近ではRemixなどのフレームワークの影響も徐々に受けているような印象を感じています。 ここでは、Aleph.js v1に向けて行われている大きな変更などについて解説
こんにちは。この記事は筆者が製作した ESLint 向けプラグイン eslint-plugin-import-accessを紹介する記事です。 このプラグインにより TypeScript プログラムに擬似的なpackage-private exportの概念が生まれます。JSDoc で@packageとアノテートされたexport宣言は、そのファイルが属するディレクトリの外からインポートすることができなくなります。 従来、TypeScript で可能なカプセル化の最大の単位は「ファイル」であり、ファイルからエクスポートしない変数はそのファイル(モジュール)の中に閉じている一方で、一旦エクスポートしたものはプロジェクトのどこからでもインポート可能になります。これでは不都合な場合がありました。 最近の具体的な例としてはRecoilが挙げられます。筆者の以前の記事では、Atom や Select
TypeScriptの主要な入力ファイルは .ts, .tsx, .mts, .cts ですが、JavaScriptファイル (.js, .jsx, .mjs, .cjs) も読み込んで処理することができます。JSDocによる型アノテーションを認識するため、生のJavaScriptでもそれなりに型をつけることができます。 本稿ではタイトル通り、TypeScriptのJSDocサポートでできることとできないこと (.ts でしかできないこと) をまとめます。 おことわり 本記事はTypeScript 4.4時点での実装状況に基づいています。なるべくソースコード中の関係する箇所を参照するようにしたので、今後の変更はご自分で検証してください。 (TypeScript Playgroundで試すだけでも有用です JavaScriptモードで開始できるリンク) JSDocの機能一覧・TypeScri
世の中の TypeScript コンパイラが大きすぎるので作りました。 ここで試せます。 jsx と jsx pragma のサポートもしたので、 preact も動いています。 実装方針 ビルドサイズ第一 とにかく軽量に mints自体が他のコードをビルドするときの速度ではない点に注意 現状、まともなエラーレポートが出ない。エラーメッセージをインライン化するとビルドサイズが増えるため。 空白行と型情報を落とすだけ ES5 への変換や commonjs への変換は実装しない enum と constructor と jsx のみ transform する特殊対応をしている 真面目な構文解析をしてない 例えば 1+1*2 のような binary expression は結合順を解析してない。型を落とすだけなら不要 prettier でフォーマットされたコードはコンパイルできるのが目標(空白行
今日リリースされた TypeScript 4.5 Beta の新機能として、標準ライブラリの差し替えが従来よりも簡単になるというものがあります。 筆者は TypeScript の標準ライブラリからanyを排除してより安全にしたbetter-typescript-libを開発していましたが、このたび TypeScript 4.5 に対応した v2.0.0 のベータ版を用意しました(2.0.0-beta)。 この記事では better-typescript-lib の簡単な紹介に加えて、TypeScript 4.5 の機能の解説やそれによって better-typescript-lib に起こった変化を紹介します。 better-typescript-lib について better-typescript-lib は、TypeScript の標準ライブラリをより型安全にしたものです。better
TypeScriptのProject Referencesを使ってソースコードを分割し、レイヤー間の依存関係を強制する サマリ Project Referencesを使うと、1つの巨大なtypescriptプロジェクトを、複数のプロジェクトに分割し、プロジェクト間の依存関係を整理することができる。これにより、例えば以下のようなことができる test/ ディレクトリで export しているテスト用の関数を、 src/ ディレクトリの本番用コードでは参照できなくする レイヤードアーキテクチャで設計しているとき、プレゼンテーション層で定義している関数を ドメイン層から参照できなくし、レイヤー間の依存関係を強制する また、プロジェクトの分割によりビルド時のパフォーマンスが大幅に改善する。 …と公式で書いているが、ビルド時の挙動を正確に把握しないとむしろ悪化するので、注意が必要 適切なプロジェクト
React TypeScript CheatsheetsCheatsheets for experienced React developers getting started with TypeScript
JavaScriptからTypeScriptへの移行プロジェクトが始動東川翔氏(以下、東川):「JavaScriptからTypeScriptの移行のプロジェクトに関して気を付けた点」について話していきます。 まず自己紹介です。東川と申します。新卒の2年目で新規旅行アプリの開発をしています。興味のある言語はTypeScriptやPostgreSQLです。最近はクライアントアプリケーションの構築にも興味があって、Next.jsに関してアドベントカレンダーを書いています。 今日お話しする概要ですが、マイクロサービスの1つをJavaScriptからTypeScriptに移行した内容をお話しします。状況ですが、新規の旅行アプリの開発が走っていて、マイクロサービス化された1つを除いて、画面やフロントサーバーのアプリケーションなどはTypeScriptで開発されていたんですが、一番大きなサービスがJav
こんにちは、クレイの正岡です。 コロナ禍が始まってから小学生時代以来のゲーム生活を送っています。ゲームボーイと呼んでください。 さて、今回は React × Typescript でコードを...
みんな好きな構成を好きなように入れれば良いと思ってるけど、自分が最近やってるやつを雑に紹介する。 シンプルなTypeScriptのプロジェクトを想定している。 npm install --save-dev eslint prettier typescript eslint-config-prettier @typescript-eslint/parser @typescript-eslint/eslint-plugin npm-run-all
技術部の外村(@hokaccha)です。 レシピサービスのフロントエンドを Next.js と GraphQL のシステムに置き換えている話 - クックパッド開発者ブログ という記事を書きましたが、この中で詳しく説明しなかった GraphQL のスキーマやクエリから TypeScript の型定義を自動生成する仕組みについて紹介します。 なお、今回紹介したコードは以下で試せます。 https://github.com/hokaccha/graphql-codegen-example-for-techlife GraphQL Code Generator を使った型生成 GraphQL のスキーマから TypeScript の型を生成するためのライブラリはいくつかあります。 Apollo GraphQL Code Generator などが有名どころです。今回はシンプルさや拡張性を考えて G
With API stabilizations, several large infrastructure refactors, the 1.0 release, and shipping the single most requested feature, 2020 brought a lot of action to the Deno project. Please fill out the Deno survey to help guide our development in 2021. Read on for Deno’s review of the year. January: Goodbye libdeno, hello rusty_v8 libdeno was a C++ library that facilitated an interface between V8 en
Qiita TypeScript Advent Calendar 2020 最終日の記事です。 TypeScript製の内部リンク取得ライブラリ「pathpida」 最近ちょっと話題になった frourio と aspida を開発したSolufaです。 Zenn初投稿を記念して、新作ライブラリ「pathpida」を紹介します。 と言っても完全な新作ではなく、初回リリースからもうすぐ1年が経ち月間DL数は1,000を超えています。自分が関わる案件だけで静かに検証を続け、ようやっと今週全面リニューアルして一般告知が出来るようになりました! pathpidaはNext.jsとNuxt.jsそれぞれのルーティング規約に最適化しているので設定不要で型安全に使うことが出来ます。 どんな問題を解決するのか 以下のように/post/1 に遷移するLinkがあるとします。 import Link from
今日発表された公式ブログの記事によれば、React17では新しいJSXの変換がサポートされます。これはどういうことなのか、我々にどういう影響があるのかをまとめました。 JSXの変換とは ほとんどの人は、Reactを使う際に以下のようなJSX記法を使っているはずです。具体的には次のようなもので、<div>のようなHTMLに近い記法がJSXです。 const Foo = () => { return <div> <p id="a">I am foo</p> <p key="b">I am foo2</p>> </div>; } これらは純粋なJavaScriptではないため、そのままでは実行できません。そのため、何らかの方法でただのJavaScriptに変換する必要があります。現代では、それを担うのはBabelやTypeScriptです。これらによって、上記のJSXを含むコードは次のように変換
Web上でグラフを描きたいケースはとても多いです。そしてグラフは単に1種類知っておけばいいわけではなく、用途に合わせて最適なものを選ばないといけません。一つのライブラリだけで行うなら、なるべく多くの表示パターンに対応したものを使うべきでしょう。 今回紹介するbillboard.jsは一般的なグラフであれば、大抵こなせる強い味方です。覚えておくと使える場面が多そうです。 billboard.jsの使い方 主なグラフについて紹介していきます。まずは円グラフ。 オンマウスに対応しています。他のグラフも同様です。 エリアチャート。 エリアレンジチャート。 棒グラフ。 バブルチャート。 複合グラフ。 ドーナッツグラフ。 ゲージグラフ。 折れ線グラフ。 折れ線グラフですが、途中線種を変えています。 レーダーチャート。 散布図。 曲線グラフ。 積み重ねの棒グラフ。 ステップグラフ。 グリッドライン。 横
TypeScirptの動向を少し熱心に追っている方ならば、8月頭にAnders HejlsbergさんがTypeScriptリポジトリに次のプルリクエストを出したことは記憶に新しいでしょう。 Assertions in control flow analysis これはTypeScript 3.7で導入される予定の機能で、関数の返り値の型宣言においてasserts x is T (xは引数名でTは型)という構文を書くことが可能になるというものです。 この機能はたいへん面白いのですが、誤った使い方をするととても危険です。そこで、この記事では、assertsという新しい型述語1を正しく使いこなせるように皆さんをガイドします。 3行でまとめると assertsによる宣言はTypeScriptにより正しさがチェックされるわけではありません。 よって、assertsを使う場合安全性を保証する責任はコ
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