政府は、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開き、海上自衛隊が導入するイージス艦に搭載される対空防衛システムに使われるソフトウエアなどを、アメリカ側に輸出することを決めました。 このソフトウエアは、イージス艦の周辺にいる船舶や航空機、飛来するミサイルの弾道などの情報を画像として表示するためのもので、去年、閣議決定された防衛装備移転三原則に基づいて、ソフトウエアが輸出の対象となるのは初めてです。 イージス艦を巡っては、海上自衛隊が、平成33年3月までに2隻を導入する予定で、日本製のソフトウエアを組み込んだイージスシステムが搭載されることになります。