アジア初開催となったラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は、ブレイヴ・ブラッサムズ(日本代表)が悲願の決勝トーナメント初進出を果たすなど、日本中を熱狂の渦に包んで幕を閉じた。 昨年12月11日に都内で行われた日本代表の感謝パレードでは、沿道にファン約5万人(主催の日本ラグビーフットボール協会発表)が詰め掛けた。大晦日にはNHK紅白歌合戦にゲスト審査員として登場したほか、お正月定番のCMに出演するなど、代表たちは年末年始もメディアに引っ張りだこだ。 ラグビーがマイナーなスポーツだった日本でこれほどまでに盛り上がるとは、誰が想像しただろうか。もちろん、強豪の南アフリカ代表相手に「史上最大の番狂わせ」と言われた勝利を収めた2015年大会も注目されたが、今回はそれをはるかに上回る勢いだった。
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