決済分野が金融業参入の入り口に プラットフォーマーが金融業に参入する際に入り口となりやすいのが、支払い、送金などのいわゆる決済業務だ。例えば、中国のモバイル決済を担う2大プラットフォーム、アリペイとウィーチャットペイは、ネット・ショッピング(電子商取引)のアリババグループと、SNSのテンセントがそれぞれ運営している。双方のグループ共に今や金融業に深く入り込み、当局が強く警戒するに及んでいるが、その入り口はスマートフォンで簡単に操作できる決済サービスだった。 日本でも、対話アプリのLINEは、スマートフォン決済のLINEペイを運営しているが、将来的にはスマートフォン上で簡単に保険、投資信託などの商品の取引ができることを目指しており、決済業務はその入り口と位置付けている。 このように、決済業務がプラットフォーマーにとって金融業参入の入り口となりやすいのは、本業との親和性が非常に高いからに他なら
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