多くの日本人選手がプレーするようになったこともあり、東南アジアのサッカーに注目が集まるようになっている。選手だけでなく指導者として日本から現地に渡る人々も増えている中で、タイで3シーズンプレーした経験も持つ元Jリーガー・木場昌雄氏が新たな挑戦をスタートさせている。Goal.comでは一般社団法人Japan Dream Football Association(JDFA)を設立し、Jリーグのアジアアンバサダーも務める木場氏に話を聞いた。(聞き手:永田 淳) ■簡単ではない東南アジアでのプレー ──木場さんは元Jリーガーとして初めてタイでプレーした選手でしたが、東南アジアでプレーする選手が増えた今の状況をどう感じていますか? 「今は日本人選手がたくさん行って、東南アジアのリーグが盛り上がっているという感覚をお持ちの方もいると思いますが、恵まれた環境でプレーしているのは本当に一部の選手だと思いま