人間の脳波を読み解くことで、映像を見て感じた内容を、1万個の単語(名詞、動詞、形容詞)で言語化する技術を開発したと、NICT脳情報通信融合研究センターが11月1日に発表した。形容詞に対応したことで、物への“印象”も分かるという。発話や筆談が難しい人が頭の中で考えただけでコミュニケーションできるなど、応用が期待できる。 研究グループは、1万個の単語を“点”とみなし、例えば「犬」と「猫」は近く、「猫」と「建物」は遠く――というように、意味な近さ・遠さを位置関係で表した「言語特徴空間」を作成した。 その上で(1)約2時間の映像を見た被験者がシーンごとに書いた説明文を1万個の単語に言い換え、言語特徴空間に描き入れたもの、(2)別の被験者にも同じ映像を見せて脳波を計測し、現れた脳波同士の関係性を図示したもの――を用意。(1)と(2)を対応付けることで、新たに計測した脳波でも、意味が近しい単語を推定で
ハーバード大が手がける昆虫ロボRobobee、今度は水中から羽ばたけるように2017.11.06 07:00 たもり また一歩、生き物に近づく。 泳ぐ能力、そして壁に止まる能力を身につけてきた昆虫ロボRobobeeがさらなる進化を遂げ、水中から羽ばたけるようになりました。 ハーバード大学が手がけるRobobeeは、昆虫から着想を得て開発しているロボット。研究者たちが新たに公開した動画では水面へと泳ぎ、空へと羽ばたく様子が収められています。 Video: Wyss Institute/Vimeo研究の第一著者であるYufeng Chen博士いわく「これは複雑な環境下を繰り返し進んだり通り抜けたりできる初のマイクロロボット」である今回のRobobee。空中と水中を行き来できるロボットの設計には課題が多く、従来のデザインから大幅に改良されることになりました。 数ある課題の中でも特に問題となったの
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