2011年03月10日 01:53 カテゴリサイエンス最前線〜環境 花粉症と温暖化 Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 今年もまた花粉症の季節がやってきました。日本人の約30%が患っているという花粉症ですが、アメリカでも5−10%の人が花粉症に悩まされ、その数はこの10年 で年々上昇しているのだそうです。アメリカではこの原因を、地球温暖化に影響により春先の花の開花時期が年々早まっていることと関連付け、そのせいで花粉 の飛散期間が長くなったからではないかとみる向きもあるようですが、これまではっきりとした根拠が示されたことはありませんでした。 そこで今回、米国農務省のルイス・ジスカ(Lewis Ziska)氏率いる研究チームは、北アメリカ全10ヶ所の測候地点におけるブタクサ花粉の飛散量と、気温や初霜の降りた日付などを1995年