バイオメトリックス(生体認証)は偽造と本人拒否がつきまとう 日経新聞記事 バイオメトリックス技術は有用な技術です。しかし客体としての人間の肉体を計測・識別の対象とするバイオメトリクス技術を、主体としての人間の意思行為である本人認証にそのままで応用できると考えるのは間違いです。客体の計測・識別と主体の認証は異なる概念であり異なる技術分野だからです。識別目的のバイオメトリックスは有用で是、認証目的のバイオメトリックスは誤用で非です。今回はこれまでとは少し違う観点から誤用の背景に切り込んで見たいと思います。 生体認証製品のカタログを見ると、本人拒否率0.1%以下・他人受容率0.01%以下などとそれぞれが単独で成立している性能であるかの如く表示されてケースが多いようですが、本人拒否率と他人受容率はそれぞれ単独で成立する性能ではありません。本当は「他人受容率を0.01%とするような閾値を用いると本人
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