このページではJavaの例外処理として、throwとthrowsについてご紹介しよう。 とても似ているが、それぞれで意味も使い方も違う。 例外処理を行う上で、どちらも知っておこう。 Javaの例外処理には「throw」、「throws」という処理がある。両方ともその名前の通り処理を「投げる」という意味だ。 名前は同じような「throw」、「throws」であるが、内容はだいぶ違う。それぞれの特徴をよく理解して利用していきたい処理だ。 まずは「throw」についてみてみよう。「throw」は例外を意図的に起こして、例外処理を行わせることができる。 例外を意図的に発生させるメリットとしては、以下サンプルプログラムのように、引数の値が望んでいるものでない場合に例外を発生させ、呼び出し元にエラーメッセージを返すことができるなどがある。 サンプルプログラムで処理を確認してみよう。
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