ケータイ・アプリは、今やごく一般的なものとなっている。しかし、各社で取り組み方に違いがあり、NTT DoCoMoのiアプリ(DoJa,Star)、ソフトバンク・モバイル(SBM)のS!アプリ(旧V!アプリ)は互換性を保ちつつ発展してきたが、KDDI auは方針転換が激しく右往左往しているように感じる。先日報道されたEZアプリの方針変更は、約8年をかけてもとの状態に戻ったと言え、混迷が際立っている。 1. 変遷するauのアプリ開発プラットフォーム 2001年秋モデルから、J2ME/MIDP(現Java ME)をベースにしたezplus(現EZアプリ(Java))により、auでアプリが作れるようになった。公式コンテンツプロバイダと非公式アプリ作者向けのプラットフォームで、公式プロバイダには電話帳等も操作できる特殊なAPIを提供しており、2003年秋モデルまでにPhase 1、2、3と進化した。
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