最新のOSやソフトウエアをインストールして触るのが大好きな筆者のような人間にとって、仕事と趣味の両面において日常的に欠かせない存在となっているのが「仮想化ソフト」である。仮想化ソフトなしでは本連載はもちろん、筆者が手がける技術検証系記事の多くが成り立たないか、執筆するのに相当苦労することだろう。それほどまでに重要なソフトとなっている。 ITpro読者の中にはご存知の人も多いと思われるが、仮想化ソフトとは、パソコン内に「箱庭」を作り、仮想的なパソコン(仮想マシン)を独立した存在として動作させることができるソフトである(写真1)。 仮想化ソフトとひと口に言っても様々な種類があるが、主に使われているソフトをざっくり分けると2種類に分類できる。一つは、仮想マシンの制御に特化した軽量なソフトウエアとして、物理パソコン上で直接動作させる「ハイパーバイザ型」と呼ばれるタイプ。もう一つは、Windowsを
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