Webサーバーで使うサーバー証明書の発行数が世界最多の認証局Let's Encrypt(レッツエンクリプト)は2024年7月23日、衝撃的な声明を発表した。サーバー証明書の有効性を確認するメジャーなプロトコル「OCSP(Online Certificate Status Protocol)」のサポートを終了する意向を示したのだ。
Webサーバーで使うサーバー証明書の発行数が世界最多の認証局Let's Encrypt(レッツエンクリプト)は2024年7月23日、衝撃的な声明を発表した。サーバー証明書の有効性を確認するメジャーなプロトコル「OCSP(Online Certificate Status Protocol)」のサポートを終了する意向を示したのだ。
技術系メディアの日経クロステック (xTECH) が 4 日に公開した「偽サイトもアドレス欄に鍵マーク、証明書を確認してフィッシング詐欺を見抜こう」という記事が問題になっているので共有したい (はてなブックマーク)。 問題になっているのは、現代では SSL の有無だけで本物かどうか判断できないため証明書の種類を見るべきだとする以下のような記述。 このうち詐欺で悪用されるのがDV証明書。「Let's Encrypt」という認証局では無料で発行しており、フィッシング対策協議会によれば、一部の例外を除いて大半のフィッシングサイトでこの証明書が利用されているという。大手企業が利用するケースは考えにくい。ブラウザーの証明書ビューアーで、発行者が「Let's Encrypt」ならまず詐欺なので用心しよう。
tl;dr 驚くべきハックにより旧Androidも引き続き証明書エラーなくサイトを閲覧できそうです いよいよ5/4に標準の証明書チェーンが切り替わります 前回までのおさらい Android7.1以前でLet's Encrypt証明書のサイトが見られなくなる Let's Encryptの証明書切替周りその後 Let's Encryptはルート証明書を自身(ISRG)の認証局のルート証明書(ISRG Root X1)に切り替えようとしています。現在は、IdenTrustのルート証明書(DST Root CA X3)が使われています。 正確に言うと、ISRGは新しい認証局なのでそのルート証明書の普及率も当然低く、中間証明書はIdenTrustのルート証明書でクロスサインされており、それが標準で使われています。標準がDSTになっているだけで、ISRGのルート証明書のチェーンの証明書も指定すれば今で
追記: その後の動きについて書きました → Let's Encryptの証明書切替周りその後 このサイトはLet's Encryptで証明書発行しているのでタイトルの件が気になったのだが、どうもあまり話題になっていない。恥ずかしながらSSL周り詳しいわけじゃないので、誤っているかも知れない。識者の意見を求む。 Let's Encryptが使われているサイトがAndroid7.1以前のバージョンで今年の9月29日以降見られなくなる可能性がある 延命策は用意されそうだが、それも来年の9月29日まで Let's Encryptのルート証明書切り替え計画に起因している Let's Encryptのルート証明書の変更 Let's Encryptはルート証明書を自身(ISRG)の認証局のルート証明書(ISRG Root X1)に切り替えようとしている。現在は、IdenTrustのルート証明書(DST
全く以て意味不明な誤謬がはびこっていた上に、やたら上から目線だったので、消火しておこうと思う。 そもそもSSL, TLSとは何か SSL/TLSは暗号化技術である。 SSL/TLSのデータ通信自体は対称暗号である。ただし、暗号化に利用する暗号鍵は使い捨てる。 Cipherはかなり色々使えるのだけど、だいたいはTriple DES (3DES)かAESが使われる。 その手順は <- HelloRequest -> ClientHello <- ServerHello <- ServerCertificate <- ServerKeyExchange <- ServerHelloDone -> ClientKeyExchange -> Finished -> ChangeCipherSpec <- Finished <- ChangeChiperSpec <-> Application Dat
Let's Encrypt でサーバー証明書を取得するために、 https://github.com/sorah/acmesmith を使わせて頂きました。 ありがとうございました。 また、作業をするにあたって https://blog.1q77.com/2016/02/acmesmith-1/ を参考にさせて頂きました。 ありがとうございました。 基本的に、上記ブログ及び README を見ると、 使用できました。 しかし、いくつかハマリポイントがあったので、 全体の流れを書きつつまとめていきます。 前提条件 https://github.com/sorah/acmesmith/blob/master/README.md#3rd-party-plugins でも言及されていますが、AWS の Route53 を使用していることが前提になっています。 Google Cloud DNS 等を
開発環境などのテンポラリな環境でSSL証明書を利用したい場合はLet's Encryptが便利です。Let's Encryptの証明書を管理するツールにはcertbotやlegoなどがありますが、それらは鍵や証明書をローカルディスクに格納するため、他のサーバで証明書を利用したい場合に鍵や証明書を安全に配布する仕組みが必要になります。また、発行済みの証明書が複数のサーバに分散してしまうと、有効期限やSAN(Subject Alternative Name)の更新に多大な手間がかかります。 そこで、acmesmithというツールを利用すると、S3などのストレージで鍵や証明書を一元管理できます。これにより、複数のサーバで証明書を利用する場合の運用がとても楽になります。 github.com 本稿では、acmesmithを利用して証明書を運用する方法を説明します。ここでは、Route53でドメイン
By Sean MacEntee SSLを用いたHTTP通信の暗号化を誰でも手軽に行えるようにするために立ち上がったのがEFF、Mozilla、Cisco Systems、Akamai Technologies、IdenTrust、ミシガン大学の研究者などで、これらのメンバーがHTTPS普及のためにスタートした取り組みが「Let's Encrypt」です。これまで手間がかかり金銭的な負担も大きいと言われてきたサーバー証明書の発行を無料で行えるようになるのですが、同取り組みはついにベータ版から正式版にサービスを移行しています。 Leaving Beta, New Sponsors - Let's Encrypt - Free SSL/TLS Certificates https://letsencrypt.org//2016/04/12/leaving-beta-new-sponsors.h
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