いつぞやの名刺交換会で名刺を交換した経営コンサルタントの人が、絶対に御社の役に立ちますから、時間を無駄にしませんから、一時間だけ、一度だけ、一度だけ、と下手くそなナンパみたいなラブコールを送ってくるものだから、先っちょくらいなら時間の無駄にならないかと思って面談した。ヤメときゃよかった。ま、そのときは相談に乗ってもらいたいこともないわけではなかった。新規事業の事業計画でちょっと悩んでいたからだ。その新規事業は、《新規事業アイデアを出せ》というボスから幹部クラスへの課題に対して僕が便秘気味の脳からひねりだしたものである。採用されても面倒くさいし(余裕がない)、手抜きなものを出したら失脚しかねない、という極めて厳しい条件下で、実現性は僅かながらあるがアホらしいので正気の会社ならやらないであろう、ふざけた事業アイデアを出したつもりだったが、なぜかボスの琴線に触れてしまい、「面白いから進めてくれ」
けものフレンズ2 先日、けものフレンズ2PV第一弾が満を持して公開されました。 今更ですので詳細は割愛致しますが、低評価が高評価の約10倍。 前作けものフレンズPV第一弾の割合が高評価が低評価の約50倍ですから、2に対しての荒れ模様が窺えます。良くも悪くもけものフレンズの視聴者層がインターネット全体に広がったのを感じますね。どちらにせよオタクは出来によってすぐ掌返す生物ですので、放送後にどういう評価に落ち着くか今から楽しみです。 それこそ初期の評価から180度扱いが変わった作品がけものフレンズでした。 恥ずかしながらアプリ版の時代から触れてはいませんので、最初期の話はできませんが、アニメけものフレンズに放送直後から注目していた人間の一人として、今回はアニメけものフレンズ初期のインターネット界を振り返っていきましょう。 具体的にどれが要因でどう広まったかを数値などで解説しているブログは氾濫し
かつて日本を代表するPCメーカー、そしてシステムインテグレーターの大手6社に数えられるNEC。それを退職した今、機密に触れない程度に、特に研究所の裏事情を説明していこう。おそらく製品部門は違う苦しみを抱えているだろうが、高額なボーナスもらってるんだから耐えてくれ。 IT音痴の研究所トップ私が入社したのは、研究発表でのいわゆる一本釣りだった。釣りあげた部門も、当時の研究に比較的近かったため、給料をもらいつつ研究ができる、という不純な動機があったのは確かだ。大手特有の研修体制も魅力に感じた。 雲行きが怪しくなったのは1年目の夏である。当時研究所のトップであるE氏による、研究発表の総評の場で「まだそんな研究していたのか」という発言だった。NECのシステムインテグレーションといえば、重要な事業の柱であり、事業部からの引き合いも非常に強かった。折しも、AWSが日本国内での事業が躍進し、オンプレミスと
IT業界の仕組みと偽装請負の闇を分かりやすく解説しよう:「多重下請け+客先常駐+偽装請負」のコンボで業火に包まれるな(1/3 ページ) 上流企業のエンジニアは、プログラミングを行わないって本当?――IT業界への就職/転職を考えている学生や若手エンジニアに贈る、エンジニアとして希望通りのスタイルで活躍するために知っておきたいIT業界の仕組みと慣習、そして自分に合ったIT企業の選び方。 ITエンジニアに憧れてIT業界に入ったのに、数年たつと「こんなはずではなかった」と後悔するエンジニアの声を聞くことがある。 理由はさまざまだ。単純に「入社した会社が合わなかった」という人もいるだろう。しかし体感では「IT業界の構造そのものに対する誤解によって生じたミスマッチ」が驚くほど多いように思う。 私も学生時代はIT業界の構造を正しく把握しておらず、業界に入って数年たってようやく、正しく認識できるようになっ
先日慶應義塾大学日吉キャンパスで行われた builderscon2018、最高のカンファレンスでしたね。わたしも「開発現場で役立たせるための設計原則とパターン」というタイトルで発表させていただきました。今回は恒例「実況中継シリーズ」として、プレゼンの再現をブログで行いたいと思います。 なお、過去の実況中継シリーズは前職の技術ブログにまとまっていますので、そちらからご覧ください。 それでは本編を開始したいと思います。 開発現場で役立たせるための設計原則とパターン アバンパート よろしくお願いします。 まず最初に簡単に自己紹介をさせていただきます。 先月転職をしまして、8/1からClassiという会社で働いています。妻と息子がおります。Scalaが好きですが、仕事ではRubyメインという感じです。 Web+DB PressやSoftware Designで何度か特集を書かせていただきました。と
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