男子児童らに提供された2月26日の給食の献立。メニューはごはん、牛乳、みそおでん、海藻サラダで、おでんの具材としてウズラの卵が入っていた=福岡県みやま市提供 福岡県みやま市教育委員会は26日、市内の小学1年生の男子児童(7)が給食をのどに詰まらせ、死亡したと発表した。献立のおでんに入っていたウズラの卵を詰まらせ、窒息したとみられるという。 【一覧】小さな子どもの誤嚥(ごえん)・窒息につながりやすい主な食べ物 市教委によると、26日昼に教室で給食を食べていた男児が吐きそうなそぶりをみせたため、担任の教員が背中をたたいたが、吐くことができず、自分で立っていられない状態となったという。隣の教室の教員らとともに心臓マッサージや人工呼吸を実施し、ドクターヘリで病院に運ばれたものの、死亡が確認された。 ウズラの卵は長さ3センチ、直径2センチで、これまでも給食でたびたび使われていた。市教委は当面、給食で