創業8年目にして、クラウド名刺管理サービスでトップシェアを誇るSansanの寺田親弘社長。徳島県の山間部に古民家を再生したオフィス「Sansan神山ラボ」を開設するなど、新しいワークスタイルの推進でも注目を集める。その経営を支えるのが、経営学者ドラッカーの著作。ことあるごとにドラッカーの至言を参照しながら、経営判断を下してきた。そんな実践から生まれた独自のドラッカー論を語る。第1回は「ドラッカーの思想は日本的」という説に反論する。 “マネジメントの父”とも呼ばれる経営学者、ピーター・F・ドラッカーの思想は、日本的経営と親和性が高いと、よく言われるそうです。 けれど、それって、ホントかよ!? と、私は思うのです。 稲盛和夫氏の大ファンですが… 社長になって8年目の若輩者ですが、その間、ドラッカーの全著作を幾度となく読みこみ、その至言を脳裏に置いて日々、自問自答しながら、会社経営をしてきました
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