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2008年11月14日のブックマーク (2件)

  • 知識は、誰かから一方的に与えられるものではない - 理系兼業主婦日記

    ニセ科学, サイエンスライティング | 似非科学対策としての「なんちゃって理解」を実現できないかを読んで。 あちこちに誤解を招く表現があるような気がします。  理論的に確立してないものをそれっぽい説明をつけて売ろうとするから、似非科学ビジネスは悪質なんだ。  わかってないならわかってないでいいのにね。よくわかんないけどこういう風に処理した水を飲んでたらウンコいっぱい出るようになったんですよー、で充分。 KoshianXさんの表現は、カルト商法のよく使うロジックではないでしょうか。つまり、“「なぜ」そうなるかは科学的には証明されていない”という論理のすりかえで、当に「そうなる」ことがそもそも証明されていない事実を隠蔽するものです。 ニセ科学ビジネスが悪質なのは、そもそも効果がない、あるいは効果があることが証明されていないものを、「効果がある」と「科学的に証明された」かのような装いで宣伝する

  • liber studiorum: モーツァルト効果は存在するか?

    茂木先生のインタビューがきっかけで、モーツァルト効果について調べてみました。 『現代のエスプリ』481の「モーツァルトは頭を良くするか」(宮崎謙一・仁平義明)という記事面白かったので紹介したいと思います。 細かな部分は飛ばして、これまでの経緯を記述したところを取り上げますので、研究の詳細を知りたい方は、実際の記事を当たってみてください。 発端は、「ネイチャー」(Nature)1993年10月14日号に掲載された、カリフォルニア大学アーヴァイン校のフランシス・ラウシャーとゴードン・ショーの研究グループによる「音楽と空間的課題の遂行成績」(Music and spatial task performance)だった。 この記事で報告されたのは、大学生たちに、モーツァルトの「二台のピアノのためのソナタ、二長調、K448」の第一楽章を十分間ほど間かせると、何も聞かせない場合やリラクセーション教示用