新年早々、茂木健一郎先生が私たちのような凡人の脳ミソをぶっ飛ばすような刺激的な発言をしていらっしゃいます。2009年混沌の先 バブルはひらめき、脳科学で読み解く経済危機 茂木 健一郎氏 脳科学をやっている立場からすると、ネットワーク構造で結びつけられた社会において、バブルの発生と崩壊は避けられないのです。 脳の中にもバブルがあって、一番時間的に短いバブルは0.1秒のひらめきです。これはバブルと非常に似たようなグラフが描き出されるのです。神経細胞の活動が「ビュン」と上がって下がる。 バブルのあの価格変動と全く同じです。その0.1秒の間だけ、神経細胞の活動が急激に高まって低下するのですね。そのことによってひらめきが起こり、新しい学習が生じます。 さすが、茂木健一郎先生です。 バブルを脳科学の言葉で説明すると言う独創性。 経済学や脳科学というジャンルの壁をものともしないスケールの大きさ。 ま