2016年7月末にアメリカのアトランタで開催されました、「Agile2016」の参加レポートです。 世界の最新のアジャイル事情、DevOps・メトリクス・テストに関する知見、および「モダンなアジャイル」について、少し踏み込んで説明しています。 みなさんのアジャイルの適用・活用のプラスになれば幸いです。Read less
![世界最大級のアジャイルカンファレンス報告:Agile2016参加レポート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/88175e3818bd70337377f817220da793a610c800/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.slidesharecdn.com%2Fss_thumbnails%2Freportofagile2016-160907000720-thumbnail.jpg%3Fwidth%3D640%26height%3D640%26fit%3Dbounds)
今回マイクロソフトの社内カンファレンスに参加するために、シアトルに滞在したが、以前からどうしてもやりたかった、マイクロソフト最高の DevOps チームを直接観察してみたいという夢をかなえてみた。 私はマイクロソフトの DevOps エバンジェリストだが、Sam Guckenheimerのチームの話は、本人の口と、プレゼンテーションと、アーティクル経由で理解したものに過ぎない。現場に行って本物を見てみたかったのだ。 だから、今回Samにお願いして、VSTS/TFSを開発しているMatthewのチームを観察させてもらった。そこで得たことを皆さんと共有しておきたい。 気になっていたSamの一言 VSTS / TFSの開発チームがいるビルにやってきた。ここにあのチームがいるのかと思うとすごくワクワクしてきた。一体どんなことを彼らはやっているのだろう。それと同時に、私が顧客訪問をSamと日本で行っ
私はソフトウェアの専門家としてお答えすると、ウォータフォールは何のメリットも無いというのが私の意見であることを共有しておきたい。そういう意見に至った経緯をこのブログで書き留めて置きたい。 尚、これは所属会社の見解ではないことは明確にしておきます。 サム・グッケンハイマーの一言 私は DevOpsのエバンジェリストで、それ以前からアジャイル開発をかれこれ15年ぐらい実施し、導入の支援をしている。私はかつては、日本の環境の制約の中で如何にアジャイル開発のメリットを最大に引き出すか?ということを考えていた。 ウォーターフォールに対する立場も、真っ向から否定するものでもなく、現状もあるし、それに慣れている人もいるし、実際ウォーターフォールでも失敗しない人も居る。だから、人にウォータフォールのメリット・デメリットを聞かれた時も「変化しないものに関してはウォータフォールはいいのかもしれない」と回答して
「DevOps(デブオプス)」という言葉をご存知だろうか。ここ数年、IT業界でしばしば話題になるキーワードで、Dev=Development(開発)とOps=Operations(運用)が互いに協力しあい、ビジネス側の要求に対して柔軟かつスピーディに応じていくことを目指す考え方のことだ。 言葉で言うと簡単だが、これを実際に組織に適用しようとすると本当に難しい。なぜなら本来、開発と運用は与えられている役割が違うからだ。モノを作る開発とモノを動かす運用、求められるスキルセットも違えば、守るべきポリシーも違う。ビジネス側から見ればIT部門とひとくくりにしたくなるところだが、開発と運用の間にある溝は意外と深い。そしてその溝は埋めようとしないかぎり埋まることはない。 IT部門内の開発と運用の対立は企業にマイナス? ビジネスの世界でもセクショナリズムの弊害はよく語られるが、IT部門内のセクショナリズム
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