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ブックマーク / blog.tinect.jp (21)

  • 「あわない人」とは一緒に仕事しない、という鉄則。

    誰にでも「違和感のある人」の一人や二人、いるだろう。仕事をしていて「この人とは合わないな」と思う、あの感覚を持つ人だ。 そして、違和感のある人と働くのは大変なストレスである。「会社はお金を稼ぐ場」と割り切っている人と「会社は夢をかなえる場」と考えている人が共存するのは難しい。 少年野球チームで多いトラブルが、「勝ちたい」と考える人と「楽しく有りたい」と考える人の対立だ。会社も全く同じである。 さて、そんな時どうすればよいだろうか。そこには二つの考え方がある。 一つは、合わない人でも、自分の成長のために頑張って付き合ってみよう、という考え方。もう一つは、合わない人とは、そもそも付き合う必要が無い、という考え方だ。 そして私は後者に与する。 なぜ後者を支持するのか。それは「合わない人と無理して付き合う」ということが、質的に無駄であり、かつ、そこから得られるものがあまりにも少ないからだ。 もち

    「あわない人」とは一緒に仕事しない、という鉄則。
  • 「栄光の道」から外れて、あえて「自分を活かすキャリアダウン」を選ぶという行為について。

    漫画家の西原理恵子さんが、著書『女の子が生きていくときに、覚えておいてほしいこと』のなかで、こんな話をされていました。 六木にある外資系のステーキレストランに行ったら、受付からボーイまで全員美男美女。しかも、お客も外国人が多いから、全員英語が話せるんです。 東京って、美男美女で英語もしゃべれて、やっとこういう店で時給1500円くらい稼げるんだと思ったら、もうやんなっちゃう、どうしようって、泣けてきた。 今って、頑張ったことに対する対価があまりにも安いですよね。いくら才能があっても、対価が安いんじゃやる気がでない。そう言いたくなるのもわかる気がします。 確かになあ、見た目がよくて、英語ができて(といっても、通訳とか翻訳家レベルではないのかもしれませんが)、それでも時給1500円。 働いている人たちは、こういう高級店で働けることをステータスだと考えていて、英語を勉強していてよかった、と満足し

    「栄光の道」から外れて、あえて「自分を活かすキャリアダウン」を選ぶという行為について。
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2017/07/04
    別の経験の1万時間の掛け合わせ。大事だわ。そういう視点でこれから先のことを考える。
  • 小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった

    すいません、ちょっとものすっごい細かい話をしてもいいでしょうか。 しんざき、37歳。長男は9歳で小学4年。長女と次女は5歳の双子です。先日は父の日でウイスキーをプレゼントしてもらいました。大変美味しいです。 先日、長男の小学校の学校公開に行きました。学校公開というか、まあ平たく言うと授業参観なんですが、保護者だけでなく近所の人なんかも参観出来るので「学校公開」と呼んでいるみたいです。いわゆるオープンキャンパスですよね。 昔はあまり聞かなかった言葉だと思うんですが、最近はこういうやり方が多いんですかね? 長男は小4で、3年生からはそのままクラスが持ち上がりになっています。3年からの担任の先生のことをすごく気に入っているみたいで、「先生の授業面白いよ!」としょっちゅう話していたので、ああ相性のいい先生に当たれたみたいだな、良かったなーと思ってはいたんです。 で、先日その先生の授業を見て、えらい

    小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2017/06/28
    これはすばらしい!育児してきて僕は気付かなかった!
  • なぜ「おじさん」「おばさん」は、人生の下り坂に耐えて生きていけるのか。

    太く短く生きたい若者が、細く長く生きたい中高年層になる瞬間について 「あんまり長生きなんてしたくないんだよね。若い頃にしっかりと人生を楽しんで、太く短く40歳ぐらいで死ぬ方が、細く長く生きるよりも全然いい」 こういう事をいう若い人は結構多い。僕も若い頃はこんな感じの事をよく言っていた。 ところが働き始めた後、ある程度年配の方と接するようになってみて、この世に未練がある人が驚くほど多いという事がわかり非常に驚いた。 この人達に詳しく話を聞いてみると、この人達も若い頃は太く短く生きるのが理想だったけど、実際に自分が40~60になってみると昔は忌み嫌っていた細く長くの生き方に執着するようになってきたというのだ。 これは、私よりも一回り若い医師ブロガーの、高須賀さんによる文章だ。 アラサー時点の気付きを書き綴った文章として、共感できるものだった。たぶんだけど、この気付きだいたい当たっていると思う。

    なぜ「おじさん」「おばさん」は、人生の下り坂に耐えて生きていけるのか。
  • 昇給は、できるだけ小刻みに、不平等に行うこと。そうすれば従業員の幸福を長く保てる。

    もしあなたが経営者、もしくはマネジャー、管理職であれば、従業員の幸福度には関心を持たざるをえないだろう。 なぜなら、「幸福な従業員」は、高いパフォーマンスと関係があると、多くのエビデンスが示しているからだ。 幸福度の高い労働者ほど生産性が高いのか?(独立行政法人経済産業研究所) 実験室の中での研究や実世界で得られるエビデンスはいずれも従業員の健康に注意を払うことは企業にとって有益であることを示している。 幸福感は努力を促し、質に影響を及ぼすことなく生産量を拡大し、生産性が向上するようである。一時的な幸福感の上昇や根底にある幸福感の長期的な変化は生産性向上と関連している。 先日の記事においても、幸せな人でなければ、だれかを幸せにはできない、という話が述べられていた。 全くそのとおりであると思う。 “Happy people make happy horse.” 自分自身がまず幸せじゃないと、

    昇給は、できるだけ小刻みに、不平等に行うこと。そうすれば従業員の幸福を長く保てる。
  • 太く短く生きたい若者が、細く長く生きたい中高年層になる瞬間について

    「あんまり長生きなんてしたくないんだよね。若い頃にしっかりと人生を楽しんで、太く短く40歳ぐらいで死ぬ方が、細く長く生きるよりも全然いい」 こういう事をいう若い人は結構多い。僕も若い頃はこんな感じの事をよく言っていた。 ところが働き始めた後、ある程度年配の方と接するようになってみて、この世に未練がある人が驚くほど多いという事がわかり非常に驚いた。 この人達に詳しく話を聞いてみると、この人達も若い頃は太く短く生きるのが理想だったけど、実際に自分が40~60になってみると昔は忌み嫌っていた細く長くの生き方に執着するようになってきたというのだ。 この思考の変換点が一体どこに起因するのかをずっと考えていたのだけど、最近になってやっと納得いく回答が頭の中でえられた。 人は、残りの人生が下り階段のみで構成されると凄く命に執着するようになる生き物なのだ。 今回はその話をしようかと思う。 若者が楽観的なの

    太く短く生きたい若者が、細く長く生きたい中高年層になる瞬間について
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2017/06/13
    うなづける視点だった。きちんと受け止めておこうと思った。
  • チームの成果は「有能な人」ではなく、「最も無能な人」に依存する。

    あるソフト開発のエンジニアと話をした時、 「現場の改善活動」の話になった。 その方が言うには、 「社長の命令で、「やる気のある人」を中心に一生懸命、改善活動をしている。アイデアは現場にたくさんあるので、実行するのに結構忙しいんだけど、なぜか納期や品質が改善された感じがしない。なんでだろう。」 という相談をされた。 そして偶然、ほとんど同時期に、同じ相談を複数の会社から受けた。 「やる気のある人が頑張れば頑張るほど、全体として成果が出ない」という皮肉な状況。 これは何処の企業でも大変良く見られる状況なのだ。 「ザ・ゴール」というを読んだことがあるだろうか。 エリヤフ・ゴールドラット氏という、イスラエルの物理学者が著したもので、「制約条件の理論」について小説形式で解説されている。 非常に面白い、かつ役に立つ知識が収められているので、新社会人必携の書籍と言っても良い。 そして、こののテーマ

    チームの成果は「有能な人」ではなく、「最も無能な人」に依存する。
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2017/06/08
    なるほどって思った。自分の中でひっかかっていたことがひとつクリアになりました。ありがとうございます( ・ᴗ・ )
  • 長男の「遊ぼうって言って、断られたら違う子に話しかければいいんだよ」という言葉にいたく感心した話

    どうも、しんざきです。隙あらば風来のシレン4で浜辺の魔洞に潜り始めてしまう病気に罹患してから数年経ちます。浜辺中毒です。 長男はまだ小4なんですが、最近になって「塾に行ってみたい」と言い出しまして。しんざき奥様とも相談しつつ色々考えたんですが、折角人がやる気出してるんだし、ということで週二日で塾に通わせ始めました。 サッカーとの二足の草鞋は結構大変そうに見えるのですが、話を聞いている限りでは「学校の勉強とは全然違ってて面白い」らしいです。 時には難しい問題に突き当たって苦労することもあるようですが、人がやる気を出してる間は、フォローしつつ見守りたいなーと思っています。 で、最近、長男の言葉でいたく感心したことがありまして。身内褒めみたいになってしまって大変恐縮なのですが、ちょっと書き留めておきたくなりました。 仕事の後時間があったので、長男を塾に迎えに行った時の話です。 長男が通ってい

    長男の「遊ぼうって言って、断られたら違う子に話しかければいいんだよ」という言葉にいたく感心した話
  • 「モテ」「年収」「地位」を超える人生の幸福はもちろん存在する。でもその入手は、お金なんかより遥かに難しい。

    前回は幸福についての記事を書いた。 予想を遥かに越えて好評だったみたいで、筆者としては正直なところ非常に驚いた。 あの記事を読んでいない人も多いとは思うので内容を簡単に総括すると、幸福とは心身が健康である事をベースに、モテと収入と人間的尊厳が一定値以上に保たれている状態である、というのがその内容だ。 他人の活動を読み解く時、これらの視点から分析を行うと、結構面白い。 みんな口ではいろいろ言いつつも、大体これら三要素のどれかを獲得するのを目的に行動しているというのがよくわかる。 さて幸福というものがどういうモノを前提として成立するかは上記の通りだとして、次に問題となるとは幸福になったらその後は一体どうすればいいのかだろう。 当たり前だけど、幸せというのは人間の精神状態でしかない。それは1つの追い求めるべき目標ではあるけども、ゴールではない。幸福な状態にある上で、何をするべきかが人生の醍醐味で

    「モテ」「年収」「地位」を超える人生の幸福はもちろん存在する。でもその入手は、お金なんかより遥かに難しい。
  • 人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。

    僕は業で医者をやっているのだけど、こういう立場になってみると、健康というものがいかに人の精神状態にとって大切かという事がよくわかる。 どんなにお金があろうが、どんなにモテようが、その幸せを享受するための土台としての健康が損なわれていたらどうしようもない。 健康は人の基盤だ。くれぐれも自分の身体は大切にいたわってあげるべきである。 とはいえいくら身体が健康そうでも、あまり幸福そうでもない人がいるのも事実だ。幸せというのは手に入れるのが難しい。みんなが欲しがっているものなのに、それを手に入れている人の数は驚くほど少ない。 最近、様々な実例を観察した結果、人間の幸福についての概略図のようなものが頭の中でまとまってきたので、今回は幸福について書いていこうかと思う。 人間の幸福モデル 多くの場合、人の幸せは大体以下の図のような形で規定されている事が多い。 これだけだと何のことかわからない人もいるだ

    人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。
  • 善意で始めたとしても、ベーシック・インカムは強固な身分制を作り出す

    ここ数年、「ベーシック・インカム」という言葉を、随所で見かけるようになった。 ベーシック・インカムとは、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想(引用:Wikipedia)である。 報道に寄れば、すでに北欧で社会実験も始まっているとのこと。 2017年1月1日、フィンランドが国家レベルでは欧州ではじめて試験的なベーシックインカムの導入を開始した。 このプロジェクトでは、1月から2018年12月まで、無作為に選出された2000人の失業者に対して月に560€(日円にして約6万8000円)を支払うというもの。2年間の実験で、ベーシックインカムの導入が失業率の低下に影響をもたらすのかを調べるのだという。 近年、ヨーロッパを中心にベーシックインカムの導入の是非がたびたび議論されてきた。 ヨーロッパ諸国の社会保障においては、その制度

    善意で始めたとしても、ベーシック・インカムは強固な身分制を作り出す
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2017/04/28
    ちょっと進撃の巨人みたいな世の中になりそうと思った
  • 「優しい人は損をする」と言われて同意できなかったのは「優しさ」の意味が違っていたからだった。

    先日、部門ごとに昨年度の振り返りと今年度のスローガンをどうするか、話し合いが行われた。 今年度のスローガンを決めるにあたり、まずは部門のメンバーが1人1人考えたことを言っていったのだが、最後に言ったリーダー(取りまとめ役の人)の意見が興味深かったので、ここに書いておく。 私は人事部に所属している。リーダーは人事のメンバーから出た意見をまとめ 「一歩先を行く」 「言われる前に提案する」 が総意になるね、と言った。リーダー自身も同様のことを考えていたらしい。 「それで、“一歩先に行く”や、“言われる前に提案する”をスローガンに落とし込むためにはどんな言葉が良いか考えていて、なかなかピッタリな言葉が見つからなかったんだけど、最後に辿り着いた言葉は“ホスピタリティ”だったんだよね」 「ホスピタリティ?」 「そう。ホスピタリティっていうと(2013年の流行語大賞になった滝川クリステルさんの)『お・も

    「優しい人は損をする」と言われて同意できなかったのは「優しさ」の意味が違っていたからだった。
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2017/01/26
    ホスピタリティとサービスの定義の違い、自分もわかったようなつもりでした。それぞれに正確に訳される日本語ってないのかな。自分を犠牲にして相手に尽くすことと自分を犠牲にせずできる範囲で尽くすこと。
  • 妻が幼稚園の先生から叱られた、という話。

    娘が幼稚園から小鳥を預かってきた。教育の一環ということだが、かごに入っている、2匹のジュウシマツだ。 小鳥を飼った経験はなかったが、実際に見てみるとなかなかかわいい。時折ぴよぴよなくので、娘もお気に入りだ。 さて、このジュウシマツだが、一方ではなかなか世話がかかる。 ・毎日水を変える。 ・餌の小松菜を取り替える。 ・カルシウムを取らせるための石灰石(?)のような餌を与える。 ・かごと、周りに飛び散ったハネやフンなどの掃除をする。 生き物を飼うのは覚悟がいるな、と痛感させられる。そしてやはり大変そうなのは掃除だ。 その掃除用のツールも、幼稚園から預かってきていた。 そのうちの一つに、「ヘラ」がある。何の変哲もない、プラスチックのもので様々なところにこびりついた汚れを落とすために使うものだ。 そしてつい先日、その「ヘラ」がなくなってしまった、という話をから聞いた。 探し回ったのだが、どうやら

    妻が幼稚園の先生から叱られた、という話。
  • 効果のある教育訓練と、ムダな教育訓練のちがいとは。

    前職の頃の話。 入社したのは2001年、新卒としてだった。 上司は社内でも「鬼」と恐れられていた上司で、「新卒にコンサルティングなんぞできるわけがない」と最初に言われた。 「新卒にコンサルティングなんかできるわけがない。上が新卒を採りたいと言ったので、仕方なく引き取っただけだ」と、はっきりと言われた。 今考えれば、そのとおりだったのかもしれない。 それでもその上司は悪い人ではなかった。 「コンサルタントとしてここにいる以上、一定のパフォーマンスを出せないやつは客のところには行かせない」と、新卒と中途の差別は一切、しなかった。 全ては実力次第。 お陰で、20名ほどのグループの中で一人、中途採用のコンサルタントたちに混ざって勉強会に出席していた。 そして、その上司が企画する勉強会は、当に素晴らしくよくできていた。 何よりすごいのは、システマチックに人を短期間で鍛え上げる、そのやり方だった。

    効果のある教育訓練と、ムダな教育訓練のちがいとは。
  • 「自分がやりたいことをやることに寛容すぎる人」って、とても残念だ。

    初詣「ベビーカー自粛」要請で大騒ぎ 「差別」批判へ寺側の意外な言い分 (J-CASTニュース) この「ベビーカー問題」、ネットでかなり話題になっていました。 これが「排除」であるかと言われると、大人でも危ないような混雑時の初詣にベビーカーで出かけるのは、親としてはやめておいたほうが無難だと思います。それでも初詣したい、という子連れのファミリーに関しては、なるべく便宜をはかって、安全を確保してあげないといけないのでしょう。 しかし、こういう議論をみていると、日では「小さな子どもを連れていること」について、一部の親と周囲の人々との考え方のギャップが大きいのだな、と考えさせられます。 『 フランスはどう少子化を克服したか』(高崎順子著・新潮新書)のなかに、フランスの妊婦と乳幼児に対する社会的な扱いについて、こう書かれています。 誤解を恐れずに強い表現をすると、妊婦と乳幼児は、ハンディキャップの

    「自分がやりたいことをやることに寛容すぎる人」って、とても残念だ。
  • 「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話

    この記事を読んで、昔塾講師やら家庭教師やらを掛け持ちしていた頃のことを思い出しました。 AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか? これまでのところ、テストを受験した公立中学校生340人のうち、 約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、 約2割は、基礎的な読解もできていない ことが明らかになってしまった。 以前Books&Appsさんに寄稿させて頂いた記事でも触れたんですが、塾講師を「出来る子をもっと伸ばす」人と「出来ない子をなるべく救い上げる」人に分けたとしたら、私はもっぱら後者でした。 で、私が塾講師をやっていた頃も、「問題文を読解する」という段階で苦戦する子は何人もいました。 手前みそですが、上記記事からの引用です。 塾講師時代、子どもの「勉強わからない」に対処するうちに学んだこと 国語で印象に残っているのは、「そもそも数行以上の文章を、意味を

    「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話
  • 実は「好きなこと」よりも「得意なこと」をするほうが、ずっと人生は楽しい。

    つまらない仕事で一日のほとんどの時間を使い果たしてしまう人に向かって 「人生短いんだから、好きなことをしなさい」 というアドバイスをする方がいる。 それはもちろん正しい。 「苦痛な仕事を長年我慢してつづけた」という先にあるのは、平凡な結果と、会社への深い恨み、そして大きな後悔である。 定年まで勤め上げ、退職金をもらっていざ第二の人生……と思った時に、自分には何も残されていないことを知るのは、あまりにも残酷だ。 「成果は平凡でも、好きなことを仕事にして、毎日楽しく過ごしたい」と言う気持ちは、少しも責められるものではない。 やり抜く力「Grit」で知られる、心理学者のアンジェラ・リー・ダックワース氏は、次のように述べる。*1 若い人たちへ「自分が当に好きなことをしなさい」とアドバイスするのはバカげたことなのだろうか? 実はこの問題については「興味」を研究している科学者たちが、この10年ほどで

    実は「好きなこと」よりも「得意なこと」をするほうが、ずっと人生は楽しい。
  • 中間管理職になって初めて気づくこと。

    「管理職になりたい」という人、「管理職になりたくない」という人、世の中にはいろいろな人がいる。だが、「管理職はどんな気持ちなのか」について考えたことのある人は少ないだろう。 当然だが、管理職の経験者、すなわち人を使う立場になったことのある人は絶対数が少ないし、その中でも更に「真面目に管理職をやり、しかも成果をあげた」という人は更に少ない。 だから管理職については、「実際どうなの?」についての情報が少ない。 そこで、「実際、管理職になって初めて気づくこと」について少し書いてみたい。 一、部下は命令では動かない おそらく、殆どの管理職の方が最初に思うのが、これだろう。部下は決して命令するだけでは動かない。恫喝しても、減俸しても動かない。結局のところ人は、やりたくないことは決してやらない。 「ウチの部下、命令すれば動くよ。物わかりがいいから助かるよ」と呑気なことを言っている管理職も居るが、それは

    中間管理職になって初めて気づくこと。
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2016/10/28
    すごいわかる。結果的に僕は管理職のコースをやめて技術のコースに戻った。サラリーは同じようにあがっていく体系の会社だし。やる気のない部下のやる気をひき出すために頑張るって非生産的と思い僕には向いていない
  • 映画・聲(こえ)の形から学ぶ、より良い社会の方向性について

    「シン・ゴジラ」、「君の名は」と最近は邦画のヒットが続く。 そして一部の好事家の中で、それら2作よりも面白いのではないかと評判の邦画がある。聲の形である。 聲の形がどういう映画かを簡単に説明すると、高度の難聴を患った女の子を10代の五体満足の子供たちが自分たちの社会に、どうやってキチンと受け入れていくかという話である。 この映画は難聴という難しい題材を通して、社会がマイノリティを受け入れる意義について雄弁に語っており、様々な観点から非常に勉強になる。 以下、物凄くネタバレを含みつつ、聲の形が描く”より良い社会の方向性”について書いていくことにする(まだ映画をみてない人はさっさと見に行くが良し。恥ずかしながら僕は劇中に3回も泣いてしまった。それぐらいは面白い作品である) みんなが足並みを揃えることの難しさ この物語は健全な肉体を持つ小学校6年生の集団社会の中に、高度の難聴を持つ子供・西宮硝子

    映画・聲(こえ)の形から学ぶ、より良い社会の方向性について
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2016/10/28
    何かを切り捨てて手っ取り早く変化を起こすより、変化がじわじわとしか出てこなくても人として察しと思いやりを大切にしていつか良いことにつながっていくのだろうと信じて生きていたい。
  • 定番商品を疑ってかかったら新しいビジネスを見つけちゃった時の話。

    みなさん、お疲れ様です。 トップフラワーデザイナーにお花のオーダーメイドができるwebサイトを運営している、株式会社Sakaseruの広報部の小尾です。 このお花は、僕がとあるIT企業様へ送ったお花です。その企業様のサービスロゴをモチーフにしています。 花を贈るシーンというと、母の日やクリスマスなど個人へのプレゼントが思い浮かぶと思うのですが、実は法人のお客様にお花を贈るシーンも結構あります。 Sakaseruも当初は個人のお客様を想定していたのですが、3ヶ月くらい前から法人のお客様にも格的にお花を提供させていただいております。 その背景には、胡蝶蘭に対する僕の並々ならぬ想いがあります。 胡蝶蘭を贈っても誰も喜ばない事実 皆さんは胡蝶蘭という花をご存知ですか? 白くて蝶々の形をした素敵なお花です。 開店祝いや就任祝いなど、法人のお祝いごとに贈られる花といえばこの胡蝶蘭が定番なのですが、実

    定番商品を疑ってかかったら新しいビジネスを見つけちゃった時の話。
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2016/10/14
    素晴らしい。人の感動に触れるってほんと少しの気づきがキーになるんだなって思ってます。