東京の東部、墨田区は錦糸町駅のすぐそばに、昭和27年創業の老舗「セキネ楽器店」がある。5人も客が入れば窮屈になりそうなこぢんまりとした店内の壁の棚一面には、びっしりとカセットテープが詰まっていた。しかも、すべて演歌だ。ポップスやロック、クラシックなど、ほかのジャンルは見当たらない。 なぜいま、演歌なのか、カセットなのか。2代目社長・関根正己さんに話を聞いた。
昨夏、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会、コンピュータ・チケッティング協議会の4団体が、賛同アーティスト、フェス、イベントとの連名で、高額転売防止を訴える共同声明を発表して以降、ファンやアーティストを巻き込んだ形で、活発な議論が行われるようになった“チケット転売”をめぐる一連の問題。ヤフオク!、チケットキャンプといった、従来からチケットの転売に活用されているシステムに加え、6月1日には、上記の4団体が立ち上げた、利用者間でイベントチケットを2次売買できる公式チケットトレードリセール『チケトレ』が、正式オープンする。そもそも、“チケット転売”の問題の本質とは何なのか? その解決策はどこにあるのか? 『AKB48の経済学』(朝日新聞出版)などの著書もある経済学者・田中秀臣氏に話を聞きながら、いま改めて考えてみることにしよ
「安倍一強」、「自民党一強」が止まらない。このところ、森友学園や加計学園など、安倍首相を直撃する疑惑が相次いで浮上しているが、なおも強気の政権運営が続いている。それを可能にしているのは、自民党の選挙での異常なまでの強さである。 低下する絶対得票率 自民党は安倍晋三総裁の下、2012年の総選挙、2013年の参議院議員選挙(参院選)、2014年の総選挙、2016年の参院選と、国政選挙で4回連続の勝利を続けている。しかも、2度の総選挙で獲得した衆議院の議席率は、いずれも61%強である。 1970年代の与野党伯仲を乗り越え、保守復調と呼ばれた1980年代でも、50%台にすぎなかった。中曽根康弘内閣の時期、参院選とのダブル選挙で圧勝した1986年の総選挙でも58.6%の議席率であったことを考えると、最近の自民党の強さは歴史的な水準に達しているといえる。 しかし、拙著『自民党――「一強」の実像』でも指
中央省庁の次官・若手プロジェクトが5月に発表した『不安な個人、立ちすくむ国家〜モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか〜』というペーパーが話題になっています。 当機構代表の仁木もSNS上で見かけ、ざっと目を通したところ何となく違和感を覚えつつも、全体的にはポジティブな印象を持っていたところ、タイムラインに「時代遅れのエリートが作ったゴミ」と言い切る渡瀬裕哉氏(早稲田大学招聘研究員)の投稿が流れて来ました。 もしかすると、大学研究者でもあり、起業家としても経験を持つ彼の見解を訊けば当初感じた違和感が明らかになるのではと思い、突撃インタビューを敢行しました。 仁木 「急なインタビューに応じていただきありがとうございます。早速ですが、渡瀬さんは『時代遅れのエリートが作ったゴミ』と言い切っていますが、ネットでは全体的にポジティブな反応があります。なぜだと思いますか?」 渡瀬 「役所は約10年前から同
政府は、2020年度までに基礎的財政収支を黒字化するとした財政健全化目標を見直し、GDP=国内総生産に対する債務残高の割合に着目した、新たな目標を掲げる方向で検討に入りました。政府は当面、今の目標を堅持しつつ、来年度までに新たな目標を打ち出す方向で調整を進めるものと見られます。 しかし、内閣府の試算では今後、名目で3%程度の高い経済成長が続いた場合でも2020年度、8兆3000億円程度の赤字が見込まれ、政府内からも「目標の達成は困難だ」という見方が出ています。 一方、安倍総理大臣は少子高齢化が進む中で経済成長を持続するには生産性の向上が不可欠だとして、来月をめどに策定する経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる「骨太の方針」に、人材への投資に向けた具体的な施策を盛り込む考えを示しているほか、高等教育の無償化なども推し進めたい考えです。 こうした中、政府は今の財政健全化目標を見直し、GDP=国
ベストセラー『もてない男』の著書として知られる比較文学者・評論家であり、小説家としても活躍している著名人・小谷野敦。おすすめ5作品をご紹介します。 複数の顔を持つ作家、小谷野敦ベストセラーとなった『もてない男』の著者として知られる小谷野敦は、比較文学者・評論家・小説家と3つの顔を持ち、幅広い分野で活躍するマルチな才能の持ち主です。 彼は東京大学を卒業後カナダに留学しブリティッシュコロンビア大学で日本文学や比較文学を研究しました。川端康成の研究で知られる日本文学研究者・鶴田欣也の指導のもと留学中から多くの論文を発表し、各界の注目を集めていたそうです。彼は後の1999年、著書『もてない男』が10万部を超えるベストセラーとなったことで世間にも広くその名を知られることとなり、以降精力的に評論を発表し続けています。また小説家としても意欲的に活動しており、2010年には『母子寮前』、2015年には『ヌ
10歳の子どもたちの「2分の1成人式」の話に触発され、 『じゃあ、40歳の大人がちゃんと成熟した大人になれたかどうかの 「2倍成人式」があってもいいのではないか』と思い、 自戒を込めて「40歳ならこのぐらいはできてもいいんじゃないか」というチェックリストを作ってみました。 ●人の育成 ・子供であれ、友人であれ、後輩であれ、部下であれ、同僚であれ、あなたは今までどれだけの人が健やかに育てるように支援してきましたか? ●動機づけ ・あなたは、子供であれ、友人であれ、後輩であれ、部下であれ、同僚であれ、それぞれのやり方で動機づけ、気持ちよく物事に取り組めるようにしてきましたか? ●人の発掘 ・あなたは、今までにどれだけの人の可能性を見つけ出し、引き出し、それぞれの適性に応じたミッションと待遇が得られるようにサポートしてきましたか? ●傾聴 ・あなたは、子供であれ、友人であれ、後輩であれ、部下であ
以下に掲載する一部の教材等につきましては,平成30年(2018年)12月30日に発効しました「環太平洋パートナーシップ協定の締結及び環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律」による著作権法改正の内容(著作物等の保護期間の延長等)を反映しておりません。 当分の間,御迷惑をおかけいたしますが,掲載内容の更新時までしばらくお待ちください。 本改正の詳細につきましては環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律(平成28年法律第108号)及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律の一部を改正する法律(平成30年法律第70号)についてを御参照ください。 Web教材 対象者別の教材です。小学校,中学校,高校等の授業でお使いいただけるよう,教員向けの指導の手引きなどもご用意していますので,ご活用ください
法務省(ほうむしょう、英: Ministry of Justice、略称: MOJ)は、日本の行政機関のひとつ[4]。法の整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、出入国管理等を所管する[注釈 1]。 概説[編集] 法務省の石銘板 法務省の紋章として使用される五三桐 法務省旧本館(中央合同庁舎第6号館赤れんが棟)正門の五三桐(中央の金色部分)[注釈 2] 国家行政組織法および法務省設置法に基づき省の一つとして設置されている。任務は「法務省は、基本法制の維持および整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、国の利害に関係のある争訟の統一的かつ適正な処理ならびに出入国の公正な管理を図ること」である(法務省設置法第3条)。司法制度、民事行政(国籍、戸籍、登記、供託)、刑事、民事制度の企画、立案、検察、矯正、更生保護、行政訴訟、人権擁護、出入国管理、破壊的団体の規制、司法書士および土地家屋調査士に関することなど
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