SDGs目標6:「安全な水とトイレをみんなに」、世界の現状 持続可能な開発目標(SDGs)で定められた17の目標。その6番目は「安全な水とトイレをみんなに」。 日本ではきれいな水やトイレの利用で不自由することはほとんどない。しかし世界中を見渡すと、このような環境が整っている国は少数派である。 世界保健機関(WHO)によると、世界77億人のうち、下水につながったトイレを利用している割合は31%のみ。多くの人々は簡易トイレを利用している状況という。また、トイレにアクセスできない人々は世界中に20億もいると推計している。 下水処理されないトイレや野外排泄は、衛生・環境・健康面でさまざまな問題を引き起こす。水質汚染や悪臭にとどまらず、コレラ、A型肝炎、ポリオの蔓延につながるリスクがある。また不衛生な環境では寄生虫が増殖しやすく、下痢によって命を落としてしまうケースも後をたたない。下痢によって死亡す
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