ラーズ・ヌートバーは、「ホンモノ」だった。 日本とのつながりが報道されることが多いヌートバーだが、それより私は、セントルイス・カージナルスという優良組織で異例の「スピード出世」を果たしたこの選手が、いったいどれほどの選手なのか、そちらに興味があった。 本音をいえば、私は侍ジャパンのセンターには塩見泰隆か(彼はケガだから仕方がない)、近本光司がいいのではないか――と思っていたからだ。
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