いたわりの言葉が救いになることもある一方で、ストレスの強い状況下では、伝え方がうまくできないために傷つけ合ってしまうこともあります。災害時という特殊な状況での行動の仕方を、話し方・伝え方の見地からご紹介しますので参考になさってください。 不安なことが続いても、親が動揺していると子供も不安定になってしまいます。明るい言葉をかける他、笑顔を見せる、抱きしめるなどの非言語コミュニケーションを多く使いながら子供に安心を伝えてあげてください。抱きしめるという行為は、心のケアにもいいとされています。 被害の少ない場所にいる人も報道が気になるっても、テレビのつけっぱなしはやめましょう。視覚を使った情報伝達の影響力を考えると、子供に被災シーンを繰り返し見せるのは避けた方が賢明です。私達は言葉以外の部分でもコミュニケーションをとっています。行動や雰囲気からも多くの情報が伝わりますので、非常時の家族のルール(